「今日の富士山」カテゴリーアーカイブ

【2020年11月11日 今日の富士山】

おはようございます。
昨晩も冷えましたね。今朝も各地で氷点下の寒さでした。
そんな今日は澄んだ空に冠雪の少ない富士山がキレイに映えています☆
宝永山付近が薄く白くなっているのは雪なのでしょうか?
粉雪っぽく見えますよね。
どうやら昨日中腹にかかっていた雲が降らせた模様です。
日中は20℃前後まで気温が上がるので、一日の中での寒暖差が大きくなる日が続きます。
厚手のカーディガンや上着でうまく調整してお過ごしください☆
今日は11月11日!
記念日が45個もあり、10月10日に次いで2番目に多いです。
中でも、ポッキー&プリッツの日、麺の日、ピーナッツの日、チーズの日など食べ物に関する記念日が多くなっています。
この時期、冷え込みによって発生する霧。
この霧によって様々な食材がぐっと美味しくなっている事をご存知でしょうか?
雲海や朝霧の下でとれる野菜は甘みやうま味が凝縮するそうです。
例えば、京都の亀岡盆地などでとれる聖護院蕪(しょうごいんかぶ)。
甘みも強く、約15㎝と手のひらサイズのとても大きいカブです。
「京都三大漬物」のうちの一つ、「千枚漬け」などに使われています。
兵庫・丹波市の柏原地域はよく霧が発生し、冷え込む場所ですが、ここで育った自然薯はその名の通り「霧芋」と呼ばれています。
霧芋の最大の特徴は、随一ともいわれるその粘りにあります。
一方でアクが少なく芳醇な風味もその魅力です。
他の枝豆とは少し違った特徴を持つ枝豆は、「丹波の枝豆」。
その違いはどこにあるかというと、10月中旬ではまだ緑色をしていますが、季節が進むにつれ、色が黒く変わっていくのです。
お正月のお節料理に欠かせない黒豆は、こうして色が変わっていくことで生まれているのです。
ではなぜ霧によって野菜の甘みやうま味が凝縮されるのでしょうか?
盆地地形では、夜に温かい空気が宇宙空間に放出され逃げていきます。
これにより、冷え込みが強まるのですが、あまりにも逃げてすぎると氷点下になり霜がおりてしまいます。
しかし、丹波地方などは霧が多く発生し、この霧が「お布団」の役割を果たし、気温が下がりすぎず凍害を受けにくい状態にしてくれるのです。
そのため、より冷え込みが強まる季節までじっくり栽培することができ、朝霧のおかげで美味しくなると言われているのです。
関東から西は冷え込みで紅葉が見ごろになっていますが、紅葉と深いかかわりを持つ食べ物も。
それが「竜田揚げ」です。
竜田揚げと紅葉がどう関連しているのでしょうか。
その理由は、奈良県を流れる一級河川、竜田川にあります。
紅葉が進み、竜田川に落ちた紅葉の葉…その漂う様子が、醤油に漬け込んだお肉を揚げている様子に似ているということから、「竜田揚げ」と呼ばれるようになったと言われています。
天気と深いかかわりを持つ食材や食べ物は、案外身近にたくさんあるかもしれません。
美味しい旬の食材をモリモリ食べて、今日も元気に頑張りましょう!

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【2020年11月10日 今日の富士山】

おはようございます。
今日は冷え冷えの朝で冬らしくなってきましたね。
東京では今季1番の寒さを記録、全国でも3割の地点で今季最低気温を更新したそうです。
富士山も寒いのか、マフラーを巻いているようです。
頭の雪はあまり積もっていませんね。
今週は晴れ間が続く予報となっているので、急激に積もったりすることはなさそう。
よく晴れた日の朝は放射冷却が強まります。今週は朝の冷え込みと空気の乾燥に要注意!
季節が着々と進んでいる中、「伊豆の国パノラマパーク」では紅葉が見頃となる12月初旬まで“オータムフェア”を開催しています。
標高452mのかつらぎ山山頂から、紅葉シーズンの富士山と駿河湾を一望できる絶景を堪能でき、敷地内のボードウォークでは紅葉のトンネルが楽しめます。
平日限定ですが、静岡県在住の方ならロープウェイ料金が割引となるチケットがWeb販売されているので是非チェックしてみてください^^
GoToトラベル地域共通クーポン取扱施設となっているので、よりお得に楽しむことができます。
まだ油断できないコロナ対策とインフルエンザ対策を万全に、この時期にしか観ることができない紅葉と絶景を満喫したいですね。
休日の予定をたてつつ、今日も1日頑張りましょう!!
それでは今日は“はんこ”について書いていきます。
はんこと印鑑は意味が違います。
「ここに印鑑を押してください」は正しいのでしょうか?
日頃、「はんこ」と「印鑑」ということばを区別せずに使っていますが、じつは違います。「印鑑を押してください」と言われても、とくに違和感がないと思いますが、「はんこを押してください」のほうが正しいのです。
●「はんこ」とは、手にとって押すはんこそのものを指しています。正式には「印章」というので、「○○印章店」のようにお店では印章ということばを使うところが多いです。ちなみに、はんこは文書や本を版木・板木で印刷して発行する「版行・板行(はんこう)」が変化したことばで、はんこを漢字で「判子」と書くのは当て字です。
●「印鑑」とは、所有者のものであるかどうかの真偽を鑑定するために登録・届け出されたはんこの印影(はんこを紙に押したときの朱肉のあと)を指します。つまり、印鑑というのは、実印や銀行印などの印影のことです。印影の照合に使う台帳を「鑑(かがみ)」と呼んでいたことから、印鑑ということばができました。
一般的には、はんこ=印鑑という認識で使われることが多いのですが、厳密には違うわけです。
日頃使うはんこは、大きく分けて「実印」「銀行印」「認印」があります。
【実印】
実印とは、市区町村の役所に「印鑑登録」し、公的に認められたはんこをいいます。
【銀行印】
銀行印とは、銀行・信用金庫・信用組合などの金融機関に印影の届け出をしているはんこのことです。
【認印】
認印とは、登録や届け出をしていない個人のはんこのこと。荷物の受け取りや書類の確認などで使うことが多いはんこです。
捺印も押印も、はんこを押すことですが、じつは意味が異なります。
●捺印とは、「署名捺印」ということばの略で、「署名(本人が自筆で氏名を手書きすること)をしてはんこを押すこと」を意味します。
●押印とは、「記名押印」ということばの略なので、本来は「記名のある箇所にはんこを押すこと」を表します。しかし、記名とは署名以外の方法(代筆、ゴム印、印刷など)で氏名を記すことなので、転じて、氏名が記されていない場所にはんこを押す場合にも用いられるようになりました。
実印など大事な場面で押すはんこは、きれいな印影にしたいもの。
もし実印を逆さまに押してしまっても、印影がはっきりしていれば印鑑証明の印影と照合できるので効果がなくなるわけではありません。
でも、きちんと押したいですよね。そこで、はんこを押すときのコツをご紹介します。
1. 事前に、はんこが欠けていたり、朱肉やほこりが詰まっていないか確認しましょう
2. 朱肉を付け過ぎると印影がにじんだり、乾きにくくて汚れたりしてしまうので、力を入れず均一に付くようにします
3. 平らな場所に捺印(押印)マットを敷いて押します。マットがない場合には、紙やティッシュペーパーを数枚重ねて敷くと良いでしょう
4. 紙に対して垂直になるよう上から押します。力が弱すぎるとかすんでしまい、強すぎると紙が傷つくので、適度に力を入れます
5. はんこの中心で軽く「の」の字を描くように押し、ゆっくりと上に離すときれいな印影になります
印章は古代メソポタミアが発祥だと考えられています。
日本では、後漢の光武帝から授かったという「漢委奴国王」の金印が日本最古のものとして有名で、国宝にも指定されています。
しばらくはごく一部のみの文化で、奈良時代には公印のみが使われていましたが、平安時代に権力者に私印が許されるようになりました。
とはいえ、しばらくは印章よりも掌に朱肉をつけて押す「手形印」、自署を美しくサイン化した「花押(かおう)」、人差し指を画した「画指(かくし)」などが使われていました。
やがて、江戸時代に印章を押す慣習が広がり、明治時代に印鑑登録制度ができると、署名の他に実印を押すことが制度化され、実印や認印が普及するようになりました。
明治6年(1873年)10月1日に、公式な書類には実印を押すよう定められたことにちなみ、10月1日は「印章の日」になっています。

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【2020年11月7日 今日の富士山】

おはようございます。
週末の今朝の富士山です。
頭には大きな笠雲ができているので、次期に雨が降るサインですね。
今のところまだ降っていませんが、一面雲だらけ。
お出かけには不向きな一日です。
また、空気がかなり乾燥しているので肌や喉が弱い方は保湿をねんいりに行った方が良さそう。
朝より夜の方が冷えるそうなので、暖かい服装でお過ごしください。
今日からは二十四節気の「立冬」です。
まだ11月のはじめですが、暦の上では冬。
立春・立夏・立秋・立冬を合わせて「四立」といいます。
“立”には新しい季節になるという意味があり、それぞれ季節の節目を表していますが、二十四節気は中国が発祥。
中国の中でも黄河中流域付近の気候を基準としているので、黄河と日本では約1節気ずれが生じてしまうそうなんです。
中国のことわざで「立冬補冬、補嘴空」というものがあります。
立冬はその時期に収穫されたものを食べて栄養を補給しよう!という意味のようです。
この時期の旬の食べ物というと、「新そば」を思い浮かべる方も多いのでは?
夏に種をまいたソバは、太陽をいっぱい浴びて育ち、11月ごろに収穫されます。
そばは品種や育て方により、夏に収穫されるものと秋に収穫されるものに分かれますが、一般的に「新そば」と呼ばれるものは、香りや風味の強い秋収穫の方だけなのだとか。
立冬を冬の始まりと考えると、日本ではいまいちピンときませんが、寒い冬を乗り切るための冬支度の時期と捉えると良いかもしれません。
ちょうど「立冬」の期間である11月15日には、七五三が行われます。
七五三が始まったのは、子供が無事に育ちにくかった江戸時代でした。
数えの年齢で、3歳の男の子・女の子、5歳の男の子、7歳の女の子が節目を超えるたびに、無事に育ったことを神様に感謝するために神社に詣でます。
この11月15日に制定された理由は諸説あり、主な説は以下の5つです。
・第5代将軍・徳川綱吉が天和元年11月15日に長男徳松の健康を祈ったことが始まり
・旧暦の11月15日は「二十八宿の鬼宿日」と言われ、鬼が宿にいて出歩かない吉日とされていた
・旧暦の11月は作物の収穫を終えた時期で満月に当たる15日には収穫祭を行い、その際にこどもの健やかな成長と子孫繁栄を一緒に祈願した
・七五三をすべて足すと7+5+3=15になる
・11月15日をすべて足すと1+1+1+5=8で、末広がりの吉日
いずれにしても11月15日は特別な意味を持つ日取りで、縁起の良い吉日にこどもの無病長寿を祈った親の深い愛情が込められています。
日本では「冬至」にかぼちゃを食べるという風習があります。
しかし、日本には特定の何かを食べるという風習がありません。
二十四節気の起源であつ中国では特定の風習があり、南の地方では肉や魚、北の地方では餃子を食べます。
風習ではありませんが、最近では「立冬」を“あられおせんべいの日”や“鍋の日”と呼ばれていることをご存知ですか?
1985年に全国米菓工業組合が、新米のとれるこの季節にはあられ・おせんべいを楽しんでほしいという思いから、毎年立冬の日を“あられ・おせんべいの日”としました。
“鍋の日”は、2001年に食品メーカーのヤマキが制定。11月7日を「いいなべ」とした語呂合わせと冬に向かい鍋がおいしくなる季節であることから生まれたそうです。
そして実は、立冬の日は“ココアの日”でもあります。
毎年、冬の始まりである立冬ごろになると、ココアの食卓出現タイミングが急に増えるという調査結果があるため、立冬の日がココアの日に指定されたのだとか。
ココアはカテキンなど体にうれしい成分を多く含む飲み物。
おうちで飲むのも、仕事の合間の一息にも、お気に入りのカフェに飲みに出かけるのもいいですね♪
今年の立冬の期間中は、中国のこちわざに倣い、旬なもので栄養を補給し、来る冬に備えてみてはいかがでしょうか。

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【2020年11月6日 今日の富士山】

おはようございます。
今日は晴れ予報だったのに朝から曇り空。
薄暗い空の下に富士山を見ることができました☆
雪…昨日より減っているように見えますが…。
空が暗いから?そう見えるのかもしれないです。
明日からは立冬。暦の上では冬の始まり。
雨の予報なので冬らしく、また一段と富士山に積もりそうですね!
こんなに寒いのに沖縄では最高気温30℃の予想となっています。
11月に30℃到達は2008年以来だそうですよ。
同じ日本とは思えない気温差です。
そんなこんなで、今日は大安!何か良いことがありそうな気がします^^
週末に向けてラストスパート頑張りましょう!!!
それでは今日は“アパートの日”について書いていきます。
毎年11月6日は「アパート記念日」。
1910(明治43)年11月6日に東京・上野に日本初の5階建て70室の木造アパート「上野倶楽部」が完成したことにちなんで制定されたものです。
居住者は官公吏などの役人、さらに日本に滞在していた外国人の住居として使用されていたそうです。ほとんどが上流層だったとの情報もあります。また、昭和初期には「カナリヤ」という有名な童謡を作詞した西条八十(さいじょうやそ)が住んでいたとされます。
それまで日本に「アパート」という言葉は存在しておらず、英語のアパートメント(apartment)をもとにした和製英語となります。
日本初のアパートが誕生して、かれこれ100年が経ちます。
この間、社会はもちろん住宅を取り巻く環境も大きく変化。
戦後の住宅事情は劣悪な状態から始まり、アパートは木造で、施設を共同利用する狭い間取りの住宅といったイメージがありました。
現在は「賃貸物件」という意味合いで使われていることの多い「アパート」という言葉ですが、昔は分譲住宅についても「アパート」と呼ばれていました。
そんなアパートも昭和50年代以降は、建設の絶好調期を迎え、その勢いは平成に入っても、ハウスメーカー各社が高級賃貸アパート路線に踏み切ったことから、品質向上は格段にレベルアップして、今日に至っています。
賃貸住宅にはアパート、マンション、戸建てと3つのパターンがありますが、アパートといえば2階もしくは3階建てが主力で、入居者にとって賃料はマンションよりやや割安で入居しやすく、一方、賃貸経営者にとっては、建設費が鉄筋コンクリート造のマンションより安い分、建設しやすいといった位置づけとなっています。
構造的にはオーソドックスな在来工法(軸組)の木造モルタル造から、ツーバイフォー、軽量鉄骨構造と各ハウスメーカーの特徴を生かした多彩な商品が建てられています。
そして意外にも、同じ条件のRC造のマンションと木造アパートの家賃は、それほど大きな差が生じていません。
最近ではほとんど見かけることはなくなりましたが、かつては「下宿屋」といって個室だけを下宿人に提供するといったいわゆる「風呂なしアパート」というものも多く存在していました。
主に学生などが住んでいて、トイレや風呂、台所といった水まわりは下宿人が共同で使うような住み方であり、家賃の相場は安めでした。
現在はまだ、賃貸住宅には多くの問題があります。
特にファミリー層にとって心地よい住まいが足りていないことや、敷金・更新料といった地域ごと違うお金の習慣によるトラブル。
これから確実に増加する高齢者が、気持ちよく住める賃貸住宅が少ないこと。
それから、自治体から見た時、地域のコミュニティーから浮き上がっている賃貸に住む人たちを、地域とどう結び付けていくかといったことなども、大きな問題です。
更には、空室の増加や、家賃の滞納保証会社の業界の整備、といったことも。
こうした問題を一つ一つクリアしていく中で、今後は、あるいは賃貸住宅が、住宅のスタンダードに育っていくのかもしれませんね。

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【2020年11月5日 今日の富士山】

おはようございます。
今日も富士山はくっきりと見えています^^
相変わらず白い帽子をちょこんと被っていました。
だいぶ朝の冷え込みが厳しくなってきましたね。
この先も放射冷却や寒気の影響で冷える日がありそう。
日中は日差しの温もりが感じられるので、体感差が大きい1日となるそうですよ。
朝着込んでしまっても日中に暑くなりすぎないように、さっと脱げる上着やコートが役立ちますね。
ハロウィンが終わり、CMや雑誌などではもうクリスマス一色となっています。
ついこの前暑い夏が終わったばかりだと思ったのに。早いです。
週も後半なので、夜はゆっくりお風呂で疲れをとって良い睡眠をとれるようにしたいですね。
今日も笑顔を忘れずに頑張りすぎずいきましょう!
それでは今日は“チェアリング”について書いていきます。
コロナ渦で密かなブームとなっているチェアリング。
チェアリングとは、持ち運び用に軽量化された椅子を野外に設置し、そこに腰掛けて主に飲酒などをしながら過ごす造語です。
不特定多数の人が集まる場所を避ける必要のある状況ですが、散歩のときに椅子を持っていって、広くて人のいない場所を見つけたら、ほんの少しだけチェアリングして過ごすというのは、ありなんじゃないかと再注目されています。
「だったらそのへんのベンチでいいじゃん」と思われるかもしれませんが、自らが選んだ場所、空間を椅子によって切り取り、ひとときパーソナルスペースとする喜びは、やってみるとわかりますが、ベンチに座って酒を飲むのとはぜんぜん違います。
あと、単純に座り心地も段違い!
「装備を増やしすぎてキャンプにならない」ようにするのもチェアリングのポイント。
なので、軽めのイスを選ぶのが大事。なにより持ち運びに疲れません。
今は3,000円もしない折りたたみイスも売っているので、おサイフも痛みません。
開放感も味わえて、深いコミュニケーションも楽しい。中々にいいこと尽くし。
「街を自分のものにする」考え方の盛り上がりに、チェアリングはさらに花を添えてくれそうです。
チェアリング協会では、
1.他人に迷惑をかけない、騒がない
2.ゴミは持ち帰る、むしろ掃除して帰る
3.私有地に無断で入らない、公共の場を占拠しない
という注意事項を提示しています。
チェアリングのメリットは、考え事が進む、ぼーっとできる、環境がいつもと異なるので話も弾む、風景とご飯やお酒や読書などとの組み合わせが楽しい…などなど。
家飲みではなく外で集合するので、おうちが散らかっていても関係なく友人と会えます。
コンビニやスーパーで各自が好きなものを買うので、おもてなしの必要がなく気疲れもしません。
アウトドアテイストのすてきな風景は、最高に心地のいいものです。
野外でのチェアリングの前に、一度バルコニーでチェアリングをしてみましょう!
忘れ物の心配もなく、人目も気になりません。お手軽にアウトドア気分を味わえて、意外とやみつきになりますよ。
椅子に座って普段気にも留めなかった身近な風景をじっくり腰を据えて眺めてみるのもいいですよね。
日頃のモヤモヤとか、忙しさから解放されて、なんなら悩んでいたことも解消されそうです。
今週末にでも、友人や大切な人とのチェアリング、ぜひいかがでしょうか?

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【2020年11月4日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝の富士山は、一昨日の雨でまた雪が積もった模様。
頭の白さが復活です。
富士山にはやっぱり雪が似合いますね!
紅葉の赤と冠雪の白、空の青の揃った、いわゆる「三段紅葉」の楽しめる季節ですので、天気の良い日はドライブ日和ですよ♪
今日は、昨日と比べると気温が下がるところが多くなります。
寒い日が増えてきましたが、日毎の気温差があるので、服装が難しい時期ですね。家の中でも薄手の長袖で過ごせていたのが、だんだんと暖かい部屋着でないと肌寒くなってきました。
うまく調節して、晩秋のこの時期を乗り越えましょう!!
それでは今日は“体脂肪”について書いていきます。
「減らしたい!」と多くの人が口を揃える体脂肪。
しかし、体脂肪の働きや測定するタイミング、それに体脂肪率の基準値などはあまり知られていません。
体脂肪を減らす前に、まずは体脂肪について知っておきましょう!
体脂肪とは、その名の通り、体に貯えられた脂肪のことを言います。
体脂肪には消費されずに余ったエネルギー源を、中性脂肪というかたちで脂肪細胞に貯蔵する他、外部からの衝撃からカラダを守ったり体温を保持したりするなどといった働きがあります。
また、体脂肪は「皮下脂肪」と「内臓脂肪」に分類されます。皮下脂肪は皮下組織にみられる脂肪で、お腹(下腹)やお尻、太ももに付きやすいと言われています。また、男性よりも女性に多くみられ、内臓脂肪と比べてなかなか落ちにくいというのが特徴です。
一方、内臓脂肪は内臓周りにみられる脂肪で、男性に多くみられるのが特徴です。皮下脂肪と比べて落としやすいのですが、溜め込んでしまうと糖尿病や高血圧など生活習慣病を引き起こすリスクが高くなります。
体脂肪がどれだけあるかを把握するためには、体脂肪率を測定する必要があります。
体脂肪率をできるだけ正確に測定するには、測定するタイミングが重要です。では、どのタイミングで測定したらよいのでしょうか。
一般的に体脂肪率を測定する方法は、「インピーダンス法」と呼ばれるものです。これはカラダに微弱な電流を通して電気抵抗を測定し、そこから脂肪の割合を算出する方法です。筋肉や血液などは電気抵抗が少なく、それに対して脂肪は電気抵抗が大きいと言われています。
インピーダンス法を用いた体脂肪測定方法は、「体組成計」というかたちでスポーツジムだけでなく一般家庭でも広く普及しており、簡単に体脂肪を測定することができます。
しかし、このインピーダンス法は体水分量に大きく左右されますので、運動後や入浴後といった汗をかいた後や、食後などの水分摂取後の測定は避けた方がいいと言えます。
それでは、どのタイミングが測定するタイミングとして望ましいと言えるのでしょうか。汗をかいておらず、食後から数時間経過している運動前が測定するタイミングとして望ましいと言えます。
体脂肪率を適切なタイミングで測定したら、次に気になるのが測定した数値が基準値なのか、それを上回っているのかということではないでしょうか。
健康とされる体脂肪率の目安は、女性で20~29%、男性で10~19%と言われています。この数値内であれば問題ないのですが、これを上回っていると「肥満」という判定になります。
ちなみに肥満とは、脂肪が過剰に蓄積した状態のことを言います。
それではなぜ体脂肪が増えてしまうと良くないのでしょうか。おそらくほとんどの方が体脂肪を減らそうとする一番の理由として、「スタイルを崩したくないから」「お洒落が楽しめなくなるから」ということを挙げるのではないでしょうか。
もちろん体脂肪が増えると、スタイルという外面での問題をもたらしますが、それだけでなく内面的な問題も起こしやすくなってしまうからです。具体的には先程お伝えしたように、内臓脂肪が増えてしまうと、糖尿病や高血圧などといった生活習慣病のリスクも高くなってしまうのです。
体脂肪が増えてしまうとスタイルが悪くなるばかりか、健康面でも悪影響を及ぼしてしまいます。そのため体脂肪率が基準値を上回っている場合は、体脂肪を減らす必要があります。
体脂肪を減らすには運動が有効で、有酸素運動と筋トレを組み合わせて行うと効果的です。
有酸素運動は脂肪がエネルギーとして使われるようになるので、体脂肪を減らす運動として有効と言えます。一方、筋トレを行うと成長ホルモンが分泌され、それによって脂肪の分解が促進されると言われています。成長ホルモンを分泌させるには乳酸を蓄積させる必要があるので、それには中程度の強度で筋トレを行うようにします。
ここで体脂肪を効率良く減らすために重要なポイントは、必ず筋トレを行ってから有酸素運動を行うことです。なぜなら筋トレ直後は、脂肪が分解され始めるタイミングだからです。
そのタイミングで有酸素運動を行えば、直ぐに分解された脂肪がエネルギーとして使われるようになるので、より効率良く脂肪を燃焼させることができると言えます。
体脂肪をできるだけ正確に測定するには測定するタイミングが重要で、体脂肪率が基準値を上回っているとなぜ良くないのかということがご理解いただけましたでしょうか。
体脂肪について知っておくと、より効果的に体脂肪を減らすことができると言えます。
体脂肪が増えてしまうとどうなるのか、なぜ減らす必要があるのかということがよりはっきりと見えるようになり、体脂肪を減らすべき理由がより明確になるからです。
適切なタイミングで体脂肪を測定して現状を知り、効果的な方法で体脂肪を減らすように心がけてくださいね!

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【2020年10月31日 今日の富士山】

おはようございます。10月最後の今日も秋晴れとなりました☆
雲もなく、富士山全体の姿を見ることができました^^
紅葉し出してすっかり秋の富士山らしくなりましたね!
ハロウィンの今夜は、貴重な満月(ブルームーン)です。
仮装を楽しみつつ寒さ対策は万全に。
幸せになれるよう願いながら今夜の月を愛でてみてくださいね♪
週明けから天気はゆっくり下り坂。
季節がまた一歩進み、日中も秋のコートが欠かせなくなりそうです。
この週末のうちに、暖かい服装を準備しておくといいかもしれません。
今年もあと2ヶ月となりました。来月も気合いで頑張りましょう!!
それでは今日は“楓蔦黄”について書いていきます。
11月2日からは、七十二候「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」。
いよいよ、紅葉の季節がやってきました。
赤や黄に染まった美しい紅葉を楽しみにされている方も多いと思います。葉が色づきはじめた頃も控えめで美しいですが、見頃は色づきはじめてから3、4週間後といわれています。
七十二候の「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」は、蔦(つた)や楓(かえで)の葉が色づく頃。
毎年11月2日から11月6日頃に訪れる季節です。秋のハイライトである紅葉の季節には名前がつけられ、七十二候のひとつに数えられています。
楓蔦黄(もみじつたきばむ)。わかりやすくて、とても美しい名前です。
この頃になると、紅葉前線という言葉が聞こえてくるようになります。日本では、9月頃に北海道の大雪山(たいせつざん)から紅葉がはじまり、次第に南下していきます。この紅葉の移り変わりを「紅葉前線」と呼び、しばしば「桜前線」と対比して語られます。地域によって見頃は異なり、北海道と東北は10月頃、関東から九州は11月〜12月の初め頃が見頃だとされています。
葉が色づくことをひとくちに「紅葉」と呼びますが、正確には、葉が赤く色づくことを「紅葉(こうよう)」といい、黄色に色づくことを「黄葉(こうよう、おうよう)」と呼びます。そして、褐色に色づくことは「褐葉(かつよう)」と呼ばれるそうです。実は、こんなふうに分けられているんですね。
日本では全国に紅葉の観光スポットがあり、シーズンになると紅葉狩りに出かける人が多くなります。紅葉を愛でるならわしは、平安時代からはじまったとされ、今もたくさんの人の心に癒しをあたえてくれます。今年は、どんなふうに秋景色を染めてくれるのか、楽しみですね。
「あ。これは黄色いから黄葉だ。」とか「これはもしかして褐葉かも。」なんて思いながら見てみるのも、面白いかもしれませんね。
ところで、「もみじの天ぷら」をご存知でしょうか。
大阪の箕面では、もみじの天ぷらがお菓子として売られており、古くから伝わる伝統銘菓としてお土産にも人気があります。
さくさくとしてどこかかりんとうみたいな素朴な味で、とても美味しいそうです。
箕面へ行く機会があれば、ぜひ食べてみてください。
モミジとカエデの違いってご存知ですか?
実は植物の分類学上、カエデもモミジも同じカエデ科カエデ属の植物で、明確に区別されていません。
「じゃあモミジもカエデも結局一緒?」結論から言うとそういうことになります。
「○○モミジ」と呼ばれる樹木はカエデの一種です。
また、モミジとカエデを区別しているのは日本だけで、外国ではカエデ属の植物を全て「maple」と呼んでいるようです。
カエデは、葉の形がカエルの手に似ていることから「カエルデ→カエデ」となまって、その名が付けられたと言われています。
一方、モミジは「もみづ」という動詞に由来しています。もみづは、草木の葉が赤色または黄色になること。
そこから派生した「もみぢ」という名詞は葉が色づく様、または、紅葉そのものを指すようになりました。
つまり、モミジは特定の植物の名称ではなく、もともとは現象の名前だったわけです。
木々の紅葉も素敵ですが、フェンスや家の外壁を鮮やかに彩る蔦の葉も、紅葉した姿は非常に魅力的です。
ただ、全ての蔦が赤く色づくわけではありません。
秋になると美しく紅葉するのは「夏蔦」というもの。
冬の落葉時には、先に葉の部分だけが落ち、そのあと残った茎が落ちるというのが特徴です。
一方、冬になっても落葉せず、常に緑色のものを「冬蔦」といいます。育つ環境によっては赤みを帯びてくるものもありますが、ほんの少し色づく程度で、夏になれば色が戻るようです。
今年は、どこに紅葉を見に行こうかな。カメラを忘れないようにしなくちゃ。そんなことを考えていると、少し楽しい気持ちになってきますね♪

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【2020年10月30日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は富士山周辺に雲がかかっていたものの、姿を見ることができました。
しばらくするとまた雲の中へと隠れてしまったので、今日は富士山とかくれんぼをしているようですね。
もう富士山麗の方まで紅葉が広がっているそうですよ^^
富士山と紅葉を楽しむキャンパーで、ふもとっぱらは連日予約がとれないんだとか。
芸能人もわざわざ来るほどロケーションは最高のようですね。機会があれば行ってみたいです☆
明日はハロウィン。そして今年最小の満月です。
週末はよく晴れる予報ですので、夜は空を見上げてみてください♪
いよいよ今週で10月も終わりです。この時期、夕方以降は気温が急に下がります。
暖かい服装で風邪をひかないように気をつけてくださいね。
今日もラストスパート頑張りましょう!
それでは今日は“紅葉する木”について書いていきます。
古くから自然に自生するもの、中世以前に伝来したもの、近代や戦後に移入され、新顔ながら身近で親しまれるもの、中には古代からタイムスリップして復活したものなど、「紅葉する木」と言っても種類もプロフィールも様々。
国内の名所や海外の観光地へのお出かけは難しくても、身近な散歩道で見られる美しい紅葉の木をご紹介します。
●ハナミズキ(花水木 Cornus florida)は、北アメリカ東部原産の落葉小高木。ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属に属し、日本の山野に自生し、初夏に真っ白な総苞(がく片)が印象的なヤマボウシ(山法師)の近縁種で、別名アメリカヤマボウシとも言われます。
ハナミズキといえば、1912年、東京市(現在の東京都)の市長・尾崎行雄がアメリカ合衆国の首府ワシントンD.C.にソメイヨシノの苗木を寄贈し、その返礼として、アメリカ人に愛され続けてきたハナミズキの苗木が東京に贈られ、この後日本にもハナミズキが街路樹や公園の植栽として盛んに植えられるようになった、という日米友好のエピソードは夙に有名ですよね。
ハナミズキは、サクラの花の季節が終わってすぐの4月末から5月初旬ごろ、ピンクや純白の四弁の総苞をふわりと広げた花が印象的ですが、ディープレッドに染まる紅葉も美しいものです。
10月に入って気温が下がってくると、他の木に先駆けて色づいてきます。日当たりも環境も良い大きな公園では樹木全体が一気に赤く色づく場合がありますが、道路脇の並木などでは、葉は順次黄変・紅葉し、はらはらと次第に落ちていくので、カエデやイチョウなどと比べると、あまり注目されることはありません。これは、やはり早くから葉が色づき始め、晩秋までに徐々に落葉するソメイヨシノも同様です。それぞれサクラ前線、ハナミズキ前線がニュースになるほど日本、アメリカ双方の国民に花が愛されている花木が、こんなところで似た性質を見せること、花は一斉に開くのに紅葉・落葉は三々五々というのも面白い対比ですね。紅葉した葉は、一枚一枚それぞれが赤、黄、褐色の複雑多様な模様をなしていて、見比べるのも楽しいものです。
●カツラ(桂 Cercidiphyllum japonicum)はカツラ科カツラ属の落葉高木で、30メートルほどにもなります。幹はまっすぐに伸びてよく分枝し、灰褐色の木肌は表層の樹皮が薄くささくれて、独特の風合いを帯びます。自生では低山の森林に生え、兵庫県の山中には樹齢千年を超えるという老大木が知られています。
葉は薄く円形に近いハート型で、10月に入ると葉ごとに黄色から橙色に色づいて、やがてハラハラと散っていきます。在来の樹木では紅葉がもっとも早い部類に入ります。
カツラの落ち葉の何よりの特徴は、葉から独特の甘辛い香りがすること。それは綿飴のようだともプリンのようだともクッキーやざら目せんべい、大学芋のようだとも言われ、「食欲の秋」にふさわしい香りかもしれません。
この匂い成分はマルトール(Maltol)と言って、多糖類を加熱したときに発生する物質です。カツラの葉単体ではその匂いはせず、地面に落ちて土に含まれる菌類と化合することではじめてたちのぼるようになります。特に雨上がりなどの地面が湿っているときに強く香るので、公園などでカツラを見かけたら、ぜひ落ち葉を拾ってかいでみてください。
●ケヤキ(欅 Zelkova serrata)は、ニレ科ケヤキ属の落葉高木で、11月ごろ黄褐色から赤褐色に紅葉する、褐葉(かつよう)樹木の代表種です。
古くは槻(つき)の木と言われていたのが、中世から近世頃に「けやき」という名に変わりました(この名称変更についてはいずれ詳しく触れたいと思います)。西日本よりも東日本、特に関東地方と南東北の農村や住宅地に多く見られるのは、材が緻密で木目が美しく、主幹がまっすぐに伸び、成長も早いケヤキの優れた材木としての有用性に目をつけた江戸幕府が、江戸近隣の住民にケヤキの植樹を強く推奨したためと言われています。
また、戦後は都市や住宅地の並木道の植栽として盛んに植えられ、渋谷区の表参道や港区の欅坂のような都市だけではなく、立派なケヤキ並木をもつ町や団地が全国各地にあります。世界的に見ると、ケヤキの属するニレ科のセイヨウニレ(西洋楡 Ulmus glabra)はケルト語でエルム(elm)と呼ばれる聖なる木で、世界四大並木の一つとされているので、ケヤキが並木として愛されるのも当然と言えるでしょう。
最新の被子植物分類のAPG体系ではアサ科に分類されることになりましたが、もともとはケヤキと同じニレ科に属し、樹皮の質感や象の様な力強い根張り(地際付近の低幹)がケヤキと兄弟のようによく似ているエノキ(榎 Celtis sinensis)は、イチョウに優るとも劣らない鮮やかな黄葉種。目立って巨木化するため、街道の一里塚の目印の木ともなりました。丸くて赤い、見るからにおいしそうな実をつけることでも有名で、レンジャクなどの小鳥が実を好んで食べるために、ヤドリギの宿主としても知られています。ケヤキとは、葉がケヤキよりも厚くしっかりしていることで、容易に見分けられます。
●コナラ(小楢 Quercus serrata)はブナ目ブナ科コナラ属の落葉高木で、日本の農村の基盤となる里山の構成樹木の主役です。かつては貴重な食料源となったドングリを大量に供給し、その枝や幹は火力の強い優れた薪炭(しんたん)材、シイタケの榾木(ほたぎ)となり、樹液や葉は多くの生物の食料となって豊かな生命の森をはぐくみます。太い枝がよく分枝する樹形は木登りしやすく、かつての腕白やお転婆もよくこの木で遊んだ思い出があることでしょう。
長さ7~10cmほどの、緩やかな鋸歯のある葉は、晩秋、オレンジから赤褐色に紅葉し、かわいらしいドングリの落果とともに、散策の目を楽しませてくれます。ちょっとした疎林にもよく生えている、全国的に身近な紅葉樹です。
●サンカクバフウ(三角葉楓 Liquidambar formosana)は、江戸時代、享保年間に中国から渡来したフウ科またはマンサク科に属する高木です。「フウ」とは「楓」の漢音ですが、和訓では「かえで」、つまり「もみじ」の代名詞であるカエデと同じ文字になるのですが、いわゆるモミジカエデの仲間はムクロジ科なので、ややこしいのですがフウはカエデの仲間ではありません。
「三角」と名がつくように三裂した三又の葉が特徴。街路樹として、また公園の植栽にも盛んに植えられ、直立する雄大な樹形と、トゲトゲのある球形のかわいらしい集合果が印象的です。
●モミジバフウ(紅葉葉楓 Liquidambar styraciflua)は、別名アメリカフウ、北アメリカ南部が原産で大正時代に渡来したサンカクバフウの近縁種です。モミジバフウは、サンカクバフウのような三裂のものから、五裂、七裂と、葉の形が樹の上部と下部で変化する面白さがあります。こちらも公園によく植えられていて、身近で探せば見つかる品種です。
そして両種とも、10月末ごろから紅葉し始めますが、その葉色は黄からピンク→オレンジ→赤→紫と次々に変化し、また色もくすまず鮮やかで、虹を見るような鮮やかさです。美しい樹形と面白いかたちの実、そして七色に変化する紅葉。秋はフウの樹の魅力が存分に楽しめます。
紅葉を愛でる日本人の心とは、生物を慈しみ共生してきた民族性の反映のたまもの。
名所名木の保護にとどまらず、身近なわが町の樹木に感謝して大切にするにはどうしたらいいか、落ち葉が多くなる紅葉の時期を迎えて考えてみたいものです。

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【2020年10月29日 今日の富士山】

おはようございます。今朝は雲一つない快晴です!
もちろん富士山は全体をばっちりと見ることができました^^
雪の具合は昨日とさほど変わりありません。
青空バックの富士山はやはり美しいです☆
今週は毎日見ることができています。
もう少し寒さが増してくると、より鮮明に見ることができますね。
雪が積もってさらに美しい冬の富士山が楽しみです♪
さて、今日10月29日は旧暦で言うと9月13日にあたるため、今夜は十三夜です。
十三夜の月は十五夜の月とセットで呼ばれることも多く、旧暦8月の十五夜を「前の月」、9月の十三夜を「後(のち)の月」と呼んだり、2つの月を合わせて「二夜(ふたよ)の月」と呼ぶこともあります。
そして、片方しかお月見を行わないことを「片見月(かたみづき)」と呼んで、縁起の悪いものとされています。
「十五夜」は中国から伝わったものですが、「十三夜」は日本固有の風習で、豆や栗の収穫時期ということから「豆名月」や「栗名月」とも呼ばれます。
十五夜の月を見た方は、同じ場所で十三夜の月を見る方が良いそうですよ。
体調を崩さないよう暖かい服装でお月見を楽しんでください。
週も後半になると気づかないうちに疲れもたまってきます。
月末で忙しい頃ですが、頑張りすぎずにいきましょう!
それでは今日は“新米”について書いていきます。
日本では、11月1日~翌10月31日を米穀年度=お米取引のサイクルとしています。
そろそろ10月も終わり新米の季節がやってきます。
今年獲れたお米が「新米」として出回るのを楽しみにしている方も多いと思いますが、中世の日本では、別にそれほどでもなかったそうです。
新米と聞くと、それだけでおいしさが五割増し。その「おいしい」という感覚が現代とは少し違ったようです。
まず、新米を「おいしい」と感じる理由について調べてみると、多くの方が「みずみずしくて、ふっくらしているから」などと答えるでしょう。
しかし、それは見方によっては「ベチャベチャしている」とも言える訳で、そうした食感を好まない方にとっては、あまりおいしく感じられないはずです。
以前「平成の米騒動(平成五1993年)」の時にタイ米を初めて食べた方が「パサパサしておいしくない」という感想が多く聞こえたそうですが、逆にこっちの方がサッパリしていて好みという方も。
こうした食感は米に含まれている水分量が影響しているようで、収穫から年月が経ってほどよく水分が抜けた古米の方が、昔の人には好まれたと言います。
でも、長期保存していれば品質≒味が少なからず劣化する筈だ……と思っていたら、昔は米を籾(もみ。殻)つきの状態で保存するので、玄米の状態で保存する現代に比べて劣化は穏やかでした。
それで中世は古米の方が新米より高価だったそうですが、理由は他にもあって、古米の方が「同じ量で、たくさん食べられる」のです。
どういう事かと言いますと、同じ一合の米を買っても、新米と古米では炊いた時に水を吸って膨らむ量に違いが出てきます。
すでに十分な水分を含んでいる新米よりも、水分が抜けた古米の方がよく水を吸うようで、こういうところにも米が「生きている」ことを実感できますね。
具体的には新米に比べて1.1~1.3倍ほどに膨らむそうで、史料をひもとくと当時の米価格もそのくらいの差額がついており、中には「古米と偽って新米を混ぜ込む」という、一種の食品偽装まで行われていたと言います。
古くから新しもの好きな日本人にしては珍しい傾向ですが、やがて時代が下るにつれて新米に限らず「初物」が持て囃されるようになり、現代に至ります。
近年の異常気象で、お米の出来が気になるところですが、今年もお天道様とお百姓さんに感謝して、新米を味わいたいものですね!

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【2020年10月28日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝はもやもやっとした雲が広がっていましたが、富士山全体をしっかりと見ることができました☆
頂上にはほんの少しだけ雪が残っています。
今年は初冠雪は早かったものの、昨年のこの時期の富士山と比べると積雪量が少ないですね。
東京では今月に入って最大風速が10メートル以上の日がないそうです。
これは10年ぶりで、台風の影響が少なかったことと、木枯らし1号がまだ吹く気象条件になっていないことが原因と言われています。
この先も台風が上陸する可能性は低く、12年ぶりに「上陸なし」になりそうです。
台風が上陸しないと、暴風で木の葉が落とされるといった影響がなくなるため、紅葉の色づきには条件が良くなります。
今週は晴天が続くので、紅葉が見ごろを迎えている所では、青空とのコントラストが楽しめそうです♪
洗濯や布団干しはもちろん、窓を大きく開けて空気の入れ替えにも最適なので、爽やかな気持ちで過ごせますね。
今月も残すはあと3日。気合いを入れて頑張りましょう!!
それでは今日は“時雨”について書いていきます。
今日10月28日からは七十二候「霎時施(こさめときどきふる)」です。
秋といえば「女心と秋の空」などと言われるように、変わりやすい天気の印象がありますね。
主に晩秋から初冬にかけて一時的に降ったり止んだりする小雨のことを時雨(しぐれ)と言います。
その年の秋に初めて降る初時雨は、自然界から人間を始めとする山野の動物や植物に対し「そろそろ冬支度をする時期ですよ」という合図なんだそうです。
初時雨以降は、強い冷え込みに注意が必要です。
佃煮にショウガを加えた料理に「しぐれ煮」というものがありますが、みなさんはその名前の由来をご存知でしょうか。
色々な風味が口の中を通りすぎることから、一時的に降る時雨に喩えてつけられた「過ぐる」から転じた言葉・しぐれ煮に使うハマグリが最もおいしくなる時期が時雨の降る時期・短時間で仕上げるしぐれ煮の調理法が、降ってはすぐに止む時雨と似ていた料理の名前と雨の降り方は、一見関係なさそうですが、どの説も時雨の特徴をうまく捉えて名付けられていますね。
「一雨一度(ひとあめいちど)」という言葉を聞いたことあるでしょうか。
秋は雨が降るごとに気温が1度下がるという意味です。
この時期の雨は、降っても数日間続くことはなく、すぐに高気圧に覆われて秋晴れとなります。
その後、大陸から冷たい空気が流れ込んでくるため、雨の後は、降る前に比べて気温が少し下がることが多くなります。
雨⇒冷たい空気⇒気温が少し下がる、の一連の流れを繰り返し、秋が深まっていくのです。
そもそも“時雨”とは、北西の季節風に流された雲が日本海側から太平洋側へ移動する際に盆地で雨を降らせることで、日本海側や京都盆地、岐阜、長野、福島などの山間部ではよく見られる現象だそうです。
ある地域では頻繁に見られることから、下記のような言葉が生まれました。
○北山時雨(きたやましぐれ)
京都の北山とは、「船岡山」「衣笠山」「岩倉山」の山の総称で、その方面から降る雨を「北山時雨」と呼んでいる。「時雨」といえば「北山」というほど昔から有名な場所。
○高島時雨(たかしましぐれ)
滋賀県湖西で多い「時雨」は、滋賀県の高島市や大津市北部地域の特有の気象のため「高島時雨」」と呼ばれている。
○七時雨山(ななしぐれやま)
岩手県八幡平市、北上川水系の最北端に位置する七時雨山(1063m)は、「一日に七回もしぐれるほど天気が変わりやすい」ことから、その名の由来を持つといわれている。
最後に“時雨”が入る四季の季語をご紹介。
○「時雨月(しぐれづき)」冬
陰暦10月のこと。時雨がよく降る月だから、このように呼ばれた。
○「時雨忌(しぐれき)」冬
陰暦10月12日。俳人松尾芭蕉の忌日をいう。特に芭蕉は「時雨」の情緒を愛していたことと、「時雨月」に亡くなったため。
○「初時雨(はつしぐれ)」冬
その年に降った最初の時雨。夜は「小夜(さよ)時雨」、朝は「朝時雨」、夕方は「夕時雨」と呼ぶ。
○「春時雨」「秋時雨」春・秋
春と秋にも時雨と同じような雨が降ることがあるため。
○「蝉時雨(せみしぐれ)」夏
時雨の意味のなかの、断続的に続く雨を例えた。
本来“時雨”とは、めったに見られないレアな気象現象なのですが、今では単なる冬の通り雨も“時雨”と呼ぶようになったそうです。
確かにいわれてみれば、この頃の雨は、降ったりやんだりが多いですね。
季節感はいかに身近にあるか。「季語」で実感できるのかもしれません。

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