「今日の富士山」カテゴリーアーカイブ

【2025年10月3日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は昨日よりも暖かい体感。曇り空ですが、富士山がくっきりと見えています。
富士山が見える日が増えているので、着実に季節は進んでいるのですね。
日中はまだ半袖で調度良い感じ。いつ衣替えをしようか悩ましいです。
今日は登山の日。富士山はもう閉山していますが、これから紅葉していく山々を眺めるのが楽しみです♪
周りで体調を崩している人が急増。気温差で風邪をひかないようご注意ください。
金曜日も最後まで頑張っていきましょう!
それでは今日は“豚骨ラーメン”について書いていきます。
昨日10月2日は、九州が誇るソウルフード「とんこつラーメンの日」でした。
日付は、「とん(10)こつ(2)」という覚えやすい語呂合わせに由来します。
この記念日は、とんこつラーメン発祥の地とされる福岡県久留米市の「久留米ラーメン会」が制定。その目的は、郷土の魅力発信と、地元で本場の味を楽しんでもらうこと、そして、とんこつ文化の魅力を広く伝えることです。
とんこつラーメンのルーツは、1937年(昭和12年)に久留米で創業した屋台「南京千両」にさかのぼります。当初のスープは、透明に近い「清湯(ちんたん)スープ」でした。
現在のクリーミーな白濁スープは、その後、開業した屋台「三九」の店主が、豚骨スープを仕込む際に火加減を誤って長時間煮込みすぎたことで、骨髄のコラーゲンが乳化して白く濁ったのが始まりとされています。
この偶然の産物が大好評を博し、後に九州全域へと広がり、現在のとんこつラーメンの主流となったと言われています。
とんこつラーメンは、濃厚でまろやかな久留米の本格派スープをルーツとしながらも、さまざまな地域で独自の進化を遂げました。
特に有名なのが、短時間で食べられるように考案された極細ストレート麺や、麺だけをおかわりする「替え玉」文化を持つ博多ラーメンです。博多の細麺のスピード感、長浜のあっさり系など、とんこつラーメンは地域ごとに個性豊かな進化を遂げてきました。
これらのとんこつラーメンは、今や日本国内だけでなく、アジアや欧米をはじめとする海外でも高い人気を誇っています。
秋が深まり、温かい一杯が恋しくなる季節。
この機会にぜひ、お近くのラーメン店を訪れ、熱々のとんこつラーメンを味わい、その奥深い歴史や地域の食文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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【2025年10月2日 今日の富士山】

おはようございます。
涼しいというより肌寒い朝です。
長袖を着たくなりますが、今日これから28℃近くまで上がる予報。
脱ぎ着できる羽織ものが活躍する季節となりました。
徐々に日中も過ごしやすい日が増えてきたので、週末は秋服で出かけられそうですね♪
一日の気温差が大きいので体調を崩さないよう気を付けてお過ごしください。
そんな今日は富士山がばっちり見えています^^
久しぶりに濃く勇ましい姿が見られて元気が出ました!
例年ではこの時期に富士山の初冠雪が発表されますが、去年は11月だったので今年も気長に待とうと思います。
あっという間に10月突入で今年も残り3ヶ月となりました。早すぎますね。
1日1日を大切に、今月も頑張っていきましょう!
それでは今日は“秋の雲”について書いていきます。
秋らしい風を感じるようになってきました。ふと空を見上げて、「空が高いなあ」と感じることはありませんか。空気が澄んで、青がくっきりと映えるこの季節は、雲もまたひときわ存在感を増します。
「天高く馬肥ゆる秋」という言葉があるように、秋空はどこかのびやかで心を解き放ってくれるようです。そんな空を彩るのが、うろこ雲、いわし雲、さば雲、そしてひつじ雲。いずれも秋の季語として知られています。名前はよく聞くけれど、実際にはどう違うのでしょうか。
実は「うろこ雲」「いわし雲」「さば雲」は、すべて巻積雲(けんせきうん)と呼ばれる高いところにできる雲の仲間です。およそ上空5000~1マン3000mに現れ、小さな雲のかたまりが群れるように広がります。
一方の「ひつじ雲」は、それより少し低い2000~7000mあたりにできる高積雲(こうせきうん)に分類されることが多い雲です。
呼び名の違いは「見た目の印象」によるところが大きいです。
・うろこ雲…魚の鱗のように、小さい雲が並んでいます。
・いわし雲…鰯の群れが泳ぐように、細長い雲や小ぶりの雲がたくさん集まっています。
・さば雲…鯖の背中の模様のように、うねる縞模様がはっきりしています。
・ひつじ雲…羊の群れのように、1つ1つの塊が大きめでふんわり見えます。
ただし境界はあいまいで、どれが正解というわけではありません。同じ空を見ても人によって呼び方が違うのも、また楽しいところです。
雲を見分ける時のちょっとしたコツに、「指で隠してみる」という方法があります。
人差し指を立てて腕をまっすぐ伸ばし、空を見てみます。人差し指に隠れてしまうような小さな雲片なら、うろこ雲の可能性大。逆に人差し指で隠しきれないほど大きな塊なら、ひつじ雲と考えてよさそうです。
「これはどっちだろう?」と、空を見上げながら家族や友人と話してみるのも楽しい青空観察です。
これらの秋の雲には、天気を予測するヒントが隠れいているとも言われてきました。
たとえば「うろこ雲が出ると3日以内に雨」「ひつじ雲が出た翌日は雨」といった言い伝えがあります。昔の人々の経験値から生まれた言い伝えですが、自然科学的に見ても、低気圧や前線が近づいているときにこうした雲が現れることが多いそうです。
とはいえ、必ず当たるわけではないので「空のサインとして楽しむ」程度の気持ちで眺めるのがちょうどいいでしょう。
なぜ秋の雲が魚や羊に例えられるのかといえば、その形のイメージから。細かい雲片がきらきらと連なる姿は魚のうろこそのもの。縞模様は鯖の背を思わせ、ふんわりした塊は羊の群れを連想させます。
こうした自然の例えは、俳句や和歌の世界でも秋を表す季語として大切にされてきました。
昔の人々は農作業や航海に活かすため、そうやって雲をじっと観察して天気を予測しました。気象予報がなかった時代、雲はまさに「空の教科書」だったのです。
雲の呼び名や豆知識を知ると、何気なく見上げていた秋空がぐっと面白くなります。散歩の途中にふと空を仰いで、「今日はうろこかな、ひつじかな」と考えてみる。そんな小さな習慣が、日々の生活に季節の彩りを添えてくれるはずです。
秋晴れの日、ぜひ空を見上げてお気に入りの雲を探してみてください。

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【2025年9月26日 今日の富士山】

おはようございます。
本日も晴天!富士山の周辺だけ雲がありますが、いい味出てます!
日差したっぷりで少し暑さが戻った朝となりました。
日中は久しぶりに30℃を超える予報でエアコンの出番となりそうです。
夏と秋を行ったり来たり。季節の変わり目ですね。
水分補給、暑さ対策をしてお過ごしください。
今日は「くつろぎの日」という記念日だそうです。
疲れの溜まってきている金曜日も、ちょっと一息くつろげる時間をとりつつ頑張っていきましょう!
それでは今日は“ぶどう”について書いていきます。
秋の味覚のひとつである、ぶどう。品種が多くハウス栽培も盛んなので春先から味わうことができますが、夏から秋にかけてが、まさに旬。さまざまな品種が流通します。そんなぶどうは、房の先端と枝側でどちらが甘いのかご存じでしょうか?
ぶどうは収穫基準に従って各産地から出荷されているため、店頭に並んでいるものは食べごろが多く、違いもそんなにあるわけではありません。ですが、同じ房でも場所によって熟す順番は違うんです。
ぶどうは、枝に近い“房の上”から、先端に近くなる“房の下”のほうへと熟していくため、枝に近い“房の上”が甘くなる傾向があります。そのため、ひと房食べる場合は、先端から順番に食べていくと徐々に甘さが増していくことになり、最後までおいしく食べることができるといわれています。
同じような話で、いちごがありますよね。いちごも、「先端かヘタ側の根元、どちらが甘いか?」というのは話題になります。じつは、ぶどうとは逆で先端部から熟していくため、ヘタの部分よりも先端のほうが甘いんです。なので、ヘタをカットして根本側から食べはじめると、最後により甘く感じられます。
いちごの旬はもう少し先ですが、その際は試してみたいと思います。「ぶどうの皮に白い粉がついている。カビか残留農薬では?」と思ったことはありませんか?
これは、「ブルーム」と呼ばれる脂肪酸などでできた天然成分が果皮の表面に浮き出たものです。もちろん、カビの場合もあるかもしれませんが、ブルームには、雨などをはじいて病気を防いだり、水分蒸発を防いで鮮度を保ったりする働きがあり、生産者の方々は収穫の際、できるだけ落とさないように丁寧に扱っていらっしゃいます。無害であり、むしろ新鮮さのあかしですので、洗うときも無理に落とす必要はありません。
同じ秋の果物でいうと、りんごの皮がベトついていることがあります。じつは、このベトベトの原因はワックスではなく、りんごが熟すに従ってリノール酸やオレイン酸が分泌され、皮の表面に出てきて乾燥を防ぐ現象が起こった結果なんです。
特に、ジョナゴールドといった品種によくみられる現象で、ワックスではありませんのでそのまま食べていただいて大丈夫です。
甘みと酸味のほどよいバランスで人気のジョナゴールド。ベトつきは熟れた証。
ぶどうの白い粉のような現象も、りんごのベトベトした現象も、同じ意味を持つ果物の生理現象です。
ぶどうは、頭や体を使って疲労を感じたときにおすすめなフルーツ。秋は読書や行楽にぴったりな季節ですので、時期的にもぴったりですね。山登りをする方は、行動食にぜひレーズンを。片手で手軽に食べられるうえ、すぐエネルギーになってくれますよ。

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【2025年9月25日 今日の富士山】

おはようございます。
今日もよく晴れて富士山が見えています!
暑さが和らぎ見える確率が上がってますね^^
空も高くなり、心地よい風が吹き、夜は秋の虫の声が聞こえ始め、日に日に秋らしさが増している気がします。
朝晩と日中の気温差が10℃程違う日が続きますので、服装で調整していきましょう。
台湾の台風による被害が甚大なようですね。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。一日も早く日常生活に戻れますように。
今回は日本に上陸はなかったですが、まだまだ台風シーズンです。
何処とも普段からの備えは万全に。
週の後半も体調に気を付けながら頑張っていきましょう!
それでは今日は“秋の花粉症”について書いていきます。
このところ、鼻水や頭痛が気になっていませんか?原因は“秋の花粉症”かも知れません。
花粉症といえばスギやヒノキによるもので、春のイメージが強いですが、花粉症の原因になるのはこれらの植物だけではありません。日本では約60種類の花粉が花粉症を引き起こすとされていて、その中にはブタクサやヨモギ、カナムグラなど、秋に飛散する花粉もあります。
ちなみに、日本で初めて花粉症が報告されたのは、意外にもスギではなく、秋のブタクサ花粉症でした(1961年)。
全体的な傾向としては、春は主に樹木の花粉、秋は主に草木の花粉が原因になります。これら原因となる草木は、河川敷や、公園、空き地、道端など、身近に自生しているものが多いという点で注意が必要です。
<原因となる主な秋花粉の種類>
・ブタクサ(キク科)
夏から秋にかけて、2〜3mmの黄色い花が穂になって咲きます。葉っぱは深い切れ込みが入っています。花粉の大きさは直径18~20μmほどと、スギ花粉の半分程度です。

・ヨモギ(キク科)
食用や薬用としても使われるヨモギですが、夏から秋にかけて枝分かれした茎に2〜3mmほどの花を多数つけます。花は黄褐色や紫褐色の筒状で、あまり目立ちません。花粉の大きさは直径22〜25μmほどです。

・カナムグラ(アサ科)
つる性の植物で、葉っぱは手のひらのような形をしています。茎や葉柄には棘があるので注意が必要です。花は雄株と雌株で形が異なり、雄株は白緑色の小さな花を大量に咲かせ、花粉を撒き散らします。雌株はホップのような花を咲かせます。花粉の大きさは直径22〜26μmほどです。
・イネ科
花粉症の原因になるイネ科の植物は多数あり、春から秋にかけて開花します。秋だけでなく、春から継続して気をつけなければならないのが、このイネ科花粉です。例えば、春に開花するカモガヤ、スズメノテッポウ、ナガハグサ、夏から秋に開花するススキ、オシヒバ、メヒシバ、アキノエノコログサなどがあります。いずれも茎に節があり、並行な葉脈をもった細長い葉が特徴です。花粉のサイズは30〜100μmほどです。
地域や種類によっても異なりますが、多くは夏頃から花粉が飛散し始め、秋にかけて飛散量が増加します。特にブタクサやヨモギの花粉は、関東や東北で多く飛びます。
秋の花粉症の症状に多いのが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血などで、春の花粉症と共通しています。

ただし、秋の花粉はスギなどに比べて粒子が小さいものが多く、体の奥まで入り込みやすいため、のどから気管支にかけての症状に特に注意が必要です。のどのイガイガやせきといった症状に加え、花粉が気管支に入り込み、喘息のような症状を引き起こすこともあります。
こうした症状は、風邪と勘違いをしやすく、なかなか治らないと思ったら花粉症だったなんてことも。症状が長引く場合には、耳鼻咽喉科や内科を受診しましょう。
秋の花粉症対策も、基本的には春と同じです。外出時は、マスクやメガネを着用し、綿や絹、化繊など花粉が付きにくい服を選ぶなどの工夫をしましょう。
また帰宅後は、家に入る前に服や髪についた花粉を払い落とし、うがい・洗顔・手洗いをして喉や顔、手についた花粉を落としましょう。また、こまめに拭き掃除をして、室内の花粉を除去しましょう。
さらに、秋の花粉ならではの対策としては、原因となる草木に近づかないことがポイントです。樹木が中心となる春と比べて、草木が中心となる秋の花粉は、背が低い分飛散する範囲が狭くなります。その飛散範囲は数十〜数百mと言われており、数十〜数百kmも飛ぶスギやヒノキと比べるとかなり限定的です。
河川敷や公園、空き地など、雑草がよく生えている場所は、できるだけ避けるようにしましょう。秋は行楽シーズンでもあるため、うっかり近づいてしまうこともあるので注意してください。また、自宅の敷地内に生えている場合は、花を咲かせる前に除去しておきましょう。

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【2025年9月24日 今日の富士山】

おはようございます。
気持ちの良い秋晴れ。長袖でも調度良い体感になってきました。
富士山もスッキリ見えています☆まだ夏の姿ですが、近く初冠雪が見られるかもしれませんね。
これから寒くなるにつれ空気が澄んで、もと鮮明に富士山を見られるのが楽しみです。
昨日は子供と公園で秋探しをしてきました。
どんぐりや栗、きのこを見つけて秋を堪能。たくさん蚊に刺されたけどとても楽しかったです。
どんぐり拾いに行く際は、長袖長ズボンで虫対策をお忘れなく!
週の真ん中水曜日。9月もそろそろ終盤です。
今週も最後まで頑張っていきましょう!
それでは今日は“どんぐり”について書いていきます。
ドングリは公園や道端などさまざまな場所で見られる身近な木の実ですが、じつはたくさんの種類があります。
ドングリとは、ブナ科の植物になる果実の総称で、漢字では「団栗」と書きます。秋の味覚として名高い「栗」もドングリの一種。ドングリは硬い実の部分と、それを覆う殻の部分で構成されています。
ドングリが属しているブナ科植物は「コナラ属」「マテバシイ属」「ブナ属」「クリ属」に分けられます。
日本には、ドングリがなる樹木はクリを含めて22種類もの固有種があり、交雑種や変種、亜種を含めるとさらに多くのバリエーションがあります。これらのドングリには花が咲いた年に実をつける一年成と、花が咲いた翌年に実をつける二年成があります。
堅果とは、ドングリのように堅く木化した果皮が種子を包む果実のことです。ドングリは楕円状に丸みを帯びているものが多いですが、種類によって形はさまざまです。
殻斗とは堅果を覆う帽子のような部分のことです。「ぼうし」や「はかま」などとも呼ばれています。殻斗は表面がうろこ状のものや、横縞模様のもの、トゲがついているものなど、種類によってさまざまな形状があります。
コナラ属には、コナラやクヌギ、ミズナラ、アベマキ、カシワなど、たくさんの木が属しています。
コナラはドングリの代名詞的な存在といわれるほど、非常にポピュラーな種類です。
実は一年成です。実の形はうろこ状の短い殻斗がスマートな形の堅果を覆っており、個体によって堅果の大きさはさまざまです。葉には外側に鋸歯があり、葉柄は長くなっています。秋には紅葉します。
コナラの木は、沖縄を除く日本全国に広く分布しています。
クリ属のクリもドングリの一種です。一年成の落葉広葉樹で、日本ではほぼ全国に自生しています。
実はイソギンチャク状の殻斗で覆われ、堅果は丸みのある形です。山野に自生するヤマグリやシバグリは、実が小さく甘みが強いのが特徴で、生食もできます。
殻斗は種類によって形が違うため、これで種類を見分けることもできます。
鱗片状の殻斗はコナラやミズナラ、マテバシイなど、横縞模様はアラカシやシラカシなどです。
殻斗が堅果を包むようになっているのは、スダジイやブナ、イヌブナなどです。
ソギンチャクのようなひげ(トゲ)状のものは、クヌギやカシワなどで、クリもこのタイプです。堅果は一般的に細長い形のものが多いですが、丸みを帯びたクヌギやアベマキ、三角錐のブナやイヌブナなど、種類によってさまざまなので、種類を判別する手掛かりになります。
殻斗や堅果以外では、木や葉の形で見分けることもできます。
ブナやイヌブナ、コナラ、ミズナラ、クヌギ、クリなどは落葉樹のため秋には葉が枯れます。葉の形状もそれぞれ異なり、長いものや縁がギザギザしているものなどさまざまです。
ブナやナラの仲間は東日本に多く、シイの仲間は西日本に多く見られます。
古くから食用とされてきたドングリ。現代ではほとんど口にする機会はありませんが、あく抜きをすれば食べられるものも多いです。
マテバシイ属のドングリはあくが少ないため、下処理があまり必要なく、じつは生でも食べることができます。ブナ属もあくが少なく食べられます。
コナラ属はあくが強く、下処理が必須です。あく抜きした後に粉末にしてクッキーなどにすると食べやすくなります。
クリ属は一般的な栗ですので、もちろん食べられます。
文部科学省の「日本食品標準成分表」によると、ドングリの一種であるシイの実の100gあたりの主な栄養価は、エネルギー252kcal 、タンパク質3.2g、脂質0.8g、炭水化物57.6gとなっています。また、マンガンやマグネシウムなどのミネラルやビタミンCも豊富に含まれています。
日本固有種のドングリは22種類もあり、見かけたドングリは何の種類か調べてみても楽しいもの。
可愛らしい姿はクラフト材料としても人気です。
一般に食用としておすすめできる種類は多くありませんが、下処理をすれば食べられるドングリもあるので、味が気になる方はあく抜きして食べるのに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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【2025年9月23日 今日の富士山】

おはようございます。
秋分の日ということでお休みの方も多いと思いますが、今朝も富士山を見ることができました^^
心地よい風とうろこ雲。いよいよ秋めいてきましたね!
日中も30℃未満の日が増えてきましたが、朝晩との気温差が大きいので体調を崩さないようお気をつけください。
秋はやっぱり果物が美味しい♪少しお高いけれどシャインマスカットを見るとつい買ってしまいます。
果物はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なので、毎日の健康習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
素敵な祝日をお過ごしください♪
それでは今日は“米の単位”について書いていきます。
お米を「買う」ときには、1kg・2kg…のように「kg」という単位が使われています。しかし、お米を「炊く」ときには1合・2合…のように合」という単位を使いますよね。
お米にはなぜ、数える単位が2種類あるのでしょうか?
昭和初期まで、お米は売るときも炊くときも升を使って計られ、単位も「合」という1種類だけでした。
ところが、昭和34年の法律改定によって、「合」のように日本に古くからあった単にの使用は禁止され、国際的な単位を使うよう定められます。
国際基準では、お米を売り買いする“商取引”の際には量を「重さ」(kg)で判断していました。そのため、それまでは升を使って「体積」(合)でお米を計っていた日本でも、国際基準に合わせて「kg」が使用されるようになったのです。
しかし、「合」という単位の使用が禁止されたにもかかわらず、現在もお米を炊くときに1合・2合と数えるのはなぜなのでしょうか。
その理由は、各家庭へ電気炊飯器は普及したことと関係していました。
昭和34年の法律改定を受けて、炊飯器を製造する際にも「合」という単位が廃止され、体積を表す国際基準である「cc」が使われるようになります。
料理用計量カップの容量が200ccに統一されたタイミングだったこともあり、「cc」を基準として製造された炊飯器は、1杯でちょうど200ccとなる「お米専用計量カップ」と一緒に販売されました。
ところが、「cc」を基準とした炊飯器でお米を炊くときに、付属品の「お米専用計量カップ」を使わず、使い慣れた升でお米を計る人が続出。「お米専用計量カップ」が1杯200ccであるのに対し、升1杯(1合)は180cc。
升でお米を計ると1合につき20ccずつお米の量が少なくなるにもかかわらず、炊飯器の表示通りに水を入れて炊く人がたくさんいました。
お米に対して水が多すぎるため、炊き上がったお米はべちゃべちゃに。
炊飯器メーカーには、お客さんからのクレームが殺到します。
この出来事を受け、炊飯器メーカーは「cc」を基準とすることを中止。
昭和54年以降に発売された炊飯器は、多くの家庭で馴染みのある「合」を基準とする仕様に戻りました。
そのまま「合」を基準として製造・販売されている炊飯器が大多数であるため、お米を炊くときの量は“kg”や“cc”ではなく、現在も「1合・2合…」と数えられています。
お米の数え方が複数ある理由は、昭和34年の法律改正や炊飯器の誤った使い方に隠されていました。「cc」と「合」も混乱しがちですよね。
和食を食べるときに話すと喜ばれる雑学かもしれません。

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【2025年9月22日 今日の富士山】

おはようございます。
秋の気配漂う週明け月曜日!彼岸も過ぎ、過ごしやすくなってきましたね^^
今まで通りのエアコンの使い方をしていたら、さっそく喉を痛めてしまいました。
季節の変わり目、皆さまお気をつけください。
そんな今日は、雲で隠れ気味の富士山。
これから涼しくなってくると見られる日が増えるので楽しみです。
一年で一番好きな季節の始まり。短い秋を満喫したいですね!
飛び石連休で明日はお休みの方も多いのではないでしょうか。
今週はぬるりとかわしながらマイペースに頑張っていきましょう!
それでは今日は“金木犀”について書いていきます。
夏の暑さが落ち着いてくると、徐々に秋の訪れを感じますよね。
銀杏や紅葉など秋を感じるものはさまざまありますが、
街を歩いていると漂ってくる金木犀の甘い香りで秋の訪れを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
金木犀といえば、近年は香水などのフレグランスグッズが発売されたりSNSで話題になったりと、秋の人気の風物詩になっています。
そもそも、どうして金木犀が親しまれるようになったのでしょうか。始まりは江戸時代です。
金木犀は元々中国が原産で、日本には江戸時代にやってきました。
中国から輸入されたのは雄株だけだったため、実は日本の金木犀は自然に繁殖することができません。
木の枝葉を切って繁殖させる「挿し木」という方法で増やしてきたため、ソメイヨシノ(桜)と同じように、日本に存在する金木犀は全て同じ遺伝子をもつクローンです。
そのため、秋になると寒い地域から暖かい地域(東北地方から九州地方)にかけて、ほぼ一斉に花が咲いていきます。
金木犀は最近香水などのフレグランスグッズとして人気な一方、トイレの芳香剤のイメージ…という意見も耳にします。
金木犀は香りが強いことから、日本ではかつて、汲み取り式のトイレの臭い対策に使われていました。
トイレのそばに金木犀を植えたり、芳香剤に使われたりと、金木犀の強い香りで不快なにおいを隠していたのです。
そのため、金木犀といえばトイレを思い出す方もいるようです。
近年はトイレの芳香剤に使われることが減ってきて、秋の風物詩として楽しまれるようになりました。
金木犀の花が咲くのは9月から10月にかけての時期ですが、花が咲いている期間は短く、数日から1週間程度で散ってしまいます。
せっかくの秋の風物詩ですから、チャンスを狙って良い香りを楽しみたいですよね。
花の香りを強く感じやすい天気は、湿度が高く、雲が多い日です。
香りは、晴れの日よりも曇りの日に感じやすいと言われています。
曇りの日は湿度が高い、つまり空気中の水蒸気が多いため、香りの分子が空気中に留まりやすくなります。
また、風が穏やかであると、さらに長い間香りを感じられます。
過ごしやすくなる秋のお出かけシーズンです。金木犀の香りを楽しみたい方は、天気予報を確認して、曇りや雨あがりのタイミングを狙って外を散歩してみると良いかもしれません。

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【2025年9月18日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は一面曇り空。目を凝らすとうっすら富士山!
湿度が高くムシムシしてますね。
日中は猛暑日に迫る気温になるようです。暑さ対策をしてお過ごしください。
今年は台風少ないなーと思っていたら、トリプ台風が発生しそうとのニュース!
今後の動向が気になりますね。遠くても気圧や天候に影響が出るのでで注意が必要ですね。
週の折り返しも無理せずマイペースでいきましょう!
それでは今日は“定礎”について書いていきます。
街を歩いていると、ビルやマンションの壁に「定礎」と書かれた石板を見かけたことはありませんか?
見慣れたようで、意外と意味を知られていないこの「定礎」という存在は何なのでしょうか。
「定礎(ていそ)」とは、建物の基礎工事が終わり、いよいよ本格的な建設に取り掛かるタイミングで行われる“儀式”や“記録”を意味します。
そして、その証として設置されるのが「定礎板(ていそばん)」です。定礎板には、建物の工事が開始された年や、施工者、設計者などの情報が記されています。
主にビルや大規模な建物に設置されることが多く、日本だけでなく世界中で似たような文化があります。
「定礎」はただの記録ではなく、建物が無事に完成し、長く安全であるようにという願いも込められています。
昔は神事として、神主が祈祷を行ってから礎石を据えるという正式な儀式が行われていたことも。
建築主や施工会社にとっても「定礎」は名誉あるもの。
名前や施工日を刻むことで、後世に「自分たちがこの建物を作った」という証を残す役割もあるのです。定礎板の裏側には、前述の通り「礎石箱」が設置されていることがあります。
これはあくまで記念用なので、必須ではありませんが、以下のようなものが入っていることが多いです。
・建築当時の設計図
・その年の新聞
・硬貨や記念品
・式典の写真や記録文書
これは、将来建物が取り壊される際に開けられ、当時の時代背景を知る「歴史資料」として活用されることもあります。
実は、すべての建物に定礎があるわけではありません。
定礎は主に「鉄筋コンクリート造」や「鉄骨造」などの中〜大規模建築物に設けられるものであり、木造住宅や小規模店舗などには設置されないのが一般的です。
また、設置されていても外から見える場所に設けられない場合もあるので、よく観察してみないと気づかないことも。
建物はただのコンクリートではなく、人の願いや記録が詰まった「文化財」のような側面を持っています。
街を歩くとき、「定礎」がどこにあるのか探してみると、また違った視点で風景が見えてくるかもしれませんよ。

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【2025年9月17日 今日の富士山】

おはようございます。
早朝うっすら富士山が見えました☆
笠雲らしき雲がのっているように見えます。天気が急変するのかな?
あっという間に雲隠れした富士山。秋の空は変わりやすい!
晴れ予報でも天気に注意しながらお過ごしください。
9月も後半に入りましたが、今日も32℃超えの厳しい残暑が続きます。
まだまだアイスが必要ですね!最近はアイスにお菓子をトッピングするのにハマっている我が子。一緒に食べるのが幸せな時間です♪
週の真ん中水曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“運転免許と原付バイク”について書いていきます。
現在の運転免許制度では、普通自動車免許を所持していれば、原付一種のバイクを公道で運転することができます。
クルマとバイクでは操作方法が大きく異なるにもかかわらず、なぜそのような仕組みとなっているのでしょうか。
運転免許を取得するためには、公道での運転に必要な知識と技能を備えていることを証明しなければならず、各都道府県に設置されている運転免許試験場がその役割をになっています。
一方、原付一種のバイク(原付)については、普通自動車免許を取得することで公道での運転が可能となります。
クルマとバイクでは運転方法が大きく異なるのにもかかわらず、なぜ普通自動車免許で原付を公道で運転することが許されているのでしょうか。
その背景には、原付の歴史と関係があるようです。
原動機付自転車の略称である原付は、その名のとおり、自転車に原動機(エンジン)を搭載したものを起源としており、原付以外のバイクとはそもそも成り立ちが異なります。
1947年、ホンダの創業者である本田宗一郎氏は、自転車に装着する補助型エンジン「A型」を発売し、その音から「バタバタ」の愛称で人気を博しました。
このA型を搭載した自転車こそ、「原動機付自転車」そのものであり、最初期の原付のひとつと言われています。
当時の運転免許制度では、補助エンジンを搭載した自転車はあくまで「軽車両」というあつかいであり、一般的な自転車同様に運転免許は不要でした。
その後、1948年に二輪免許が創設されたものの排気量による制限はなく、補助エンジンを搭載した自転車についても運転免許不要のままです。
1954年になると、排気量50cc以下が「第一種許可」、50cc以上125cc以下が「第二種許可」にわけられたものの、あくまで許可制度であり、運転免許制度とは異なる枠組みでした。
しかし、1958年にホンダ「スーパーカブ」が登場し、大ヒットを記録したことで原付を取り巻く環境も見直されることになります。
その結果、1960年に原付は16歳以上を対象とした免許制となり、その後1965年に現在とほぼ同じ制度となりました。
こうした歴史からもわかるように、原付はあくまで自転車の延長であり、当時は運転に特別な知識や技量を要するものではないと考えられていたようです。
また、当時は補助エンジンを搭載した自転車が国民の生活の足として機能しており、安易に免許制にしてしまうと、戦後の復興のさまたげになってしまうという配慮もあったと考えられます。
 普通自動車免許で原付を公道で運転することが許されている理由については、普通二輪免許に関する制度とも関係があるようです。
1965年までは、普通自動車免許を取得すると普通二輪免許が付帯されるという仕組みとなっていました。
しかし、1965年の法改正でその仕組みは廃止となり、普通二輪免許は独立したものとなりました。
ただ、原付一種の免許まで独立させてしまうと国民の移動に支障をきたす可能性があることから、原付一種が普通自動車免許に付帯されるかたちになったと言われています。
 さらに、普通自動車免許を取得することで、農作業機やフォークリフトなどをふくむ小型特殊自動車も公道で運転することが可能です。
これも、独立した免許としてしまうと、国民生活に支障をきたす可能性を考慮しているためと考えられます。
こうした背景を総合すると、普通自動車免許で原付を公道で運転することが許されている理由は、公道における安全と国民の生活のバランスを取った結果ということができそうです。
なお、現在では自動車教習所や運転免許試験場の技能講習で原付一種に触れる機会が用意されているほか、学科試験においても原付一種を前提とした問題が一定数ふくまれています。
そういった意味では、原付一種のバイクを公道で運転するための最低限の知識や技量はカバーされていると言えそうです。
2025年11月から導入される新基準の原付(125cc以下/4kW以下)で運転する場合も、従来の原付一種と同じ交通ルールが適用されるため、しっかりと守りましょう。

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【2025年9月16日 今日の富士山】

おはようございます。
連休明け火曜日!晴れてますが、太陽と雲が良いバランス!
蒸し暑いけれど、どことなく秋を感じます^^
今週末は彼岸の入り。より秋らしくなるのでしょうか。
昨日は公園へ行ったのですが、子供が見事に風邪をひきました。
汗をかいたらすぐタオルで拭く、着替える、暑さ対策も万全にしたはず…。
今日は昨日より暑い32℃予報。朝晩との気温差に注意が必要な時期です。
うっかり体調を崩してしまわぬようお気をつけください。
夏の終わりを満喫し、今週も頑張っていきましょう!
それでは今日は“ダリア”について書いていきます。
初夏から秋にかけて開花し、華やかに咲き誇るダリア。その存在感と美しさで、フラワーギフトとしても人気があります。
しかし、ダリアにはややネガティブな意味を持つ花言葉もあります。
贈る相手が花言葉を気にされる方の場合は、ポジティブな花言葉を伝えるなどの心配りをするとよいでしょう。
ダリアの花言葉は、「華麗」「優美」「エレガント」。これらはダリアの美しい花姿からきています。一方で、「裏切り」「移り気」「気まぐれ」などネガティブな花言葉もあります。
これらの花言葉に特別注目する必要はありませんが、なぜそのような花言葉が生まれたのかを知ると、ダリアの魅力の一面が見えてきます。
ダリアの花言葉に「裏切り」「移り気」「気まぐれ」がある理由
ナポレオン皇妃ジョセフィーヌとダリアの逸話に由来しています。ダリアがヨーロッパに渡った18~19世紀、フランスでは上流階級の間で珍しい花として人気を集めました。その中でも特にダリアを愛したのが、ナポレオン・ボナパルトの最初の妻ジョセフィーヌです。
ジョセフィーヌは自分の庭で数多くのダリアを咲かせ、それを貴族たちに誇示していました。ダリアの球根を分けて欲しいという頼みも全て断り、独占して栽培していたそうです。
ある日、貴族の1人が庭師を買収し、球根を盗ませて自分の庭でも咲かせることに成功しました。それを知ったジョセフィーヌは、庭師を解雇し、貴族を追放したという逸話が残っています。この事件が「裏切り」という花言葉の由来とされています。
さらにジョセフィーヌは、その後ダリアが広がって珍しくなくなると、急に興味を失いました。彼女が愛していたのは、花そのものではなく、希少価値や自慢できるステータスだったのです。このようなエピソードから、「移り気」「気まぐれ」といった花言葉も生まれたとされています。
このように、美しいダリアに対する人間の欲や感情が花言葉に反映されており、ダリアという花の魅力に深みを与えています。
ダリアには、色別の花言葉もあります。いずれもポジティブな意味を持つので、これらの花言葉を強調してもよいでしょう。
・白いダリア:「感謝」「豊かな愛情」「純粋」
・赤いダリア:「華麗」「栄華」「情熱」
・黄色いダリア:「優美」「栄華」
・オレンジのダリア:「心機一転」「勇気」「冒険」
・ピンクのダリア:「愛情」「優しさ」「真心」
・紫のダリア:「威厳」「高貴」「尊厳」
・黒(黒蝶)のダリア:「威厳」「勇敢」「力強さ」
ダリアには「天竺牡丹」という和名があります。
「天竺」は仏教用語でインドを指しますが、江戸時代以降、「遠い異国」「舶来品」を意味する象徴的な言葉としても使われるようになりました。ダリアはメキシコ原産で、ヨーロッパを経てオランダ船によって長崎に渡来しました。一重咲きや八重咲きなど多様な品種がありますが、特に八重咲きの品種は牡丹のように豪華でふくよかな花姿をしていることから、「遠い異国から来た、牡丹に似た美しい花」という意味で「天竺牡丹」と名付けられたそうです。
とても叙情的な名前なので、ダリアの豆知識としてご活用ください。

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