おはようございます。
今朝の富士山は青空と夏雲と共に見ることができました♪
今日からお盆休みという方も多いのではないでしょうか。
昨日は東京だけで223人が熱中症の症状で搬送されたとのニュースを見ました。
ゲリラ豪雨も発生し、各地で冠水や停電となったそうです。
週末にかけてお盆中は危険な暑さが続くようですので、お墓参りをする際は、くれぐれも熱中症や天気の急変にお気をつけくださいね。
熱中症になる前に少しでも体調が悪くなったら、氷などで首、脇の下、太ももの付け根を集中的に冷やすようにしてください。
今年のお盆は無理せずゆっくり過ごしましょう☆
では今日は“お盆の雑学”について書いていきます。
お盆とは、迎え火やお墓参りをしてご先祖様を供養する行事のことです。
一部地域では7月13日から16日に行われますが、多くの地方では8月13日から16日がお盆とされています。
明治時代に旧暦から新暦に切り替わった際、本来7月だったお盆が8月にずれたと言われています。
企業の多くが8月に夏休みをもうけることもあり、8月の新盆が一般化したとも言われています。
お盆の由来が説かれたお経によると、お釈迦様の弟子が、地獄に落ちて苦しむ亡母を救うため、お釈迦様の教えに従い高僧たちを供養したことが始まりといわれています。
このならわが語り継がれ、旧暦7月15日にいろいろな飲食を盆に盛り、先祖を供養するようになったそうです。
ナスを牛、キュウリを馬に見立てたお供え物は、精霊牛(しょうりょううし)、精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれています。
ご先祖様があの世とこの世を行き来する手段という、とても大切な役割を担っています。
* 精霊馬→少しでも早く家族の元に帰ってこられるように
* 精霊牛→景色を眺めながらゆっくり帰れるように
という願いが込められているそうです。
ご先祖や亡くなられたご家族の霊が家に帰るといわれる13日の夕刻、
迎え火として門前で麻幹(おがら)を焚き、
お仏壇の前にお盆提灯を安らかに成仏して頂くための祈りと感謝の
気持ちを込めて飾ります。
8月12日にお迎え団子をお供えします。
13日におはぎをお供えし、14日と15日は本膳(朝・昼・晩)お供えします。
お盆のお飾りに用いられるほおずきは「鬼灯」とも書きます。
ご先祖様が提灯等の灯を頼りに帰ってこられることから、途中で迷われないようにとの心づかいから提灯に見立てて飾られるようになったと言われています。
家族がご先祖様を見送る証として、8月16日の夕方に「送り火」が行われます。
本来はオガラを燃やして送りますが、マンションなどの共同住宅の場合、盆提灯が迎え火・送り火の役割となります。
地域の送り火として大規模なものといえば、京都で行われる「五山送り火」が有名。
また、嵐山の「灯篭流し」や長崎の「精霊流し」など、川や海に流す送り火も住民の心の拠り所として親しまれています。
盆の時期に帰ってきた先祖の霊を慰めるという意味がある盆踊り。
全国で大小様々な盆踊りが催されていますが、日本三大盆踊りといわれるのが秋田の「西馬音内の盆踊り」、岐阜の「郡上踊り」、徳島の「阿波踊り」。
今年は中止のところが多く残念です。
来年こそ盛大に先祖の霊を慰めることができるよう、今年は例年以上に丁寧に自宅でご先祖を供養しませんか?
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