「今日の富士山」カテゴリーアーカイブ

【2022年8月17日 今日の富士山】

今朝は雨が降っていましたが、昼前には日差しが出て富士山がこんにちは!と姿を見せてくれました^^
山頂の方には笠雲らしき雲。夜からまた雨の模様です。
お盆休み明けで今日から仕事の方も多いのではないでしょうか。
お休みは満喫することができましたか?
長い休みのあとはなかなかやる気が出ませんね。
甘いものを食べたり、好きな飲み物をのんだりして徐々に体を慣らしながら仕事モードへ切り替えていきましょう☆
気温は低いですが湿度が高いので、水分補給をしっかり行って熱中症に気をつけてください。
それでは今日は“保冷剤”について書いていきます。
暑さが厳しい日が続いていますが、熱中症予防や食品の持ち帰りのために「保冷剤」を使う人も多いのではないでしょうか。
屋外では、額や首に保冷剤を直接当てている人を見掛けることがあるほか、洋菓子や生鮮食料品の購入客に対して、保冷剤を配布する店もあります。
ところで、保冷剤はどれくらいの期間、使い続けられるのでしょうか。
保冷剤の99%は水、残りの部分は紙おむつにも使われている『高吸水性ポリマー』などで構成されています。当社保冷剤の99%はRO水(逆浸透膜でろ過した水)です。高吸水性ポリマーは、それ自体の重さの数百倍から数千倍の水を吸い込み、保持できるのが特徴です。少量の高吸水性ポリマーと水を組み合わせることで一定期間、水分量を維持したまま、繰り返し、凍らせることができます。
保冷剤の表面はフィルムや不織布で覆われていますが、洋菓子店では、不織布タイプの保冷剤を配布することが多いです。フィルムタイプの保冷剤だと結露により、表面に水滴がたまりやすく、箱に入れたときに中がぬれてしまう恐れがあるからです。
基本的に1年ほど繰り返し使うことができますが、高温多湿な環境下で使い続けると、表面が破れやすくなるなど製品の劣化が早まります。夏のような暑い時期に繰り返し使う場合は、使用開始後2~3カ月をめどに捨てた方がよいでしょう。
店で配布された保冷剤は品質上、繰り返し使っても特に問題ありません。 洋菓子店などで配布されることが多い約50グラムの保冷剤の場合、1~2時間ほど、食品の持ち運びが可能です。持ち運びの際に保冷剤だけでなく、保冷バッグも使えば効果が倍増します。
高温多湿な場所に長時間放置した場合や凍った状態で衝撃を与えると、表面が破れるなど製品が劣化する原因となります。基本的に冷凍庫で保管し、丁寧に扱いましょう。冷凍庫を使用できない場合や保冷剤をしばらく使用する予定がない場合は、冷暗所で保管しても構いません。その際は保冷剤をしっかり溶かして、水分をよく拭き取ってから保管してください。
不織布の保冷剤はフィルムタイプの保冷剤に比べて表面が破れやすく、汚れが付くと落ちにくいです。また、使用後にそのまま常温の場所に置くと、かびが生えることもあるので取り扱いに注意してください。
暑い日、保冷剤を額や首に直接当てている人を見かけますが、保冷剤を肌に直接当てて使うと凍傷の恐れがあります。保冷剤で体を冷やすときは、タオルやハンカチなどで包んでください。

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【2022年8月15日 今日の富士山】

おはようございます。
お盆期間真っ只中の富士山です。
うっすらとですが見ることができました☆
台風の間お休みしていたセミたちの鳴き声も復活!
今日も暑くなりそうですね。
夏といえど富士山の山頂は寒いくらいです。
標高が上がるにつれて急な突風も吹くため、登山される方は転倒や荷物が飛ばされないようご注意を。
今日は終戦記念日ということで、世界の平和を祈りつつ良い一日をお過ごしください。
それでは今日は“夏バテに効く食べ物”について書いていきます。
ちょっと動いただけで汗だく。冷たい飲み物をカブ飲みしてお腹はタプタプ。食欲はなくなって、冷たい麺のオンパレード。連日の熱帯夜でエアコンを付けたり消したりで眠りは浅く、疲れは溜まる一方……。
こんな夏バテの泥沼に陥っているなら、まずは食事の改善から。
夏バテに効く食べ物といえば、ウナギ、豚肉、レバー、ニンニクなどが思い浮かびますが、食欲が落ちているときに、これらを食べ続けるは正直しんどいですよね。何より偏った食事は逆効果。バランスよく色々な食べ物を取り入れることも大切です。
そこで、夏バテ対策をパワーアップさせるべく、夏バテに効く意外な食べ物をご紹介。 日々の食事に取り入れて、夏バテを賢く撃退しましょう。 ①みそ汁
「夏にみそ汁?」と思われるかもしれませんが、一杯のみそ汁が熱中症対策に有効。汗で失われるナトリウム、カリウム、マグネシウムなどが豊富に含まれ、さらに味噌やだし汁には心身をリラックスさせる働きもあります。
味噌には、発酵の過程で生まれるメラノイジンという強力な抗酸化成分が含まれています。また、味噌に含まれる遊離リノール酸には、シミの元になるメラニンの合成を抑制する働きも! 夏バテ対策はもちろん、美肌づくりも期待できるのです。
◆食べ方のコツ
「夏に熱いみそ汁はしんどい……」という場合は、『冷や汁』でもOK。タンパク源に豚肉や豆腐、ショウガやすりごまなどを加えるのがおすすめです。
②サバ缶
サバ缶には、ココロとカラダの健康に欠かせないタンパク質、ビタミンB群が多く含まれています。不足しがちな鉄も豊富で、疲れの原因のひとつであり、男性にも多い“隠れ貧血”の対策にも有効です。
また、現代人の多くが不足しているオメガ3もたっぷり! オメガ3は強力な抗酸化作用で、炎症を抑制し、血流を改善。その結果、筋肉疲労や眼精疲労の改善にも役立ちます。自律神経のバランスを整える働きもあるので、ストレス対策にも力を発揮します。
◆食べ方のコツ
軽く汁気をきったサバ缶とキムチ、大葉などをごはんにのっけて少しポン酢をかければ、火も包丁も使わず、手軽なビビンバの完成! 暑い日にもぴったり。キムチの発酵パワーは腸のケアにも役立ちます。
③鶏ムネ肉
鶏ムネ肉には抗疲労成分の『イミダゾールジペプチド』という成分が豊富に含まれています。
イミダゾールペプチドは、優れた抗酸化力で細胞を酸化から守り、疲労を軽減してくれるのです。近年では、加齢や疲労によって低下する脳の老化を抑制する働きも発見され、注目を集めています。
◆食べ方のコツ
イミダゾールジペプチドの効果は、鶏ムネ肉なら100g(1/3~1/4枚程度)で得られます。継続して食べることで、疲労軽減効果を得られるので、ゆで鶏や『レンチン蒸し鶏』で、手軽なサラダをプラスするなどして、こまめに補給しましょう。シンプルなサラダチキンでもOKです。
④甘酒
夏に飲む甘酒は米麹から作られたものが主流。江戸時代から「飲む点滴」と言われ、夏バテ予防ドリンクとして親しまれてきました。
初詣で振る舞われる甘酒は酒粕から作られており、砂糖などで甘味をプラスしていますが、米麹で作る夏の甘酒は、甘味無添加。発酵によって米のでんぷんが分解されたブドウ糖が主流なので、スピーディーにエネルギーになります。
また、米に含まれるタンパク質が発酵によってアミノ酸となっているので、消化吸収が抜群! だから、疲れたカラダに効くのです。
◆食べ方のコツ
天然の甘酒におろしショウガを加えて炭酸で割った「甘酒ジンジャエール」がおすすめ。甘さ控えめでスッキリ飲みやすく、血流促進効果もあるので、朝食時はもちろん、お風呂上がりの一杯にもぴったりです。
他にも、冷たいものの食べ過ぎで弱りがちな胃腸ケアにも役立つ『納豆』や『キムチ』、『大根おろし』、カラダを温める『ショウガ』、たっぷりのビタミンCやカリウムでストレスやむくみ対策に働く『キウイフルーツ』などもおすすめ。
夏バテ対策は1日にしてならず。疲れに押し潰される前に、日々の食事でこまめに撃退しましょう!

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【2022年8月10日 今日の富士山】

おはようございます。
一週間ぶりの富士山です!
雲に邪魔されていますが、朝から見えました^^
しかし、あっという間にまた雲に覆われてしまい富士山とはまたお別れ…。
最近は晴れていても富士山の方は雲がかかっていることが多いですね。
束の間の富士山タイムでした。
明日からお盆休みに入る方も多いのではないでしょうか。
お盆期間中にひまわり畑に行こうと思っているので、富士山とのコラボが見られることを期待したいです。
今日も35度前後まで気温が上がる予報なので、熱中症対策は万全にしてお過ごしください!
それでは今日は“たい焼き”について書いていきます。
「クロワッサンたい焼き」や、アイスの入った「冷やしたい焼き」など、最近はたい焼きにも様々な種類がありますが、古くから親しまれるたい焼きに、本物の魚と同様「天然」と「養殖」の2種類があることはご存知でしょうか。
天然モノと養殖モノの違いは、たい焼きを作る『釜』にあります。
「養殖モノ」とは、生地を焼き型に流し入れて焼き、片側にあんこをのせて両側を合わせ、一度に6匹(個)~10匹ほど焼き上げるものを指します。これは、たい焼きが誕生してから人気が高まっていく過程で、大量に販売するために考えられたものだそうです。
一方、一度に1匹~2匹までしか焼けない釜で作られたたい焼きを「天然モノ」、または「一丁焼き」と呼びます。
養殖モノは一度に大量に作ることができ、電気で作られることがほとんどです。時間を設定して焼くこともできるので、ちょうど良い焼き加減で、誰でもうまく作ることができます。
ただ「天然モノ」は、一度に2匹ずつしか焼けないため焼き上がるまでの間が長くなってしまいます。また、火で焼き上げるのですが、火加減や時間の調整が難しく、誰でも上手に作り上げられるわけではありません。
手間や時間、熟練の技が必要となりコストもかかる「天然モノ」のたい焼きですが、その分、養殖にはない皮のサクサク感を楽しむことができます。
「天然たい焼き」をうたうたい焼き店も多く、たい焼き好きの人にとってこの分類の仕方は広く浸透しているそうです。
では、「天然」と「養殖」は誰がいつから言い始めたのでしょうか?
「天然モノ」はかなり新しい表現であり、2002年に発刊された本『たい焼の魚拓』の中で、著者の宮嶋康彦さんが、たい焼きを分類するのに使ったのが最初だと言われているそうです。
写真家の宮島さんはたい焼きが大好きで、当時は“絶滅”寸前だったという「天然モノ」のたい焼きを求めて日本各地を巡り、たい焼きの魚拓を集めた『たい焼きの魚拓』を出版しました。ともえ庵の「全国一丁焼きのたい焼き店調査」によると、現在は一丁焼きのたい焼きを提供するチェーン店が増えたことで、天然モノのたい焼き店は増えてきている、とのことです。
ちなみに、たい焼き自体はどのように誕生したのでしょうか?
諸説あるそうですが、江戸時代に発祥したらしい「文字焼(もんじやき)」にルーツを持つとのこと。
「文字焼」とは、熱した鉄板または銅版の上に、小麦粉に砂糖を混ぜて水で溶いたものを流して文字や絵の形に焼いたもので、鯛や亀、宝物など縁起の良い形が人気だったとされています。その文字焼きに、やがて餡を入れるようになりました。そして、鯛の金型ができるなど高度に発展し、現在のたい焼きにつながっていったのだそうです。
天然にも養殖にもそれぞれの良さがある「たい焼き」。
購入される際はどちらのたい焼きなのか、気にしてみてください。

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【2022年8月3日 今日の富士山】

8月に入ってから初の富士山です!
お昼頃から姿を見せてくれました☆
今朝は曇りだったので、いつもより過ごしやすいかも?と思いきや、暑い暑い!
今日も完全に猛暑日ですね。
こまめな水分・塩分補給、空調の効いた室内での休憩など、屋内外問わず熱中症対策を万全にお過ごしください。
街中でよく見かける手持ち扇風機ですが、外気温が35℃以上の場合に使用するとドライヤーのような熱風を浴びることになってしまい危険だそうです。
使用する場合は首に濡れタオルをかけて肌に接している部分に風を当てましょう。
心臓のあたりを冷やすと、より効率よく体を冷やすことができるとのことです。
今月は猛烈の暑さとの戦いが続きますが、しっかりと対策をして乗り切りましょう!
それでは今日は“カメムシ”について書いていきます。
今月に入り27都道府県に“カメムシ注意報”が発表されています。
これは、平年よりもカメムシが多くなるおそれがある場合に都道府県ごとに発表されるものです。
主な目的は農作物への被害を抑えるためで、農家に向けた注意喚起。
特に広島県では過去10年で最多のカメムシ発生状況とのこと。
大量発生の主な理由は2つあり、1つめは「表年」であることです。
カメムシの発生数というのは、1年おきに増えたり減ったりする傾向にあって数が多い年が「表年」、少ない年が「裏年」となっていますが、今年は「表年」にあたります。
この表と裏の周期というのは、カメムシのエサとなるスギやヒノキの実が豊作である年と、不作である年の周期とおおむね同じだということです。
実が不作だとカメムシはエサを求め下山し、果樹園などにやってきます。
今年はさらにもう一つの要因も重なってしまいました。
梅雨前から気温が高く、雨が少ないことです。
カメムシは気温が高いと活発になり、生育が早い。そして、雨が少ないと病気にならないということで、今年はカメムシにとって好都合な天候ということです。
カメムシは家の中に入ってくることもありますが、そうなると嫌なのはカメムシが出す悪臭。
悪臭の原因というのは、危険を感じた時に放つ分泌液で、その臭いの強さは、カメムシ自身がショック死してしまうこともあるほど強烈だといわれています。
その悪臭被害にあわないために、カメムシが寄ってきやすいものを知っておきましょう。
まず、カメムシは洗濯物が好き。特に白い色を好む傾向にあって、暖かいところも好きです。
そのため、シャツなど白い洗濯物を太陽にあてて干していると寄ってきます。
洗濯物に付いているカメムシを見つけたら、素早く払いのけるということがポイントです。
ゆっくりつかもうとすると、敵だと思って悪臭を放ってしまうので、払う時の素早さが大切になってきます。
また、カメムシは2ミリ程度の隙間があれば家の中に入ってこれます。
2ミリというと、だいたい500円玉の厚みぐらいなので、いつ入ってきてもおかしくありません。
あらかじめ窓枠などにカメムシにも効果のある殺虫剤を噴射しておくのも良いでしょう。
カメムシが飛び回るピークが秋なので、まだしばらく注意が必要になりそうです。
カメムシ以外にも夏や秋は様々な虫が活発になりますね。
虫を家に侵入させないよう対策をしておきましょう。

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【2022年7月29日 今日の富士山】

おはようございます。
今日も暑くなりそうですね。
今朝はセミの大合唱と共に、完全に夏モードの富士山!
昨夜の雨のおかげでくっきり見えています^^
台風5号が発生し直接の影響はないものの、大気の状態が不安定となっているので、こまめに最新情報をチェックしておきましょう。
早いもので7月ももう終わってしまいますね。
明日からの週末、狩野川花火大会が中止とならずに開催されるそうです。
全国ニュースで沼津市長がインタビューされているのを見ました。
コロナ感染拡大中での開催ということで、注目度が高いのでしょうか。
お祭りに行く予定の方は対策を万全にした上で楽しんでくださいね。
暑さにコロナに色々と大変ですが、金曜日も最後まで頑張っていきましょう!
それでは今日は“なす”について書いていきます。
なすは7~9月頃が旬の夏野菜です。
「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがありますが、秋のなすは身がしまって美味しいものが多いとされています。
このことわざは「夏野菜であるなすを食べると体が冷えるため、大事な嫁の健康のために食べさせてはいけない」と言っているものです。
「なす」はインド原産。形も丸いものや長いものがあり、大きさも様々ですが、色も紫、白、緑と多種多様。日本で食用とされる品種も、細長い「長なす」や卵のような形の「丸なす」、さらには少し大きめな「米なす」などがあります。
美味しいなすの選び方は
・皮に光沢とハリがあるもの
・ガクの下が白いもの(茶色くないもの)
・トゲがある品種はトゲがとがっているもの
を選ぶのがコツです。
なすのエネルギーは可食部100gあたり18kcal。食物繊維は2.2g。水分が93.2gですからそのほとんどが水分と考えてよいでしょう。カリウムやビタミンKなどを若干含んでいますが、さほど特筆すべき量でもないため、基本的にはその水分で体を冷やすために食べる野菜と考えてよいでしょう。
なすの皮の紫色はナスニンと呼ばれるアントシアニンという色素の一種です。鉄と結びつくことできれいな紫色になります。ぬか漬けにするときに一緒に釘を入れるのは、発色をよくするためです。アントシアニンは抗酸化作用を筆頭にさまざまな健康効果が知られています。上手にアントシアニンを食卓に取り入れたいですね。
なすを切って放置すると、茶褐色に変化します。これは、なすの中に含まれているあくの影響です。あくのせいで味にえぐみが出てしまうので、水にさらすのはあく抜きをするためです。
なすを切ってから水さらしをするだけで、あくは簡単に取り除けますが、水にさらす時間は長くしすぎないようご注意を。なすの切断面から、旨味成分なども流れ出てしまうので、水にさらす時間は、長くても10分程度に留めましょう。
また、水にさらす以外に、塩をすり込むあく抜きの方法もあります。 なすに塩をすり込んで2~3分置くと、なすの水分が染み出してきてしんなりします。この水分ごと塩を取り除けば、あく抜きをすることができます。また、この方法を使えばなすの実が加熱前にしんなりしますので、調理しやすいのもメリットです。
ただし、塩であく抜きをする場合は、多少の塩分が残るので、調理の際の味付けで調整することを忘れないようにして下さい。
ではあく抜きを忘れたらどうすればよいでしょうか? 実は、あく抜きは必ずしも必要ではありません。あくが体に悪いというわけではないからです。
まず、揚げたり炒めたりといった油を使った調理方法の場合はえぐみを感じにくくなるため、あく抜きはしなくても大丈夫です。また、旬の始めのいわゆる「走りの時期」のなすはあくが少ないと言われていますので、水さらしをしなくても美味しくいただけるものが多いです。
一方で、浅漬けや、なすの色を活かした色の薄い煮汁の煮物を作る場合は、やはりあく抜きをした方が見た目が美しく仕上がります。見た目や味のえぐみなどが気にならない場合は、あく抜きを忘れたからといって健康を害するようなことはないのでご安心ください。
なすを保存する場合は、1本ずつラップで包んで、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。カットしたものを冷凍保存することもできます。冷蔵保存ならおおむね7~10日くらい、冷凍保存なら1か月程度の保存が可能です。
冷凍の場合は、下ごしらえに少し時間がかかりますが、使う分だけを取り出して利用することができるため、無駄を少なくすることができ、おすすめです。
なすは揚げてよし、焼いてよし、煮ても、蒸しても美味しいです。さらに浅漬けなどにしても美味しくいただける万能野菜です。
簡単で美味しいのは、グリルで焼いた後、皮をむいただけの焼きなすでしょう。なすの煮びたしは揚げたなすを煮汁で煮るという油を使った2段階の調理が有名ですが、フライパンで焼いたなすを煮汁で煮る方法でも美味しく作ることができます。もちろん、煮汁は麺つゆなどでの代用も可能です。
他にも、薄切りにしたなすと塩をビニール袋に入れてもみこんで作るなすの塩もみなども美味しいです。また、ピーマンと炒めても美味しいですし、トマトと煮込んでも美味しくいただけます。また、麻婆茄子などもなす料理として有名ですね。
このようにさまざまな調理方法で楽しめるなす。夏の風物詩として美味しくいただきましょう。

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【2022年7月28日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は雲の間から少し見えました。
不安定な天気が続いてますが、今日はどうでしょうか。
最近天気予報も当たらないことが割りとあるので、専門家でも難しいのですね。
まもなく熱帯低気圧が台風5号に変わるようです。
西日本では大雨が続いたり、東日本でも今後も不安定な天気は続きそうです。
さて、今日からは七十二候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつい)」となります。
「溽暑(じょくしょ)」は、湿気が多く蒸し暑いという意味で、まさに今の時期のことですね。
高温多湿な時期は、熱中症の危険性も増すため非常に厄介。
しかし、世界に目を向けると日本はまだ良い方かもしれません。
2018年の東京の年間平均気温は16.8℃、年間平均湿度は70%。
マレーシアのクアラルンプールでは、平均気温33℃に対し、平均湿度が81%。
平均気温は日本の真夏並みです。さらに平均湿度が80%以上と日本の比ではありません。
昔の家に比べて今の家は気密性が高く、屋内に湿気がたまりやすくなっています。
エアコンなどの除湿機能を使ったり、こまめな換気、湿気が気になる押入れや靴箱に新聞紙を敷いたりと工夫しながら快適に過ごせるよう対策しておきましょう。
今日は日中35℃以上となるところもあると言われています。
熱中症対策も万全に行って今日も一日頑張っていきましょう!
それでは今日は“すいか”について書いていきます。
昨日7月27日は、すいかの日でした。
夏においしいすいかの縞模様が綱に見えることから、7月27日が“夏の綱”、「な(7)つのつ(2)な(7)」と読めることにちなんで制定されたそうです。
すいかには果肉が赤いものと、黄色いものがありますね。
これはカロテノイドという色素のバランスが違うからです。
赤いすいかはリコピンが多く、黄色いすいかはβカロチンやキサントフィル類が多いのが特徴。
品種によっても異なりますが、一般的に赤いすいかはしっかりとした甘さで、黄色のすいかは上品な甘さとされています。
ちなみに現在では黄色いすいかの方が珍しいため、赤いすいかに手を加えたものが黄色いすいか、と思いがちですが、実際は逆。
フルーツとして食べられる前の時代のすいかの果肉は黄色でしたが、それが品種改良によって赤くなりました。
すいかに塩をかける食べ方が一般的に広まったのは江戸時代。
諸説ありますが、最初にかけたのは千利休ではないかと言われています。
当時のすいかは今ほど甘くなかったため、もてなしとして砂糖をかけていました。
しかし、千利休が飛喜百翁という友人を訪問した際「スイカにはスイカの味がある」として、砂糖のかかっていない部分だけを食べたという逸話が残っています。
また「ひとつまみの塩をかけて食べた方が甘みが引き立つ」と提唱したという文献も。最初かは定かではありませんが、千利休もお気に入りの食べ方だったようです。
スイカ割りにも公式ルールがあることはご存じでしょうか。
1991年に「日本すいか割り協会」が制定。スイカとの距離や棒の長さ、使用するスイカまで細かく定められています。
さらには「目隠しの確認作業のため、1万円札を競技者の前に落とす」というルールも! 反応したら見えている、ということでしょうか……!
ただし、日本すいか割り協会は現在では解散。代わって「日本すいか割り推進協会」が定めたルールが公式とされています。
こちらは1万円を用意する必要はなし。
夏においしいスイカ。ただ食べるだけでなく、塩をかけたり、スイカ割りしたり、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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【2022年7月25日 今日の富士山】

おはようございます。
週の始まり月曜日!
今日は朝から何度か地震がありビックリしました。
富士では震度2だったみたいですが、久しぶりの地震はドキッとしますね。
そして朝から異常な暑さ。
富士山も暑くて山頂から湯気をだしているように見えます。
全体が綺麗に見えているので富士山日和ではありますね☆
昨晩は桜島で噴火がありました。暑さにも自然災害にも注意が必要です。
さて今日7月25日は“かき氷の日”。
「かき氷」が別名で「夏氷(なつごおり)」とも呼ばれることから、「な(7)つ(2)ご(5)おり」と読む語呂合わせと、1933年のこの日、山形県山形市で当時の日本最高気温40.8℃を記録したこと(日本最高気温の日)にちなみ、かき氷を食べるのにふさわしい日とのことで7月25日が選ばれたそうです。
近年は、生クリームや果肉をたっぷり使った「進化系かき氷」が定着しつつありますが、定番のシロップをかけた昔ながらのかき氷の人気も健在です。
かき氷のシロップといえば鮮やかな色が特徴ですが、中でも水色の「ブルーハワイ」は見た目にも涼しげな人気のシロップですね。
諸説ありますが、ブルーハワイはカクテルの「ブルーハワイ」が由来となっている、という説が有力とされています。
そもそもカクテルのブルーハワイは1980年代にハワイで派手な飾りつけを施すカクテルが流行したときに生まれたものといわれており、かき氷のブルーハワイ味は1980年代後半以降に誕生・流行したものと推測されます。
青色のリキュールを使用したカクテルのブルーハワイを意識して作られたシロップのため、両者同じ色をしています。
ブルーハワイの味は明確に定義されておらず、メーカーによって異なります。
現在はラムネ味、ソーダ味、柑橘系などの味が主流だと思いますが、いずれの味についても、糖類や酸味料など基本的な成分は同じで、主に香料が異なっていると考えられます。
この香料によって違った味に感じたりするのです。
ブルーハワイの特徴である綺麗な青色は、「青色1号」という着色料によって作り出されていることが多いです。
この着色料によって、ブルーハワイ味のかき氷を食べると舌が青くなります。
かき氷を食べて頭がキーンと痛くなったことはありませんか?
この頭痛は「アイスクリーム頭痛」と呼ばれていて、急激な冷たさが引き金となって発生します。
頭痛を感じることなくかき氷を美味しく食べるにはとにかく「ゆっくり食べること」です。
また、口の中を冷やしすぎないように、温かい飲み物と一緒に食べるのも効果的。
いよいよ7月最終週!
かき氷を食べてリフレッシュしながら、暑さに負けずに頑張っていきましょう!

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【2022年7月24日 今日の富士山】

おはようございます。週末の富士山です!
裾に広がる雲がお洒落ですね♪
完全に夏富士山になりました。
多くの学校が昨日から夏休みに入り、ショッピングモールやレジャー施設が混雑しているようです。
市内では本日、富士まつりが開催されているので人も車もたくさん! 交通事故にはより一層気をつけていきたいですね!
3年ぶりの富士まつりの花火大会!夜が楽しみです^^
今日も30℃超えの夏本番の暑さとなる見込みなので、山や海へ遊びに行く時も、こまめに水分塩分補給を行うように心がけてください。
それでは今日は“うなぎ”について書いていきます。
今年の土用の丑の日は、昨日7月23日と8月4日の2回です。
土用の丑の日の行事食として有名なのが「うなぎ」。
うなぎを食べると精がつき、夏バテしないとの言い伝えがあります。
また、うなぎはカルシウムを豊富に含む食材としても知られ、100gあたり150mgのカルシウムが含まれていると言われています。
一人の成人が一日に食事等から摂取して補う必要があるカルシウムの量は600mgとされていますので、うなぎを食べればかなりカバーできると期待されています。
うなぎはカルシウムが消化管から体内へ吸収されるのを助けるビタミンDも多く含んでいるので、骨を強くしてくれる食材と言えます。
それゆえ骨粗しょう症の治療に用いられる薬の中に、うなぎの研究から誕生したものもあるのです。
1年中出回る養殖ものが夏の土用ニーズを満たしており、天然物は産卵に向けて脂ののった秋から冬が旬となります。
しかし、近年うなぎの養殖に使う天然稚魚(シラスウナギ)の激減で価格がはね上がり、絶滅も危惧されて、なかなか手が出せなくなってきました。
食べ物以外の土用の風習には、「土用虫干し」や「丑湯」などがあります。
土用の虫干しとは、梅雨で湿った衣類、書物、調度品などを風にあてて陰干しすることをいいます。
丑湯は土用の丑の日に桃の葉などの薬草を入れたお風呂入れることで、疲労回復と無病息災に通じます。
いずれも蒸し暑い日本の夏を乗り切るための、先人の知恵といえます。 8月の土用の丑の日も、うなぎや伝統的な風習で厳しい夏を乗り切りましょう!

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【2022年7月21日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は曇り空の中、うっすらと富士山を見ることができました!
何日ぶりの富士山でしょうか。久しぶりにパワー注入です☆
それにしても朝からムシムシしてますね。 洗面所へ行くと我が家の猫も冷たい洗面ボウルの中で涼んでいました。
今日も日中かなり暑くなりそうです^^;
8月に入るともっと暑くなるんだろうな・・・。
さらに今年は10月頃まで厳しい暑さが続くと予想されていますので、これからしばらく暑さとの戦いになりそうです。
しっかりと熱中症対策を行っていきましょう。
今年は夏祭りを再開するところが多いですが、なるべく人ごみを避けたりコロナ感染に気をつけながら楽しんでくださいね。
今夜は東の空から昇ってくる月の背後に火星が隠される「火星食」が起こります。
空のかなり低い高度で起こる現象ですので、東側の開けた所で観測するのがおすすめです。
国内で夜に見られるのは24年ぶりとのこと。
ちょっと天気が怪しそうですが…観測できることを願って夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
それでは今日は“蚊”について書いていきます。
7月に入り、蚊が以前に増して現れるようになりました。
蚊は獲物の体に止まって血を吸い、その際に鎮痛効果を持つ唾液を注入する。
唾液に対する人体の防御反応で神経が刺激され、かゆみが生じます。
日本には約100種類の蚊がいるとされ、大きく「探索型」と「待ち伏せ型」の二種類に分けられます。
探索型は獲物を求めて広範囲を移動します。洗濯物の取り込みの際に入り込むため、家の中で芽にする蚊は多くがこのタイプ。
    体が茶褐色の「アカイエカ」が多く、活動は8月がピークで、以降はあまり見なくなります。
ただ、成虫のまま越冬するため、時折、秋や冬に見る季節外れの蚊はこのアカイエカです。
待ち伏せ型は林や森に生息し、訪れた獲物を狙ういわゆる「ヤブカ」と呼ばれるタイプ。
体にしま模様がある「ヒトスジシマカ」が有名で、こちらは10月頃まで活動します。成虫は卵を産んで死に、卵が越冬するため、冬に見ることはないといいます。
蚊は種類によって生態が意外にに異なっています。
「特定の血液型は刺されやすい」という話を聞いたことがある人も多いと思いますが、学術的な論文ではそういった事実は確認されていません。
蚊は二酸化炭素に反応して寄ってくる習性がある上、それぞれの好みの臭いがあるといいます。
呼吸量や体臭、年齢といった血液型以外の要因で蚊が集まった可能性があり、血液型の好みがあるかどうかは断言できません。
蚊の幼虫は水場で繁殖するため、中庭のくぼみや雨どいにたまった水で幼虫から成虫になって家に侵入してくることがあります。
水がたまった空き瓶や排水の弁があると幼虫が湧きやすいため、水がたまる場所を無くすように意識すると良いです。
家の周りに水がたまる場所は意外に多く、特に雨の後はこまめに掃除するのが良さそうです。
蚊が出る森や山に行く場合には肌に吹きかけるタイプの虫除けスプレー、または刺された後に使うかゆみ止めが一番効果的。
刺されてかゆみが生じた箇所をかくことで刺激を与えると、かゆみがより広がることが分かっています。
特に子どもの場合は我慢できずにかいて悪化してしまいがち。夏場に子どもと山などへ行く時は虫除けとかゆみ止めを常備しておきましょう。 かゆみ止めがない場合は、冷たい缶ジュースを患部に当てるとかゆみが和らぎます。患部の温度を下げることで感覚を鈍らせ、かゆみを感じにくくすることができるため、応急処置にはなります。
夏はただでさえ気温が高く、通常の生活でも不快になることが多いです。蚊対策を行って少しでもストレスのない夏を送ってくださいね。

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【2022年7月6日 今日の富士山】

おはようございます。
雨上がりの今朝の富士山。
鮮やかな青空と真っ白な雲、そして濃紺の富士山という色合いがとても綺麗です!
山頂の雪が肉眼では見えなくなりましたね。
台風が温帯低気圧になりましたが、まだまだ不安定な天気が続きます。
急な雷雨、引き続き熱中症にもお気をつけください。
明日は七夕なので少しでも良い天気になるといいのですが。
今年はどんな願い事をしようかな。今日のうちに決めておきましょう^^
短冊を飾る竹や笹を用意する際は、なるべく一年生の若竹を選ぶと葉が丸まりにくく綺麗な状態を保てます。
竹の茎の緑色が濃厚なものは若竹です。
今日は家族で楽しく七夕飾りを作ってみてはいかがでしょうか♪
それでは今日は“発酵食品”について書いていきます。
日本の発酵食品の代名詞ともいえる納豆ですが、冷蔵庫に常備しているという家庭も多いのではないでしょうか。
そんな納豆ですが、納豆にも“賞味期限”があります。それは“腐る”からです。
納豆を作るのは、納豆菌です。
昔は、納豆は煮た大豆を稲わらに包んで作りました。納豆菌は、自然界では稲わらの中にすんでいて、わらを分解して暮らしています。そのため、煮豆を稲わらで包めば、納豆菌のはたらきで豆が発酵し、自然に納豆になったのです。
人々は、昔から微生物の力を借りた発酵により、さまざまな食品を作ってきました。ヨーグルトやチーズ、パン、鰹節、糠漬け、食酢などは発酵食品ですし、ビールやワイン、日本酒などのお酒も発酵によるものです。
発酵食品は、有益な菌を増殖させることで作られます。こうすると、競合する雑菌が繁殖しづらくなり、腐敗しにくく保存性が高まるという特長があります。
また、発酵のさいには微生物が原料となる食品を分解し、さまざまな物質を作り出すため、栄養価が上がったり、香り成分やうまみ成分が増えて、おいしさが高まるという効果もあります。
ヨーグルトやチーズ、パン、鰹節、糠漬け、食酢などは発酵食品ですし、ビールやワイン、日本酒などのお酒も発酵によるものです。
・発酵…人間に有益な納豆菌が増殖することで競合する雑菌の繁殖がしづらい状態。(保存性が高まり、栄養価も高まった状態)
・腐敗…人間に不利益な納豆菌以外の菌が増殖していて、有害な菌が繁殖している状態。
今でこそ、新鮮な刺身をのせた握り寿司を手軽に食べられるようになりましたが、冷蔵技術のなかった昔は、生の魚を食べるのは簡単なことではありませんでした。特に、日本は高温多湿ですから、食べ物が傷みやすかったのです。
寿司の起源をたどると、もともとは魚を保存するための技術でした。鮒寿司に代表されるなれ寿司のように、ごはんを発酵させて魚を保存させたのが、寿司の始まりなのです。
各地の押し寿司を見てみると、抗菌力のある植物の葉で包んだものが少なくありません。
傷みやすいサバ寿司は、抗菌作用のあるアセ(ダンチク)やバショウ、ハラン(バラン)の葉で包まれています。ハランは漢字では「葉蘭」と書くユリ科の植物です。今では、ハランといえばビニール製のものをイメージしてしまいますが、もともとは植物の葉っぱだったのです。
また、柿の葉寿司はカキの葉で、朴葉(ほおば)寿司はホオノキの葉で包まれています。鱒寿司や鮭寿司にはササの葉が使われています。これらの葉は鮮やかな緑色で寿司をおいしそうに引き立てますが、本来の役割は彩りや香りを添えるためではなく、植物の持つ抗菌作用で、寿司が傷むのを防ぐことだったのです。
柿の葉寿司はカキの葉で包まれています。植物の持つ抗菌作用で、寿司が傷むのを防ぎます。
私たち人間の祖先は冷蔵庫さえなかった環境で微生物をうまく利用し、豊かな食生活を築いてきました。
その英知の結晶「発酵食品」一つとっても、食の分野はサイエンスとも非常に関係が深く、料理と食材に隠された「おいしさの科学」の秘密を知ることで毎日の調理と食事がグンと楽しくなるかもしれません。

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