【2025年11月19日 今日の富士山】

おはようございます。
冷たい空気の朝。陽射しがあるのが有難い。
今朝は首元にマフラーを巻いた富士山がお目見えです。
師走並みの寒さで、乾燥注意報が出ているようです。リップクリームやハンドクリームが手放せません。
冬も間近…。暖かくしてお過ごしください。
インフルエンザが猛威を振るっており、学級閉鎖している学校もあります。
感染予防、免疫力を高める生活を心がけたいですね。
体温を1℃上げると、免疫力は5倍アップするようです。
ホットドリンクで内側から温めながら、水曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“アルファベット”について書いていきます。
英語を最初に学習するとき、まずはじめに「アルファベット(Alphabet)」の形と読み方を習います。とはいえ、中学生のときには、このアルファベットがいったい何なのか、そもそも何に由来している言語なのかなど、知るよしもなかったのではないでしょうか。
実はアルファベットの「アルファ」はギリシャ文字の最初の「α(アルファ)」のことで、「ベット」は2番目の「β(ベータ)」のことなのです。ギリシャ文字は、物理学や数学、化学、生物学の分野でよく用いられています。
では、その「アルファ」という言葉はどこから来たのでしょうか?
今からおよそ3000年前、イギリスのブリテン島やアイルランド島の住民には文字の文化がありませんでした。それどころか、当時はギリシャですら片田舎の文明後進国だったのです。
その頃、文明先進国だったのはエジプトやメソポタミアといった中東付近。西暦前9世紀頃、文字を持たないギリシャ人は、地中海の西の沿岸に住んでいたフェニキア人から文字をもらってギリシャ語を作りました。
フェニキア文字の「アーレフ」には「牛」という意味があり、牛の頭の形をかたどって文字を作りました。そして、このアーレフが少し変形されてギリシャに伝わり、Aの文字になりました。アーレフという文字名はなまって「アルファ」になりましたが、もはやギリシャ語では「牛」の意味はなくなりました。
このギリシャ文字が後に、エトルリア人を経て、文明の低かった古代ローマに伝わり、ローマ人が話すラテン語(つまりローマ人の言語)を表記するためのローマ字になりました。そして、やがて英語でも用いられるようになります。
では、アルファベットの「ベット」の意味は何でしょうか? ギリシャ文字の「ベータ(β)」はフェニキア文字の「ベート」から作られました。このベートは「家」という意味なので、アルファベットとは、実は「牛家」でした。とはいえ、英語ではまったく当初の意味は意識されていません。
フェニキア語はセム語族に属し、同じセム語族のヘブライ語ともよく似ています。文字についても、古代のヘブライ文字とフェニキア文字はほぼ形も共通していました。
ヘブライ人は、バビロニア帝国との戦いに敗れてバビロンに捕虜として連れ去られた後、文字の形もバビロンで用いられたアラム語の影響を受け、それぞれ四角い形に変わりました。こうして現代のヘブライ文字ができたのです。
ギリシャ文字の「α」や「β」は小文字で、ギリシャ文字の大文字はローマ字と同じくA、Bです。ちなみに、古代のアルファベットは大文字だけで、ギリシャ文字の小文字は、西暦9世紀以降に大文字を元にして書きやすいように改良して作られました。
世界の多くの文字、ロシアのキリル文字やインドのデーヴァナーガリー文字、さらにアラビア文字もすべて、実はフェニキア文字の子孫なのです。
アルファベットは正式な書き順がなく、文部科学省も書き順を指定していないため、英語の教科書ごとに書き順が違うというのは覚えておきたいポイント。
英語は単なる言葉ではなく、その背後には文化や歴史、そして人々の生活が詰まっています。こうした雑学を知ることで、英語の学びがもっと楽しくなるはずです。

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