おはようございます。
今朝は少し霞んでいますが、富士山全体が見えました♪
かろうじて雪残ってますね。今日は日中25度近くなる予報なのでさらに溶けてしまいそう。
服装をうまく調整してお過ごしください☆
さてそんな今夜は十三夜。十五夜の次に美しい月といわれています。
十五夜は中国伝来ですが、十三夜は日本独自の風習です。
今日は月見だんごを買って帰ろうと思います。
秋の夜長、美しい月が見られると良いですね^^
ぜひ暖かくして夜空を見上げてみてください。
それでは今日は“木枯らし”について書いています。
木枯らしとは、晩秋から初冬にかけて吹く北よりの強い風のことを言い、その年の最初の木枯らしを「木枯らし1号」として気象庁が発表しています。
木枯らし「1号」の呼び名は、日本気象協会出版の「気象」という雑誌で用い始めたことが発祥と考えられています。その後気象庁が東京・近畿の気象台単位で基準を定めて発表し始めたことで、一般に定着していきました。「1号」ということで、「2号」「3号」もあるのか?と思う方もいるかもしれませんが、「2号」の発表例は今のところありません。ただ、それは「2号」に相当する風が吹かないことを意味するのではなく、吹いたとしても「1号」に比べて注目・関心度合いが大きく下がるため「発表自体されない」ことを意味しています。
なお、同じ読み方で「凩」と書くこともありますが、常用漢字ではないため初見で読める方は多くはないでしょう。意味としては「木枯らし」と「凩」に大きな違いはありません。
木枯らし1号は、地域によって発表基準が異なります。
東京地方での基準は「10月半ばから11月末にかけて、西高東低の冬型の気圧配置となった状態で、最大風速が8m/s以上の西北西~北風が吹いた」とき、そして近畿地方の基準は「10月24日頃(霜降)から12月22日頃(冬至)にかけて、西高東低の冬型の気圧配置となった状態で、最大風速が8m/s以上の北よりの風が吹いた」とき、とされています。
では、その他の地域ではどうでしょうか。
実は木枯らし1号は、東京地方と近畿地方のみが発表対象です。つまりこの2地方以外では、木枯らし1号に相当するような風が吹いても発表されないのです。
その理由として、下記が挙げられます。
・そもそも木枯らしは太平洋側の地域で吹くものである
(日本海側の場合、木枯らしを引き起こす冬の季節風は日本列島の地形的な性質上、「雪や雨」を伴ってしまうことが多く、「木枯らし=木の葉をまき散らす、乾燥した強い北風」のイメージにそぐわない)
・木枯らし1号を発表してほしいという要望が多かったのがこの2地域のみである
・防災上の観点から考えると発表の必要性が高くない
(たとえば、「春一番」は防災上の観点から発表の必要性が比較的高いとされ、北日本を除く8つの地域で発表される)
ちなみに、東京地方では2021年・2022年と2年連続で「木枯らし1号」が観測されていません。
木枯らし1号は吹くのはどんな時なのでしょうか?時系列に沿ってその流れを追ってみましょう。
まず、木枯らし1号が吹く直前の状況として考えられるのは、低気圧が日本付近を東進しながら通過しているケースです。この低気圧の影響で、日本付近では全国的にぐずついた空模様になっていることでしょう。
低気圧が日本の東に抜けると、西に高気圧、東に低気圧という、いわゆる「西高東低の冬型の気圧配置」になり、全国的に北よりの風が吹くことになります。この時、東京および近畿地方において8m/sを超える北風が吹けば、「木枯らし1号」となるわけです。
この北風によって日本付近には一時的に冬の空気、すなわち寒気が流れ込みます。時期にもよりますが、北日本だけでなく、東・西日本でも標高の高い地域を中心に初雪を観測する場合もあるでしょう。冬がやってきた!と感じる瞬間ですね。
では、木枯らし1号が吹いた後は、もう冬なのでしょうか?
答えは否です。吹いた後数日は寒気の影響で平年よりも低くなることが多いですが、その影響も一時的で、その後の天気は日本付近の高気圧・低気圧の動向次第です。まだまだ晩秋~初冬の時期ですので、太平洋側の地域を中心に最高気温が20℃を超えるような「小春日和」になるケースも十分にあります。
東京で最も早く木枯らし1号が吹いたのは1988年の10月13日です。そして最も遅く吹いたのは1969年、1981年の11月28日となっています。一方で、大阪で最も早く木枯らし1号が吹いたのは1981年、2021年の10月23日、そして最も遅く吹いたのは2003年の12月19日となっています。
また、木枯らし1号が観測されない年もあります。
東京では直近でも2018年・2019年、2021年・2022年と2年連続で木枯らし1号が観測されていません。現在の基準となった1991年以降、観測なしの年が計4回ありますが、そのすべてが2018年以降の記録です。一方大阪では1991年以降、1992年の1回を除いて毎年観測されています。
木枯らしは秋から冬へと季節の移ろいを感じさせる現象で、その年最初の木枯らしを「1号」と名付けて発表します。
東京地方では2021年・2022年と木枯らし1号を観測していません。3年連続で吹かない年になってしまうのか、はたまた2020年以来3年ぶりの木枯らし1号を観測する年になるのか、気象界隈の中でもニッチな話題ではありますが、注目して天気予報を見てみると良いかもしれません。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
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【2023年10月26日 今日の富士山】
おはようございます。
朝は冷えますね。今日も秋晴れで、グラデーションのように見える青空がとても綺麗です。富士山も姿を見せてくれました^^
昼間は上着いらずの陽気となりそうです。寒暖差が激しいので服装で上手く調整してください☆
今日は柿の日、青汁の日、きしめんの日、どぶろくの日など飲食の記念日が多いようです。さすが食欲の秋。
疲れのたまってきている週後半ですが、旬の食材を食べて今日も元気に頑張っていきましょう!
それでは今日は“マッシュルーム”について書いていきます。
秋に旬を迎える「マッシュルーム」。家庭料理やおつまみなど、さまざまなレシピで活躍するキノコです。マッシュルームといえば、スーパーなどで「ブラウンマッシュルーム」と「ホワイトマッシュルーム」が並んで売られているのをよく見かけます。
ブラウンとホワイトの色の違いは、マッシュルームの品種の違いによるものですが、文部科学省による『日本食品標準成分表』では、マッシュルームは種類問わず『マッシュルーム』として栄養成分値が示されており、種類によって差が出るのか明確に示すことができず、その成分に違いはないとしています。
マッシュルームは100グラムあたり11キロカロリーと低カロリーです。群を抜いて栄養豊富とはいえませんが、ビタミンB2、パントテン酸、カリウム、リン、葉酸、ナイアシン、食物繊維、マグネシウム、鉄、亜鉛などが含まれます。カロリーが低く、さまざまな栄養素が取れる点では優秀な食材です。
ブラウン種とホワイト種、それぞれの特徴は次の通りです。
【ブラウンマッシュルーム】
茶色のかさと白い軸が特徴のブラウンマッシュルームは、ホワイト種よりも肉質がやや締まっていて、風味や香りが強く、ジューシーに仕上がります。ブラウンの色味が染み出してくるという点でも、炒め物や煮込み料理に使うのがお勧めです。また、ホワイト種よりも少し長く日持ちします。
【ホワイトマッシュルーム】
全体が白く、カサの表面が滑らかで、ブラウン種よりも香りや味がまろやかです。炒め物やサラダ、スープ、シチューなどさまざまな料理に活用できるので、ホワイトマッシュルームの方が料理の応用範囲が広いでしょう。ブラウン種に比べて日持ちはよくありませんが、きれいに仕上げたいときや、ホワイトソース、ホワイトシチューといった料理にはホワイト種がお勧めです。
マッシュルームだけでなく、キノコ全般に当てはまることですが、含まれる栄養素は水に溶けやすいものが多く、洗うことで栄養素が流れ出てしまう恐れがあるため、洗わずに使用するのが基本です。水っぽくなってしまったり、風味を損なったりする可能性もあるため、キッチンペーパーで拭き取る程度にしましょう。
マッシュルームは、新鮮なものであれば生のまま食べることができる唯一のキノコで、スライスしてサラダなどに添えると、豊かな香りとシャキッとした歯応えが楽しめます。加熱することで減少してしまうビタミンやミネラルもありますが、食物繊維は残ります。栄養素を無駄なく取りたいということであれば、サラダなど生で摂取し、加熱するとしても最後に加え、さっと火を通して食べるのがお勧めです。生で使用する場合、レモンや酢をかけるとカットした面が変色するのを防ぐことができます。
実は、キノコの中でもマッシュルームはうまみ成分が非常に多く含まれているので、スープや煮込み料理に使用するとうまみたっぷりに仕上がり、溶けだした栄養素も汁ごと摂取できるのでお勧めです。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
朝は冷えますね。今日も秋晴れで、グラデーションのように見える青空がとても綺麗です。富士山も姿を見せてくれました^^
昼間は上着いらずの陽気となりそうです。寒暖差が激しいので服装で上手く調整してください☆
今日は柿の日、青汁の日、きしめんの日、どぶろくの日など飲食の記念日が多いようです。さすが食欲の秋。
疲れのたまってきている週後半ですが、旬の食材を食べて今日も元気に頑張っていきましょう!
それでは今日は“マッシュルーム”について書いていきます。
秋に旬を迎える「マッシュルーム」。家庭料理やおつまみなど、さまざまなレシピで活躍するキノコです。マッシュルームといえば、スーパーなどで「ブラウンマッシュルーム」と「ホワイトマッシュルーム」が並んで売られているのをよく見かけます。
ブラウンとホワイトの色の違いは、マッシュルームの品種の違いによるものですが、文部科学省による『日本食品標準成分表』では、マッシュルームは種類問わず『マッシュルーム』として栄養成分値が示されており、種類によって差が出るのか明確に示すことができず、その成分に違いはないとしています。
マッシュルームは100グラムあたり11キロカロリーと低カロリーです。群を抜いて栄養豊富とはいえませんが、ビタミンB2、パントテン酸、カリウム、リン、葉酸、ナイアシン、食物繊維、マグネシウム、鉄、亜鉛などが含まれます。カロリーが低く、さまざまな栄養素が取れる点では優秀な食材です。
ブラウン種とホワイト種、それぞれの特徴は次の通りです。
【ブラウンマッシュルーム】
茶色のかさと白い軸が特徴のブラウンマッシュルームは、ホワイト種よりも肉質がやや締まっていて、風味や香りが強く、ジューシーに仕上がります。ブラウンの色味が染み出してくるという点でも、炒め物や煮込み料理に使うのがお勧めです。また、ホワイト種よりも少し長く日持ちします。
【ホワイトマッシュルーム】
全体が白く、カサの表面が滑らかで、ブラウン種よりも香りや味がまろやかです。炒め物やサラダ、スープ、シチューなどさまざまな料理に活用できるので、ホワイトマッシュルームの方が料理の応用範囲が広いでしょう。ブラウン種に比べて日持ちはよくありませんが、きれいに仕上げたいときや、ホワイトソース、ホワイトシチューといった料理にはホワイト種がお勧めです。
マッシュルームだけでなく、キノコ全般に当てはまることですが、含まれる栄養素は水に溶けやすいものが多く、洗うことで栄養素が流れ出てしまう恐れがあるため、洗わずに使用するのが基本です。水っぽくなってしまったり、風味を損なったりする可能性もあるため、キッチンペーパーで拭き取る程度にしましょう。
マッシュルームは、新鮮なものであれば生のまま食べることができる唯一のキノコで、スライスしてサラダなどに添えると、豊かな香りとシャキッとした歯応えが楽しめます。加熱することで減少してしまうビタミンやミネラルもありますが、食物繊維は残ります。栄養素を無駄なく取りたいということであれば、サラダなど生で摂取し、加熱するとしても最後に加え、さっと火を通して食べるのがお勧めです。生で使用する場合、レモンや酢をかけるとカットした面が変色するのを防ぐことができます。
実は、キノコの中でもマッシュルームはうまみ成分が非常に多く含まれているので、スープや煮込み料理に使用するとうまみたっぷりに仕上がり、溶けだした栄養素も汁ごと摂取できるのでお勧めです。
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【2023年10月25日 今日の富士山】
おはようございます。
今日も秋らしく肌寒いですね。最近はブランケットが大活躍です。
薄雲が広がってますが、富士山との相性良し!
この時季は富士山が見える日が多いのに加え、コロコロ変わる雪の様子が見れて嬉しいですね^^
風もなく穏やかで良い一日になりそう♪
こどものお弁当作りで早起きしたため、もうすでに眠いですが…ピクニック日和でなにより。息子よ、楽しんでくれ。
まだまだインフルエンザが流行っているので、手洗いうがいなどしっかり行っていきましょう!
それでは今日は“ドライアイ”について書いていきます。
日常生活で、目が疲れたり、かすんだりしたことはないでしょうか。このような症状は「ドライアイ」といわれており、国内の患者数は推計2000万人以上とされています。
ドライアイは、涙の量または質の低下が原因で発症します。涙の質は、目の表面の『ムチン』と呼ばれるタンパク質と、まぶたの中にある『マイボーム腺』と呼ばれる部位で作られる目の脂の2つで決まります。
加齢のほか、マイボーム線の機能が全体的に低下する『マイボーム腺機能不全』により、涙の量と質が低下すると、涙の機能も弱くなるため、ドライアイの状態になります。マイボーム腺機能不全は、体質が原因で生じるケースが多いですが、マイボーム腺の出口であるまつ毛の内側に化粧をした場合も生じるケースがあります。
環境の影響も大きく、冬の空気の乾燥やエアコンの使用による室内の乾燥のほか、扇風機の風が直接目に当たることなどでも、ドライアイの症状が進行しやすいです。また、コンタクトレンズを長時間使用すると、ドライアイの症状が悪化することがあります。
ドライアイの主な症状としては、目の異物感や鋭い痛み、疲れ、充血、かすみが挙げられます。目は粘膜で覆われているため、絶えず潤いを維持しなければなりません。
ドライアイにより涙の機能が低下すると、粘膜に傷が付いて痛みが生じるほか、白目の部分の『結膜』に充血が生じやすくなります。黒目の部分にあり、光の通り道である『角膜』に傷が付くと、物が見えにくくなるだけでなく、傷が原因で乾いた目やにが生じやすくなります。
涙液は目の表面を滑らかにします。そのため、角膜に傷が付いていなくても、涙液が目の表面をきちんと覆えていない場合も、物が見にくくなります。実際に、ドライアイの人がまばたきを我慢すると、視力が著しく低下することが知られています。ドライアイにかかっている人は2000万人以上いるといわれており、非常にありふれた病気です。
目の粘膜は就寝中に回復するため、朝は調子が良く、夜になると痛みが出てくるケースが多いです。マイボーム腺機能不全は少し異なり、朝に症状が強いケースが多いほか、『まつ毛が抜ける』などの症状を伴うケースがあります。
慢性的に傷が付いた状態が続くと、白目の充血が引きにくくなります。また、マイボーム腺機能不全を放置すると、腺に化膿性の炎症が生じる、いわゆる『ものもらい』を発症しやすくなります。
重症化したドライアイを放置すると、角膜が濁って目が見えなくなることがありますが、このようなケースはまれです。
ドライアイを改善するためまず眼科を受診し、目がどのような状態であるか診断を受けることが大切です。また、環境の調整や生活習慣の改善も有効です。例えば、環境の調整としては、エアコンや扇風機を使う場合は部屋の湿度が下がり過ぎないようにしたり、風を直接目に当てたりしないことなどが挙げられます。
生活習慣の改善としては、『目を疲れさせない』『目を小まめに休める』といったことのほか、目の粘膜を回復させるためにきちんとした睡眠を取るのも重要です。
仕事の際にパソコンの画面を見続けていると、目が疲れやすくなります。適度に休憩を取り、目を休ませましょう。
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今日も秋らしく肌寒いですね。最近はブランケットが大活躍です。
薄雲が広がってますが、富士山との相性良し!
この時季は富士山が見える日が多いのに加え、コロコロ変わる雪の様子が見れて嬉しいですね^^
風もなく穏やかで良い一日になりそう♪
こどものお弁当作りで早起きしたため、もうすでに眠いですが…ピクニック日和でなにより。息子よ、楽しんでくれ。
まだまだインフルエンザが流行っているので、手洗いうがいなどしっかり行っていきましょう!
それでは今日は“ドライアイ”について書いていきます。
日常生活で、目が疲れたり、かすんだりしたことはないでしょうか。このような症状は「ドライアイ」といわれており、国内の患者数は推計2000万人以上とされています。
ドライアイは、涙の量または質の低下が原因で発症します。涙の質は、目の表面の『ムチン』と呼ばれるタンパク質と、まぶたの中にある『マイボーム腺』と呼ばれる部位で作られる目の脂の2つで決まります。
加齢のほか、マイボーム線の機能が全体的に低下する『マイボーム腺機能不全』により、涙の量と質が低下すると、涙の機能も弱くなるため、ドライアイの状態になります。マイボーム腺機能不全は、体質が原因で生じるケースが多いですが、マイボーム腺の出口であるまつ毛の内側に化粧をした場合も生じるケースがあります。
環境の影響も大きく、冬の空気の乾燥やエアコンの使用による室内の乾燥のほか、扇風機の風が直接目に当たることなどでも、ドライアイの症状が進行しやすいです。また、コンタクトレンズを長時間使用すると、ドライアイの症状が悪化することがあります。
ドライアイの主な症状としては、目の異物感や鋭い痛み、疲れ、充血、かすみが挙げられます。目は粘膜で覆われているため、絶えず潤いを維持しなければなりません。
ドライアイにより涙の機能が低下すると、粘膜に傷が付いて痛みが生じるほか、白目の部分の『結膜』に充血が生じやすくなります。黒目の部分にあり、光の通り道である『角膜』に傷が付くと、物が見えにくくなるだけでなく、傷が原因で乾いた目やにが生じやすくなります。
涙液は目の表面を滑らかにします。そのため、角膜に傷が付いていなくても、涙液が目の表面をきちんと覆えていない場合も、物が見にくくなります。実際に、ドライアイの人がまばたきを我慢すると、視力が著しく低下することが知られています。ドライアイにかかっている人は2000万人以上いるといわれており、非常にありふれた病気です。
目の粘膜は就寝中に回復するため、朝は調子が良く、夜になると痛みが出てくるケースが多いです。マイボーム腺機能不全は少し異なり、朝に症状が強いケースが多いほか、『まつ毛が抜ける』などの症状を伴うケースがあります。
慢性的に傷が付いた状態が続くと、白目の充血が引きにくくなります。また、マイボーム腺機能不全を放置すると、腺に化膿性の炎症が生じる、いわゆる『ものもらい』を発症しやすくなります。
重症化したドライアイを放置すると、角膜が濁って目が見えなくなることがありますが、このようなケースはまれです。
ドライアイを改善するためまず眼科を受診し、目がどのような状態であるか診断を受けることが大切です。また、環境の調整や生活習慣の改善も有効です。例えば、環境の調整としては、エアコンや扇風機を使う場合は部屋の湿度が下がり過ぎないようにしたり、風を直接目に当てたりしないことなどが挙げられます。
生活習慣の改善としては、『目を疲れさせない』『目を小まめに休める』といったことのほか、目の粘膜を回復させるためにきちんとした睡眠を取るのも重要です。
仕事の際にパソコンの画面を見続けていると、目が疲れやすくなります。適度に休憩を取り、目を休ませましょう。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
【2023年10月24日 今日の富士山】
おはようございます。
今朝は快晴の秋晴れ!雲がないので富士山全体がばっちりお目見えです☆
まだうっすら雪が残ってますね。
今日から二十四節気の「霜降(そうこう)」。
霜がおりる頃という意味で、冷え込みが強まって露が凍り、霜に変わるようになります。
暦通り、今朝は旭川で「初霜」が観測されました。北海道だけでなく、本州の内陸でも、霜がおりるほどの冷え込みになった所があるそうです。
私も朝は寒さに負けてヒーターを付け始めました。
夜は猫が布団に入ってきて腕枕しろとせがみだすことで、冬になってきたのだなと実感。やはりちょっぴり肌寒いこの時季が一番好き。
朝晩と日中の寒暖差に気をつけて、今日も一日頑張っていきましょう!
それでは今日は“秋の眼精疲労”について書いていきます。
秋は、「環境の変化」と「行動の変化」が同時に起こり、目に負担がかかっていきます。まず「環境」ですが、やはり季節の変わり目は色々なことが起こります。夏は、外の高温多湿、室内あエアコンで乾燥、とギャップがあったものの目は潤っていますた。秋は徐々に湿度が下がっていくので、その変化に涙のバランスがついていくのに時間がかかります。
「行動」の変化とは、目を使いすぎる状態になることです。秋の夜長とも言いますが、秋には新しい趣味を始めたり読書や映画鑑賞をしたくなりがち。じっと目を使うことも眼精疲労のきっかけになると考えられます。
眼精疲労の症状にはピントの合いにくさ、目の重たさ、目の乾き感などがあります。
例えば、スマホで映画をじっと見てしまったとしましょう。近くのものを見すぎていると調節緊張というものが生じます。ピントを調節する毛様体筋に力が入りっぱなしになっている状態で、遠くが見えにくくなったり、どこにピントが合っているか分からなくなったりします。
モノをじっと見ていると目の筋肉のコリだけでなく、首の角度も一緒に悪くなっていることが多いです。そこから目の重たさや頭痛を自覚することも。小さな画面でじっとモノを見ると瞬きが減り、そこから乾きの症状も生じます。
市販の目薬はそれほど強いものは売っておりませんが、やはり症状にあったものを選ぶのがポイント。
様々な症状にこれ一本!ではなくて、ピントが問題であれば調節緊張を和らげるネオスチグミン配合や、乾きの自覚があればヒアルロン酸配合など、書いてある内容を確認してから買うようにしてください。不要な成分があると却ってトラブルになることもありますので、成分が多いから良いというものではありません。
眼精疲労をこじらせないためには、「こまめな休憩」と生活習慣による「目の負担の軽減」が重要。
秋の夜長と言ってもやはり睡眠時間を確保することはとても大切です。さらに、モノを見る姿勢の改善や、スマートフォンなどのデジタル機器による眼精疲労であれば“20-20-20 rule”の徹底も良いです。
“20-20-20 rule”とは、アメリカ眼科会議が普及させているものですが、「画面を20分見たら、20秒でいいので、20フィート(約6メートル)先を眺めましょう」というものです。これは調節緊張をとり、また目を休めることに繋がります。
眼精疲労の対策としてブルーライトカットメガネを使用する人もいるかと思いますが、米国の研究では眼精疲労を軽減する効果がない、という報告もありました。
強い光を浴び続けている場合、目の粘膜に傷がつくなどもありますが、一般的に問題になるのは長時間のブルーライトを見つづけている場合に、概日リズムと呼ばれる1日のリズムを乱す恐れがあるということです。
“虹の7原色”とも言いますが、白い光には色々な色の光が含まれており、その中でも青い光の成分(ブルーライト)が目覚めを呼び起こすと言われております。そのため、過度にブルーライトを見すぎると寝付きが悪くなるなどの可能性があります。ブルーライトカットメガネを使用するべきというより、やはり休憩をはさみながら目を使っていくことが大切です。
環境(湿度)の変化にはいずれ自然に慣れてきますが、そのうち冬の乾燥にさらされてくるので、目の乾き感が持続するのであれば点眼などのドライアイ対策が望ましいです。
秋の夜長に始まる生活習慣が、冬に向かって落ち着くのであれば自然に治ることもあります。しかし、生活習慣が一度つまずくと、例えば悪い姿勢がそのまま残ってしまう…ということも珍しくありませんので、その見直しも重要になります。
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今朝は快晴の秋晴れ!雲がないので富士山全体がばっちりお目見えです☆
まだうっすら雪が残ってますね。
今日から二十四節気の「霜降(そうこう)」。
霜がおりる頃という意味で、冷え込みが強まって露が凍り、霜に変わるようになります。
暦通り、今朝は旭川で「初霜」が観測されました。北海道だけでなく、本州の内陸でも、霜がおりるほどの冷え込みになった所があるそうです。
私も朝は寒さに負けてヒーターを付け始めました。
夜は猫が布団に入ってきて腕枕しろとせがみだすことで、冬になってきたのだなと実感。やはりちょっぴり肌寒いこの時季が一番好き。
朝晩と日中の寒暖差に気をつけて、今日も一日頑張っていきましょう!
それでは今日は“秋の眼精疲労”について書いていきます。
秋は、「環境の変化」と「行動の変化」が同時に起こり、目に負担がかかっていきます。まず「環境」ですが、やはり季節の変わり目は色々なことが起こります。夏は、外の高温多湿、室内あエアコンで乾燥、とギャップがあったものの目は潤っていますた。秋は徐々に湿度が下がっていくので、その変化に涙のバランスがついていくのに時間がかかります。
「行動」の変化とは、目を使いすぎる状態になることです。秋の夜長とも言いますが、秋には新しい趣味を始めたり読書や映画鑑賞をしたくなりがち。じっと目を使うことも眼精疲労のきっかけになると考えられます。
眼精疲労の症状にはピントの合いにくさ、目の重たさ、目の乾き感などがあります。
例えば、スマホで映画をじっと見てしまったとしましょう。近くのものを見すぎていると調節緊張というものが生じます。ピントを調節する毛様体筋に力が入りっぱなしになっている状態で、遠くが見えにくくなったり、どこにピントが合っているか分からなくなったりします。
モノをじっと見ていると目の筋肉のコリだけでなく、首の角度も一緒に悪くなっていることが多いです。そこから目の重たさや頭痛を自覚することも。小さな画面でじっとモノを見ると瞬きが減り、そこから乾きの症状も生じます。
市販の目薬はそれほど強いものは売っておりませんが、やはり症状にあったものを選ぶのがポイント。
様々な症状にこれ一本!ではなくて、ピントが問題であれば調節緊張を和らげるネオスチグミン配合や、乾きの自覚があればヒアルロン酸配合など、書いてある内容を確認してから買うようにしてください。不要な成分があると却ってトラブルになることもありますので、成分が多いから良いというものではありません。
眼精疲労をこじらせないためには、「こまめな休憩」と生活習慣による「目の負担の軽減」が重要。
秋の夜長と言ってもやはり睡眠時間を確保することはとても大切です。さらに、モノを見る姿勢の改善や、スマートフォンなどのデジタル機器による眼精疲労であれば“20-20-20 rule”の徹底も良いです。
“20-20-20 rule”とは、アメリカ眼科会議が普及させているものですが、「画面を20分見たら、20秒でいいので、20フィート(約6メートル)先を眺めましょう」というものです。これは調節緊張をとり、また目を休めることに繋がります。
眼精疲労の対策としてブルーライトカットメガネを使用する人もいるかと思いますが、米国の研究では眼精疲労を軽減する効果がない、という報告もありました。
強い光を浴び続けている場合、目の粘膜に傷がつくなどもありますが、一般的に問題になるのは長時間のブルーライトを見つづけている場合に、概日リズムと呼ばれる1日のリズムを乱す恐れがあるということです。
“虹の7原色”とも言いますが、白い光には色々な色の光が含まれており、その中でも青い光の成分(ブルーライト)が目覚めを呼び起こすと言われております。そのため、過度にブルーライトを見すぎると寝付きが悪くなるなどの可能性があります。ブルーライトカットメガネを使用するべきというより、やはり休憩をはさみながら目を使っていくことが大切です。
環境(湿度)の変化にはいずれ自然に慣れてきますが、そのうち冬の乾燥にさらされてくるので、目の乾き感が持続するのであれば点眼などのドライアイ対策が望ましいです。
秋の夜長に始まる生活習慣が、冬に向かって落ち着くのであれば自然に治ることもあります。しかし、生活習慣が一度つまずくと、例えば悪い姿勢がそのまま残ってしまう…ということも珍しくありませんので、その見直しも重要になります。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
【2023年10月23日 今日の富士山】
おはようございます。
肌寒さで目が覚めた週明け月曜日。富士山が鮮明に見えてとても綺麗♪
また雪が溶けて少なくなってます。これはこれで可愛らしくて好き。
日曜日は熱海まで足をのばしてみましたが、やっぱりこの季節、かなり混んでました。
来月は温泉目当ての方でさらに賑わいそうです。
週間予報から夏日は消え、今週は日中も過ごしやすくなりそうですね。
10月も残り1週間ちょっと。早いなあ…。
今週も気合いで頑張っていきましょう!
それでは今日は“寝相”について書いていきます。
寝相が悪いことが原因で起床時に布団を掛けていなかったり、ベッドから落ちそうになったりした経験はないでしょうか。 そもそも、寝相が悪くなる原因として、頻繁に寝返りを打つことが挙げられます。寝返り自体は、睡眠中に必要な人間の生理現象です。寝返りを打つのは、次の3つの理由があるといわれています。
①睡眠中、体にかかる圧力を分散している
同じ姿勢で寝ていると、体の同じ部位に負荷がかかり続けます。例えば、仰向けに寝ている場合は、背中や腰などです。そこで、特定の部位に負担をかけないように無意識に寝返りを打ち、姿勢を変えているのです。
②体温の調整
同じ姿勢で寝続けていると、寝具と接している面のみ、熱がたまります。そうなると体温が上がったり、発汗が多くなったりします。それらを防ぐため、睡眠中は寝返りを打って熱がたまらないようにするとともに、寝具の温度を下げています。
③関節可動域の回復
同じ姿勢で寝続けると、関節の動きが悪くなります。人間は動くことで背骨や筋肉などのバランスをとります。ずっと同じ姿勢をとり続けていると関節面がゆがみ、固まってしまいます。寝返りには、それらを防ぐ役割があります。
個人差がありますが、健康な人は一晩で20~30回の寝返りを打つとされています。それ以上の回数の寝返りを打つと、多いと思います。
睡眠には、体は休んでいるが、脳は活発に働いている浅い睡眠「レム睡眠」と脳が完全に休んでいる深い睡眠「ノンレム睡眠」があります。これらを寝ている間に交互に繰り返すことで、体や脳の回復を図ります。寝返りを打つのは、脳が休んでいるノンレム睡眠のときといわれています。
寝返りが多くなると、睡眠深度が浅くなる可能性が考えられます。つまり、睡眠の質が下がっている可能性があります。睡眠の質が下がると、「寝た気がしない」「寝たのに疲れがとれない」といったことが起きる可能性があります。
また、睡眠の質が下がるということは、体だけでなく脳もうまく休めていないため、集中力や判断力、注意力を低下させます。睡眠が不十分だと、認知症につながる可能性があるという研究結果もあります。
寝返りが多くなる理由は、睡眠環境が悪い可能性が高いです、睡眠環境を悪化させる大きな要因は次の4つ。
①部屋が暑すぎたり、寒すぎたりする
部屋が暑すぎたり、寒すぎたりすると、体は体温を一定に保つために寝返りを打つようになります。エアコンを使う際は、室温が適度になるように設定温度などを調節するのはもちろん、サーキュレーターを使い、部屋の空気を循環させると、室温が均一になるのでオススメです。
③寝具が体に合っていない
柔らかすぎたり、硬すぎたりする寝具を使うと、体への負荷が大きくなります。そのため、負荷から逃れようと、たくさん寝返りを打つようになります。自分の体に合った寝具を探しましょう。体に負荷がかからない寝方は、“背中がS字カーブを維持できる”“寝ている間に筋肉が緩んでいる”ことです。
これらの状態をつくることが可能な寝具の硬さは、寝る部屋の床によって変わります。例えばフローリングの場合はせんべい布団1枚分、畳の場合は毛布1枚分です。枕は頭ではなく、首に当てましょう。
③寝る前に飲食をする 寝る直前に飲食をすると、内臓は食べ物を消化しようと働いてしまいます。その場合、脳は休んでいるけど、体は起きているという状態になり、睡眠環境が悪化します。食事は就寝3時間前まで、飲み物の摂取は就寝30分前までにそれぞれ済ませましょう。
④寝る直前までスマホやテレビを見ている
スマホやテレビなどから発せられるブルーライトを浴びると、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が抑制されます。その場合、なかなか寝つけないほか、眠ったとしても睡眠深度が浅くなってしまいます。スマホの操作やテレビなどの動画の視聴は、寝る1時間前までに終わらせましょう。
寝相が気になる場合は、室温や寝具、生活習慣を見直してみましょう。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
肌寒さで目が覚めた週明け月曜日。富士山が鮮明に見えてとても綺麗♪
また雪が溶けて少なくなってます。これはこれで可愛らしくて好き。
日曜日は熱海まで足をのばしてみましたが、やっぱりこの季節、かなり混んでました。
来月は温泉目当ての方でさらに賑わいそうです。
週間予報から夏日は消え、今週は日中も過ごしやすくなりそうですね。
10月も残り1週間ちょっと。早いなあ…。
今週も気合いで頑張っていきましょう!
それでは今日は“寝相”について書いていきます。
寝相が悪いことが原因で起床時に布団を掛けていなかったり、ベッドから落ちそうになったりした経験はないでしょうか。 そもそも、寝相が悪くなる原因として、頻繁に寝返りを打つことが挙げられます。寝返り自体は、睡眠中に必要な人間の生理現象です。寝返りを打つのは、次の3つの理由があるといわれています。
①睡眠中、体にかかる圧力を分散している
同じ姿勢で寝ていると、体の同じ部位に負荷がかかり続けます。例えば、仰向けに寝ている場合は、背中や腰などです。そこで、特定の部位に負担をかけないように無意識に寝返りを打ち、姿勢を変えているのです。
②体温の調整
同じ姿勢で寝続けていると、寝具と接している面のみ、熱がたまります。そうなると体温が上がったり、発汗が多くなったりします。それらを防ぐため、睡眠中は寝返りを打って熱がたまらないようにするとともに、寝具の温度を下げています。
③関節可動域の回復
同じ姿勢で寝続けると、関節の動きが悪くなります。人間は動くことで背骨や筋肉などのバランスをとります。ずっと同じ姿勢をとり続けていると関節面がゆがみ、固まってしまいます。寝返りには、それらを防ぐ役割があります。
個人差がありますが、健康な人は一晩で20~30回の寝返りを打つとされています。それ以上の回数の寝返りを打つと、多いと思います。
睡眠には、体は休んでいるが、脳は活発に働いている浅い睡眠「レム睡眠」と脳が完全に休んでいる深い睡眠「ノンレム睡眠」があります。これらを寝ている間に交互に繰り返すことで、体や脳の回復を図ります。寝返りを打つのは、脳が休んでいるノンレム睡眠のときといわれています。
寝返りが多くなると、睡眠深度が浅くなる可能性が考えられます。つまり、睡眠の質が下がっている可能性があります。睡眠の質が下がると、「寝た気がしない」「寝たのに疲れがとれない」といったことが起きる可能性があります。
また、睡眠の質が下がるということは、体だけでなく脳もうまく休めていないため、集中力や判断力、注意力を低下させます。睡眠が不十分だと、認知症につながる可能性があるという研究結果もあります。
寝返りが多くなる理由は、睡眠環境が悪い可能性が高いです、睡眠環境を悪化させる大きな要因は次の4つ。
①部屋が暑すぎたり、寒すぎたりする
部屋が暑すぎたり、寒すぎたりすると、体は体温を一定に保つために寝返りを打つようになります。エアコンを使う際は、室温が適度になるように設定温度などを調節するのはもちろん、サーキュレーターを使い、部屋の空気を循環させると、室温が均一になるのでオススメです。
③寝具が体に合っていない
柔らかすぎたり、硬すぎたりする寝具を使うと、体への負荷が大きくなります。そのため、負荷から逃れようと、たくさん寝返りを打つようになります。自分の体に合った寝具を探しましょう。体に負荷がかからない寝方は、“背中がS字カーブを維持できる”“寝ている間に筋肉が緩んでいる”ことです。
これらの状態をつくることが可能な寝具の硬さは、寝る部屋の床によって変わります。例えばフローリングの場合はせんべい布団1枚分、畳の場合は毛布1枚分です。枕は頭ではなく、首に当てましょう。
③寝る前に飲食をする 寝る直前に飲食をすると、内臓は食べ物を消化しようと働いてしまいます。その場合、脳は休んでいるけど、体は起きているという状態になり、睡眠環境が悪化します。食事は就寝3時間前まで、飲み物の摂取は就寝30分前までにそれぞれ済ませましょう。
④寝る直前までスマホやテレビを見ている
スマホやテレビなどから発せられるブルーライトを浴びると、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が抑制されます。その場合、なかなか寝つけないほか、眠ったとしても睡眠深度が浅くなってしまいます。スマホの操作やテレビなどの動画の視聴は、寝る1時間前までに終わらせましょう。
寝相が気になる場合は、室温や寝具、生活習慣を見直してみましょう。
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【2023年10月21日 今日の富士山】
おはようございます。
週末土曜日!今日も秋晴れで過ごしやすい一日になりそう^^
富士山も見え、お出かけ日和♪
山中湖周辺では紅葉が始まっているようなので、混雑するかもしれませんね。来週金曜日からは紅葉まつりが開催され、夜のライトアップで美しい紅葉を楽しむことができます。標高が高い場所には厚着をしてお出かけくださいね。
紅葉を愛でながらの温泉が最高の季節になってきました!これから存分に秋を満喫していきましょう♪
それでは今日は“新米の炊き方”について書いていきます。
食欲の秋が到来しています。秋といえば、秋刀魚、りんご、栗など旬の食材がたくさんありますが、やっぱり外せないのがお米ではないでしょうか。
今年も「新米」の季節がやってきました。新米は、収穫された年の12月31日までに精米・袋詰めをされた期間限定のお米。まさに今の時期が美味しく楽しめるチャンスです。2023年のお米の出来は、全国的に気温が高く生育が早かったことから、平年並み以上とのことなので、美味しく炊いて味わいたいところですよね。
そこで、炊飯器で新米を炊く際に意外とやってしまいがちなNG例をみていきましょう。
■NG例①お米をしっかり研ぐ
最近は精米機の精度が上がっているため、米をしっかり研ぐ必要はありません。表面の汚れだけを落とす感覚で研ぎましょう。また、しっかり研いでしまうことで米粒が割れてしまい、粘りと柔らかさだけが強くなって味は落ちてしまうそう。特に新米の表面は柔らかいため、金属製のざるを使ったり、時間をかけて研がないように気をつけましょう。
■NG例②炊飯前にしっかり浸水させる
お米の外袋裏に記載されていることが多いのが、「浸水してください」という説明書き。新米は米表面が柔らかく水分を吸収しやすいため、浸水時間を長くとる必要はありません。しかも一般的な炊飯器の自動炊飯プログラムには、4つ(吸水→昇温→炊きあげ→蒸らす)が含まれていますから、炊飯ボタンを押す前の浸水は不要なのです。
■NG例③水少なめで炊く
「新米は水分を多く含んでいるから水は少なめに……」と考えている人は少なくないでしょう。実はコレ、ちょっと昔の話らしく、現代のお米は“新米も古米も水分量は15%程度”と決められて出荷されているそうです。新米だからと、炊く時の水加減を控えたりしないで、まずは目盛りに合わせて炊くようにしましょう。
■NG例④お米を常温保存する
お米を台所や納戸に常温保存している人は少なくないでしょう。米はそもそも生鮮食品であるため、冷蔵庫での保管が基本なのです(常温での保存は2週間が最長と考えるべき)。チャック付き保存袋に1回ごとに小分けして、空気を抜いた状態で、野菜室に敷き詰めておくのが理想です。たまに見かけるペットボトルでの保管は、空気に触れてしまうことや、出す時に米粒が割れてしまうためおすすめできません。
それでは最後に、新米をおいしく炊く、おいしく食べるにこだわった場合のポイントや炊飯器選びについてです。
◆①かために炊きたい場合は、「早炊きモード」で炊く
早炊きモードは、ごはんを炊く前の浸水時間と、炊き上がった後の蒸らし時間が短くなるので、ややかための食感に仕上がる傾向にあります。 実はこの炊き方は新米には相性が良く、新米には早炊きモードを推奨しているプロ料理人も多く存在します。最新の炊飯器では、アプリと連携させることで新米専用のメニューで炊飯できる機種もあるので、チェックしてみるといいかもしれません。
◆②味や香りの強いおかずとは合わせない
新米ならではの魅力は、みずみずしさと繊細な香り。つまり味つけや香りの強いおかずと合わせてしまうと、台無しになってしまいます。
オススメは、昔ながらの朝ごはんのおかず。焼き魚、納豆、味噌汁などと一緒に食べると、新米の良さがわかりやすいそう。
◆③火力の強い炊飯器を選ぶ。銘柄炊きも便利
炊飯器はどれも同じと思っていると、損をしてしまうかもしれません。お米は高温で炊くほどα化して甘くなり、土鍋や炭など内なべの素材によっては、遠赤効果がふっくらした炊き上がりになります。
つまり、火力の強い機種を選ぶことがおいしい炊飯には重要。
また、米の銘柄によって炊き分ける機能が搭載された炊飯器も登場していますから、お米のおいしさにこだわる人や、そろそろ炊飯器を買い替えようと考えている方にはオススメの視点です。
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週末土曜日!今日も秋晴れで過ごしやすい一日になりそう^^
富士山も見え、お出かけ日和♪
山中湖周辺では紅葉が始まっているようなので、混雑するかもしれませんね。来週金曜日からは紅葉まつりが開催され、夜のライトアップで美しい紅葉を楽しむことができます。標高が高い場所には厚着をしてお出かけくださいね。
紅葉を愛でながらの温泉が最高の季節になってきました!これから存分に秋を満喫していきましょう♪
それでは今日は“新米の炊き方”について書いていきます。
食欲の秋が到来しています。秋といえば、秋刀魚、りんご、栗など旬の食材がたくさんありますが、やっぱり外せないのがお米ではないでしょうか。
今年も「新米」の季節がやってきました。新米は、収穫された年の12月31日までに精米・袋詰めをされた期間限定のお米。まさに今の時期が美味しく楽しめるチャンスです。2023年のお米の出来は、全国的に気温が高く生育が早かったことから、平年並み以上とのことなので、美味しく炊いて味わいたいところですよね。
そこで、炊飯器で新米を炊く際に意外とやってしまいがちなNG例をみていきましょう。
■NG例①お米をしっかり研ぐ
最近は精米機の精度が上がっているため、米をしっかり研ぐ必要はありません。表面の汚れだけを落とす感覚で研ぎましょう。また、しっかり研いでしまうことで米粒が割れてしまい、粘りと柔らかさだけが強くなって味は落ちてしまうそう。特に新米の表面は柔らかいため、金属製のざるを使ったり、時間をかけて研がないように気をつけましょう。
■NG例②炊飯前にしっかり浸水させる
お米の外袋裏に記載されていることが多いのが、「浸水してください」という説明書き。新米は米表面が柔らかく水分を吸収しやすいため、浸水時間を長くとる必要はありません。しかも一般的な炊飯器の自動炊飯プログラムには、4つ(吸水→昇温→炊きあげ→蒸らす)が含まれていますから、炊飯ボタンを押す前の浸水は不要なのです。
■NG例③水少なめで炊く
「新米は水分を多く含んでいるから水は少なめに……」と考えている人は少なくないでしょう。実はコレ、ちょっと昔の話らしく、現代のお米は“新米も古米も水分量は15%程度”と決められて出荷されているそうです。新米だからと、炊く時の水加減を控えたりしないで、まずは目盛りに合わせて炊くようにしましょう。
■NG例④お米を常温保存する
お米を台所や納戸に常温保存している人は少なくないでしょう。米はそもそも生鮮食品であるため、冷蔵庫での保管が基本なのです(常温での保存は2週間が最長と考えるべき)。チャック付き保存袋に1回ごとに小分けして、空気を抜いた状態で、野菜室に敷き詰めておくのが理想です。たまに見かけるペットボトルでの保管は、空気に触れてしまうことや、出す時に米粒が割れてしまうためおすすめできません。
それでは最後に、新米をおいしく炊く、おいしく食べるにこだわった場合のポイントや炊飯器選びについてです。
◆①かために炊きたい場合は、「早炊きモード」で炊く
早炊きモードは、ごはんを炊く前の浸水時間と、炊き上がった後の蒸らし時間が短くなるので、ややかための食感に仕上がる傾向にあります。 実はこの炊き方は新米には相性が良く、新米には早炊きモードを推奨しているプロ料理人も多く存在します。最新の炊飯器では、アプリと連携させることで新米専用のメニューで炊飯できる機種もあるので、チェックしてみるといいかもしれません。
◆②味や香りの強いおかずとは合わせない
新米ならではの魅力は、みずみずしさと繊細な香り。つまり味つけや香りの強いおかずと合わせてしまうと、台無しになってしまいます。
オススメは、昔ながらの朝ごはんのおかず。焼き魚、納豆、味噌汁などと一緒に食べると、新米の良さがわかりやすいそう。
◆③火力の強い炊飯器を選ぶ。銘柄炊きも便利
炊飯器はどれも同じと思っていると、損をしてしまうかもしれません。お米は高温で炊くほどα化して甘くなり、土鍋や炭など内なべの素材によっては、遠赤効果がふっくらした炊き上がりになります。
つまり、火力の強い機種を選ぶことがおいしい炊飯には重要。
また、米の銘柄によって炊き分ける機能が搭載された炊飯器も登場していますから、お米のおいしさにこだわる人や、そろそろ炊飯器を買い替えようと考えている方にはオススメの視点です。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
【2023年10月20日 今日の富士山】
おはようございます。
午後から雨予報とは思えないほど晴れて青空が広がっています☆
早朝は雲隠れしていた富士山。今日は諦めていたのですが、なぜか次第に姿を見せてくれました!
今日東京で夏日になると、年間過去最多記録(140日)に並ぶそうです。
1年の3分の1は夏日ということになりますね。やはり「四季」のバランスが崩れているのでしょうか。秋が短いのは寂しいです。
体調も精神的な面でもバランスを崩しやすい季節の変わり目。深呼吸して金曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“表情筋”について書いていきます。
年齢と共にだんだんと「顔のたるみが気になる」「しわが増えてきた」「ほうれい線が濃くなってきた」と悩んでいる人は多いと思います。特にマスク生活が明けた昨今では、マスクなしで初めて会う人と話をする際に、緊張してしまうという人もいるのではないでしょうか。いつまでも若々しい顔を維持するために、皮膚を支える縁の下の力持ちである「表情筋」はとても重要な役割を果たしています。
顔には30種類以上の筋肉が存在しており、それらを総称して表情筋と呼びます。表情筋は大きく2つに分類され、1つは比較的皮膚に近い部分にある「表層筋」、もう1つは骨に近く深いところにある「深層筋」です。これらの筋肉が協力し合うことで目や口、鼻、頬などを動かし、喜怒哀楽などの様々な表情をつくっています。では、なぜ年齢と共に、しわやたるみは起こるのでしょうか。
顔のしわ・たるみというと、皮膚内部に存在するコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質の減少を考えるかと思います。もちろんこれらの減少も関係していますが、それ以上に重要なのが、皮膚の下で支えている表情筋の衰えです。表情筋の性質は、おしりや足の筋肉と違って太く厚みのあるものではなく、細く繊細で薄く幅の広い形状の筋肉が多いため、衰えてしまうと顔の皮膚や脂肪を支えられなくなり重力に負けて顔全体がたるんでいくそうです。
そして、表情筋の中でも特に顔の老化に関係しているのが「頬骨筋」「口輪筋」「眼輪筋」とそれらと連動し、顔を支えている「表在性筋膜」です。「頬骨筋」は、頬の部分に位置する筋肉で、大頬骨筋と少頬骨筋で構成されています。大頬骨筋は、口角を吊り上げる筋肉で、大口を開けて笑うなど、ダイナミックな笑顔をつくるときに働きます。少頬骨筋は、上唇周辺に位置し、上唇を斜め上方向に引き上げる作用を持っています。「頬骨筋」が萎縮すると表在性筋膜(表情筋同士をつなぐ膜)の張りが失われ、皮下脂肪が重力で下がり、頬の「たるみ」につながります。その結果、口の周囲の筋肉である口輪筋との境目に溝が生じて「ほうれい線」が生まれるとのこと。
「口輪筋」は、口元を円のように囲んでいる筋肉で、口を閉じる、唇を突き出すなど口元の微妙な表情をつくり、寡黙な表情を表すときに働きます。「口輪筋」が衰えると、口元のたるみや口角の下がり、ほうれい線など老け顔の原因になる他、口輪筋が衰えることで、口を閉じていられなくなり、唾液が蒸発して口の中が乾燥しやすくなります。それによって口腔内の細菌増加や虫歯の多発、歯肉炎、口臭につながる恐れもあるそうです。
「眼輪筋」は、目の周囲をぐるっと囲むように伸びている筋肉です。まぶたを開けたり閉めたりする働きがあります。この筋肉が衰えると、目の周りの眼輪筋に抑えられていた脂肪が出てしまい目袋(目の下のふくらみ)ができる、目じりが下がる、ゴルゴライン(目頭から頬にかけて斜めに伸びる線)ができるなどの状態になるとのこと。最近は、スマホやパソコンの画面を見ている時間が長く無表情でいる時間が長い傾向にあるため、眼輪筋を動かす機会が減っていることが眼輪筋の衰えの原因であるといわれています。
「表在性筋膜」は、頭皮の下の帽状腱膜から首の広頚筋とつながって頬全体を支えています。若い人は、表在性筋膜に厚みと柔軟性があり、表情筋と共にしなやかに伸び縮みして頬をきゅっと上に上げたりしていますが、加齢によって表情筋が衰えて薄くなると、連動している表在性筋膜も次第に柔軟性を失い、張りがなくなってたるんだりします。すると頬が垂れ下がって顔や首にもしわができやすくなるだけでなく、上手く笑えなくなったり無表情になったりします。しわやたるみを改善するためには、表情筋を鍛えて表在性筋膜の張りを取り戻すことが大切とされています。
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午後から雨予報とは思えないほど晴れて青空が広がっています☆
早朝は雲隠れしていた富士山。今日は諦めていたのですが、なぜか次第に姿を見せてくれました!
今日東京で夏日になると、年間過去最多記録(140日)に並ぶそうです。
1年の3分の1は夏日ということになりますね。やはり「四季」のバランスが崩れているのでしょうか。秋が短いのは寂しいです。
体調も精神的な面でもバランスを崩しやすい季節の変わり目。深呼吸して金曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“表情筋”について書いていきます。
年齢と共にだんだんと「顔のたるみが気になる」「しわが増えてきた」「ほうれい線が濃くなってきた」と悩んでいる人は多いと思います。特にマスク生活が明けた昨今では、マスクなしで初めて会う人と話をする際に、緊張してしまうという人もいるのではないでしょうか。いつまでも若々しい顔を維持するために、皮膚を支える縁の下の力持ちである「表情筋」はとても重要な役割を果たしています。
顔には30種類以上の筋肉が存在しており、それらを総称して表情筋と呼びます。表情筋は大きく2つに分類され、1つは比較的皮膚に近い部分にある「表層筋」、もう1つは骨に近く深いところにある「深層筋」です。これらの筋肉が協力し合うことで目や口、鼻、頬などを動かし、喜怒哀楽などの様々な表情をつくっています。では、なぜ年齢と共に、しわやたるみは起こるのでしょうか。
顔のしわ・たるみというと、皮膚内部に存在するコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質の減少を考えるかと思います。もちろんこれらの減少も関係していますが、それ以上に重要なのが、皮膚の下で支えている表情筋の衰えです。表情筋の性質は、おしりや足の筋肉と違って太く厚みのあるものではなく、細く繊細で薄く幅の広い形状の筋肉が多いため、衰えてしまうと顔の皮膚や脂肪を支えられなくなり重力に負けて顔全体がたるんでいくそうです。
そして、表情筋の中でも特に顔の老化に関係しているのが「頬骨筋」「口輪筋」「眼輪筋」とそれらと連動し、顔を支えている「表在性筋膜」です。「頬骨筋」は、頬の部分に位置する筋肉で、大頬骨筋と少頬骨筋で構成されています。大頬骨筋は、口角を吊り上げる筋肉で、大口を開けて笑うなど、ダイナミックな笑顔をつくるときに働きます。少頬骨筋は、上唇周辺に位置し、上唇を斜め上方向に引き上げる作用を持っています。「頬骨筋」が萎縮すると表在性筋膜(表情筋同士をつなぐ膜)の張りが失われ、皮下脂肪が重力で下がり、頬の「たるみ」につながります。その結果、口の周囲の筋肉である口輪筋との境目に溝が生じて「ほうれい線」が生まれるとのこと。
「口輪筋」は、口元を円のように囲んでいる筋肉で、口を閉じる、唇を突き出すなど口元の微妙な表情をつくり、寡黙な表情を表すときに働きます。「口輪筋」が衰えると、口元のたるみや口角の下がり、ほうれい線など老け顔の原因になる他、口輪筋が衰えることで、口を閉じていられなくなり、唾液が蒸発して口の中が乾燥しやすくなります。それによって口腔内の細菌増加や虫歯の多発、歯肉炎、口臭につながる恐れもあるそうです。
「眼輪筋」は、目の周囲をぐるっと囲むように伸びている筋肉です。まぶたを開けたり閉めたりする働きがあります。この筋肉が衰えると、目の周りの眼輪筋に抑えられていた脂肪が出てしまい目袋(目の下のふくらみ)ができる、目じりが下がる、ゴルゴライン(目頭から頬にかけて斜めに伸びる線)ができるなどの状態になるとのこと。最近は、スマホやパソコンの画面を見ている時間が長く無表情でいる時間が長い傾向にあるため、眼輪筋を動かす機会が減っていることが眼輪筋の衰えの原因であるといわれています。
「表在性筋膜」は、頭皮の下の帽状腱膜から首の広頚筋とつながって頬全体を支えています。若い人は、表在性筋膜に厚みと柔軟性があり、表情筋と共にしなやかに伸び縮みして頬をきゅっと上に上げたりしていますが、加齢によって表情筋が衰えて薄くなると、連動している表在性筋膜も次第に柔軟性を失い、張りがなくなってたるんだりします。すると頬が垂れ下がって顔や首にもしわができやすくなるだけでなく、上手く笑えなくなったり無表情になったりします。しわやたるみを改善するためには、表情筋を鍛えて表在性筋膜の張りを取り戻すことが大切とされています。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
【2023年10月19日 今日の富士山】
おはようございます。
朝晩寒くなりはじめて、早くも布団から出られなくなってきました。
今朝は綺麗な朝日に照らされた富士山。
さらに雪が減って粉砂糖をサッとまぶしたような姿になってます^^
明日は雨予報なので、また雪が増えるかも…?
化粧直しをした富士山が見られることに期待したいです。
週の後半戦、もうひと踏ん張り!
今日の日中はまたも暑くなる予報ですので、引き続き体調管理に気をつけていきましょう。
それでは今日は“キノコ類の調理”について書いていきます。
さまざまな家庭料理で活躍するキノコ類。通年、価格がお手頃な上、難しい下処理が必要ない手軽さが魅力です。ところで、皆さんはキノコを買ってきて使うとき、洗いますか?「さっと水洗いする」「汚れがついていたら嫌なので、一応洗ってます」という人と、「洗わない」「味が水っぽくなりそう」という人に分かれるようです。
キノコは洗った方がいいのか、それとも洗わなくていいのか、どちらなのでしょうか。
キノコ類には、ビタミンB群やビタミンDなどのビタミン類、カリウムやリンなどのミネラル類、食物繊維が多く含まれています。また、うまみ成分として『グアニル酸』を含むことも特徴です。
ブナシメジには、アミノ酸の一つ『オルニチン』が多く含まれています。シジミで有名な成分ですが、特に白色のブナシメジには、シジミの約5倍のオルニチンが含まれていることが明らかになっています。オルニチンは肝機能を改善する栄養素として知られていますが、それ以外にも免疫力の向上、コラーゲンの合成促進といった働きがあることが分かってきている、注目の栄養素です。
エリンギは食物繊維が豊富で整腸作用があることはもちろんですが、注目成分は『βグルカン』と呼ばれる不溶性食物繊維の一種です。βグルカンは鉄の吸収を促進し、免疫細胞を活性化します。また、糖の吸収も穏やかにし、花粉症などのアレルギーにも効果があるといわれています。
シイタケの特徴は、紫外線に当たるとビタミンDに変化する成分『エルゴステロール』が含まれていることです。ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートするので、カルシウムが多く含まれる食材と一緒に食べると、カルシウムを効率よく吸収できます。エルゴステロールは生シイタケに含まれるので、かさのひだを上にして、30分ほど天日干しするだけでビタミンDが大幅に増加します。また、『エリタデニン』もシイタケ特有の成分で、悪玉コレステロール値(LDL)や血圧を低下させる効果があり、動脈硬化や高血圧の予防効果が期待できます。
基本的に、キノコ類は水洗いをしないようにしましょう。これは、キノコ類に含まれるビタミンB群やカリウムなどの栄養素が水溶性のため、水で洗うと栄養成分が失われてしまい、さらに香りや風味も逃げてしまうためです。汚れが気になる場合には、水で湿らせたキッチンペーパーなどで拭き取るようにしましょう。
ただし『なめこ』だけは、表面を覆う粘液の中に混じった汚れが取り除きにくいため、水で洗う必要があります。
キノコ類の約9割は水分なので、長時間加熱するとせっかくの栄養が損なわれ、食感も水っぽくなってしまいます。加熱の際、キノコ類は火の通りにくい食材の後に入れて、短時間の加熱で済むようにできるとよいでしょう。
また、油と一緒に調理すると、脂溶性のビタミンであるビタミンDは吸収しやすくなるので、油を使った調理法で摂取することもお勧めですが、一方でキノコ類は非常に油を吸収しやすいので、カロリーを気にする場合は油の使い過ぎや調理法に注意が必要です。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
朝晩寒くなりはじめて、早くも布団から出られなくなってきました。
今朝は綺麗な朝日に照らされた富士山。
さらに雪が減って粉砂糖をサッとまぶしたような姿になってます^^
明日は雨予報なので、また雪が増えるかも…?
化粧直しをした富士山が見られることに期待したいです。
週の後半戦、もうひと踏ん張り!
今日の日中はまたも暑くなる予報ですので、引き続き体調管理に気をつけていきましょう。
それでは今日は“キノコ類の調理”について書いていきます。
さまざまな家庭料理で活躍するキノコ類。通年、価格がお手頃な上、難しい下処理が必要ない手軽さが魅力です。ところで、皆さんはキノコを買ってきて使うとき、洗いますか?「さっと水洗いする」「汚れがついていたら嫌なので、一応洗ってます」という人と、「洗わない」「味が水っぽくなりそう」という人に分かれるようです。
キノコは洗った方がいいのか、それとも洗わなくていいのか、どちらなのでしょうか。
キノコ類には、ビタミンB群やビタミンDなどのビタミン類、カリウムやリンなどのミネラル類、食物繊維が多く含まれています。また、うまみ成分として『グアニル酸』を含むことも特徴です。
ブナシメジには、アミノ酸の一つ『オルニチン』が多く含まれています。シジミで有名な成分ですが、特に白色のブナシメジには、シジミの約5倍のオルニチンが含まれていることが明らかになっています。オルニチンは肝機能を改善する栄養素として知られていますが、それ以外にも免疫力の向上、コラーゲンの合成促進といった働きがあることが分かってきている、注目の栄養素です。
エリンギは食物繊維が豊富で整腸作用があることはもちろんですが、注目成分は『βグルカン』と呼ばれる不溶性食物繊維の一種です。βグルカンは鉄の吸収を促進し、免疫細胞を活性化します。また、糖の吸収も穏やかにし、花粉症などのアレルギーにも効果があるといわれています。
シイタケの特徴は、紫外線に当たるとビタミンDに変化する成分『エルゴステロール』が含まれていることです。ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートするので、カルシウムが多く含まれる食材と一緒に食べると、カルシウムを効率よく吸収できます。エルゴステロールは生シイタケに含まれるので、かさのひだを上にして、30分ほど天日干しするだけでビタミンDが大幅に増加します。また、『エリタデニン』もシイタケ特有の成分で、悪玉コレステロール値(LDL)や血圧を低下させる効果があり、動脈硬化や高血圧の予防効果が期待できます。
基本的に、キノコ類は水洗いをしないようにしましょう。これは、キノコ類に含まれるビタミンB群やカリウムなどの栄養素が水溶性のため、水で洗うと栄養成分が失われてしまい、さらに香りや風味も逃げてしまうためです。汚れが気になる場合には、水で湿らせたキッチンペーパーなどで拭き取るようにしましょう。
ただし『なめこ』だけは、表面を覆う粘液の中に混じった汚れが取り除きにくいため、水で洗う必要があります。
キノコ類の約9割は水分なので、長時間加熱するとせっかくの栄養が損なわれ、食感も水っぽくなってしまいます。加熱の際、キノコ類は火の通りにくい食材の後に入れて、短時間の加熱で済むようにできるとよいでしょう。
また、油と一緒に調理すると、脂溶性のビタミンであるビタミンDは吸収しやすくなるので、油を使った調理法で摂取することもお勧めですが、一方でキノコ類は非常に油を吸収しやすいので、カロリーを気にする場合は油の使い過ぎや調理法に注意が必要です。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
【2023年10月18日 今日の富士山】
おはようございます。
今朝も良い天気の富士市です♪ばっちり富士山見えました^^
連日の日中の暑さにもかかわらず、意外と雪が残ってます!
今日も気温がグンと上がり寒暖差が大きいので、調整できる服装でお出かけください。
暑くもなく寒くもない、過ごしやすいこの季節が一番好きという方も多いのではないでしょうか。
今週末は天気も良さそうなので、どこへ行こうか考え中☆
何年かぶりに軽井沢に行きたい…!
みなさんもこの時期は、いろんなウイルス感染に気をつけて遠出を楽しんでくださいね。
週の真ん中、水曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“痛風にNGな食べ物”について書いていきます。
一昔前まで「痛風」と聞くと、飲み歩いているお腹が出た中年のサラリーマンや、年齢を重ねた男性がなりやすい病気というイメージがありました。しかし、近年では食生活の変化やストレスの影響などで、若い世代や女性にも患者が増えており、決して遠い存在ではなくなってきています。 痛風は、尿酸が尿中、腸管に排泄しきれず血液中に過剰に溜まり、関節に結晶として沈着することで発生します。尿酸は、食品に含まれるプリン体という物質が体内で分解された際に生成される老廃物。通常、尿酸は尿や便として体外へ排出されますが、プリン体を多く摂取したり、腎臓の働きが低下したりすると、尿酸が血液中に増えてしまいます。すると、尿酸は関節内に漏れ出し、結晶を形成。この結晶に対して、白血球が攻撃を仕掛けることで、関節に炎症や痛みを引き起こすのです。
痛風の発作は、ある日突然起こります。その症状は、足の親指の付け根や足首、膝などの関節に激しい痛みや腫れが現れます。数日から数週間ほど持続し、自然に治まることもありますが、一度発作が起こると再発しやすくなり、頻度や強度も増していきます。
さらに、尿酸は腎臓にも影響を与えます。尿酸結晶は腎臓内で尿路結石を形成したり、腎臓組織に沈着したりすることで、腎機能障害や腎不全を引き起こす可能性があります。また、高尿酸血症は高血圧や動脈硬化のリスク因子ともなり、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の発症率を高めるとも言われています。
痛風は単なる関節炎ではなく、全身の健康に深刻な影響を及ぼす病気であることがわかりますね。
痛風の予防には、食生活の見直しが重要。一番注意したいのが、プリン体を多く含む食品やアルコールを控えること。では、具体的にどんな食材、料理に気をつけたらいいのだろうか?
●ビール:アルコール飲料の中でもプリン体が多く含まれており、日本酒やウイスキーよりも高い。またアルコールだけでなく、麦芽からもプリン体が生成される。ビールは尿酸排泄を妨げるだけでなく、尿酸生成も促進するダブルパンチです。
●やきとり:鶏肉は、動物性タンパク質が主であり、プリン体が多く含まれている。特に内臓系はプリン体の含有量が高いため注意が必要である。
●すき焼き:牛肉などのタンパク質が豊富な料理であるが、その分プリン体も多く含まれている。また、砂糖や醤油などの調味料は、尿酸生成を促進するインスリン分泌を刺激するため、控えめにすることが望ましい。
●ラーメン:ラーメンは動物性タンパク質が多いスープやチャーシューなどの具材がプリン体を多く含んでいる。また、塩分や油分も多く、水分排泄や尿酸生成を促進するため、痛風には好ましい食べ物とはいえない。
●ハンバーグ:は牛肉や豚肉などのひき肉が主な材料であり、プリン体が多く含まれている。また、ソースもプリン体やエネルギー量を増やすため、控えめにすることが望ましい。
●カレー:牛肉や豚肉などの肉類がプリン体を多く含んでいる。また、カレールーには砂糖や油などの調味料が多く使われており、尿酸生成を促進するインスリン分泌を刺激する可能性がある。
●清涼飲料水、甘いもの:甘味料として使われる果糖やキシリトールは尿酸値を上げるため、果糖を多く含む甘味飲料や果物ジュースなどは控えた方が良い。果糖を含む果物類も適量にとどめ、とり過ぎると痛風だけでなく肥満のリスクにも繋がる。
健診で尿酸値が高いと指摘されても、自覚症状がなく放置してしまうケースも多く見られますが、ひとたび痛風発作を起こすと激痛のため歩行に支障をきたすほどです。
一度結晶化してしまった尿酸結晶を溶かすのは容易ではなく時間もかかるものです。尿酸高値を指摘された際には、結晶を作ってしまう前に早めの受診をお勧め致します。
食欲の秋でも、食べ過ぎ飲みすぎに注意していきましょう!
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今朝も良い天気の富士市です♪ばっちり富士山見えました^^
連日の日中の暑さにもかかわらず、意外と雪が残ってます!
今日も気温がグンと上がり寒暖差が大きいので、調整できる服装でお出かけください。
暑くもなく寒くもない、過ごしやすいこの季節が一番好きという方も多いのではないでしょうか。
今週末は天気も良さそうなので、どこへ行こうか考え中☆
何年かぶりに軽井沢に行きたい…!
みなさんもこの時期は、いろんなウイルス感染に気をつけて遠出を楽しんでくださいね。
週の真ん中、水曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“痛風にNGな食べ物”について書いていきます。
一昔前まで「痛風」と聞くと、飲み歩いているお腹が出た中年のサラリーマンや、年齢を重ねた男性がなりやすい病気というイメージがありました。しかし、近年では食生活の変化やストレスの影響などで、若い世代や女性にも患者が増えており、決して遠い存在ではなくなってきています。 痛風は、尿酸が尿中、腸管に排泄しきれず血液中に過剰に溜まり、関節に結晶として沈着することで発生します。尿酸は、食品に含まれるプリン体という物質が体内で分解された際に生成される老廃物。通常、尿酸は尿や便として体外へ排出されますが、プリン体を多く摂取したり、腎臓の働きが低下したりすると、尿酸が血液中に増えてしまいます。すると、尿酸は関節内に漏れ出し、結晶を形成。この結晶に対して、白血球が攻撃を仕掛けることで、関節に炎症や痛みを引き起こすのです。
痛風の発作は、ある日突然起こります。その症状は、足の親指の付け根や足首、膝などの関節に激しい痛みや腫れが現れます。数日から数週間ほど持続し、自然に治まることもありますが、一度発作が起こると再発しやすくなり、頻度や強度も増していきます。
さらに、尿酸は腎臓にも影響を与えます。尿酸結晶は腎臓内で尿路結石を形成したり、腎臓組織に沈着したりすることで、腎機能障害や腎不全を引き起こす可能性があります。また、高尿酸血症は高血圧や動脈硬化のリスク因子ともなり、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の発症率を高めるとも言われています。
痛風は単なる関節炎ではなく、全身の健康に深刻な影響を及ぼす病気であることがわかりますね。
痛風の予防には、食生活の見直しが重要。一番注意したいのが、プリン体を多く含む食品やアルコールを控えること。では、具体的にどんな食材、料理に気をつけたらいいのだろうか?
●ビール:アルコール飲料の中でもプリン体が多く含まれており、日本酒やウイスキーよりも高い。またアルコールだけでなく、麦芽からもプリン体が生成される。ビールは尿酸排泄を妨げるだけでなく、尿酸生成も促進するダブルパンチです。
●やきとり:鶏肉は、動物性タンパク質が主であり、プリン体が多く含まれている。特に内臓系はプリン体の含有量が高いため注意が必要である。
●すき焼き:牛肉などのタンパク質が豊富な料理であるが、その分プリン体も多く含まれている。また、砂糖や醤油などの調味料は、尿酸生成を促進するインスリン分泌を刺激するため、控えめにすることが望ましい。
●ラーメン:ラーメンは動物性タンパク質が多いスープやチャーシューなどの具材がプリン体を多く含んでいる。また、塩分や油分も多く、水分排泄や尿酸生成を促進するため、痛風には好ましい食べ物とはいえない。
●ハンバーグ:は牛肉や豚肉などのひき肉が主な材料であり、プリン体が多く含まれている。また、ソースもプリン体やエネルギー量を増やすため、控えめにすることが望ましい。
●カレー:牛肉や豚肉などの肉類がプリン体を多く含んでいる。また、カレールーには砂糖や油などの調味料が多く使われており、尿酸生成を促進するインスリン分泌を刺激する可能性がある。
●清涼飲料水、甘いもの:甘味料として使われる果糖やキシリトールは尿酸値を上げるため、果糖を多く含む甘味飲料や果物ジュースなどは控えた方が良い。果糖を含む果物類も適量にとどめ、とり過ぎると痛風だけでなく肥満のリスクにも繋がる。
健診で尿酸値が高いと指摘されても、自覚症状がなく放置してしまうケースも多く見られますが、ひとたび痛風発作を起こすと激痛のため歩行に支障をきたすほどです。
一度結晶化してしまった尿酸結晶を溶かすのは容易ではなく時間もかかるものです。尿酸高値を指摘された際には、結晶を作ってしまう前に早めの受診をお勧め致します。
食欲の秋でも、食べ過ぎ飲みすぎに注意していきましょう!
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください
【2023年10月17日 今日の富士山】
おはようございます。
今朝も秋晴れ。綺麗な青空が広がって散歩日和ですね☆
夏日になるところもあるようなので、服装に注意してお出かけください。
さて、今日の富士山。全体がしっかり見えています♪
雪の量が少し減りました。今日の暑さでまた溶けてしまいそうです。
やっぱり雪の帽子を被った富士山はTHE・富士山!という感じがしますね^^
まだまだコロナとインフルエンザが流行中なので、手洗いうがいなど感染対策をしっかりおこなってお過ごしください。
今日も一日頑張っていきましょう!
それでは今日は“目にいい食べ物”について書いていきます。
「目にいい食べ物」というと、多くの人が真っ先に思い浮かべるブルーベリーですが、実ははっきりとした科学的根拠はないようです。
「一生視力を失わないように、目にいい食べ物を意識的に食べている」「目が疲れたら、緑を見るようにしている」。残念ながら、自分はよかれと思って続けている習慣が、実は科学的根拠に乏しい、それどころか目の健康を損ねかねない危険なものである場合も少なくないのです。
そもそもなぜ、ブルーベリーが目にいいと言われるようになったかというと、話は第二次世界大戦にまでさかのぼります。
当時のイギリス空軍は世界トップクラスで、特に夜間の空中戦では百戦錬磨の戦績を誇っていました。いったい彼らの強さの秘密はどこにあるのか──そこでイギリス軍部が流布したのが、「わが空軍のパイロットは毎日、アントシアニンという成分が豊富なブルーベリーを食べているから夜目が利く」という説だったとされています。
実際、この説を用いて有効性の根拠としているブルーベリーサプリメントもあるので、耳にしたことのある人もいるかもしれません。
ところが、この「ブルーベリーは目にいい」説は二重の意味で都市伝説でした。
まず、イギリス軍が流した説は、本当は「アントシアニンが豊富なブルーベリー」ではなく「ビタミンAが豊富なニンジン」でした。この説は当時、世界的にも支持されており、各国で「ニンジンを食べよう」キャンペーンが張られていたといいます。
この時点で「ブルーベリーは目にいい」説は覆されてしまうのですが、話はこれで終わりません。さらには「ビタミンAが目にいい」というのも、実はイギリスが当時の敵国・ドイツに対して用いたかく乱作戦だったという説があります。
イギリス空軍が強かったのは、戦闘機に夜間レーダーを搭載していたから。これが歴史の真実です。強さの秘密は食べ物ではなく最新テクノロジーであり、「◯◯を食べると目がよくなる」という説自体が、戦時中に作戦としてバラまかれたエセ情報だったわけです。
ただし、「ブルーベリーは目にいい」という説に、まったく根拠がないわけでもありません。「ニンジンは目にいい」も同様です。
ブルーベリーに多く含まれるアントシアニンには疲労軽減効果があるとされていますし、ニンジンに多く含まれるビタミンAが欠乏すると、視力が低下するということも立証されています。
したがって、アントシアニンには目の疲れの軽減、ビタミンAには栄養不足による視力低下の予防の効果が、ある程度期待できます。その意味に限って言えば、「目にいい」と見なしていいでしょう。
近年では「ルテイン」という栄養素も「目にいい」として注目を浴びていますが、やはり視力回復にはつながりません。ルテインに期待できるのは、加齢と共に発症リスクが高くなる「黄斑変性」の予防です。
黄斑は眼球内部の網膜の中心部にあり、そのまた中心(中心窩)には、ものを見るために重要な視細胞が集中しています。この視細胞を構成する栄養素がルテインと「ゼアキサンチン」です。
これらの栄養素が40代を超えて徐々に減少すると、やがて、ものがゆがんで見える、視野の中心が暗くなる、視野が欠ける、視力が著しく低下するなどの症状が出る「黄斑変性」という目の病気になります。
したがって「黄斑変性を予防する」という限定的な意味ならば、ルテインは、ある程度、「目にいい」といえます。ルテインよりは知名度が低いようですが、ゼアキサンチンという成分にも同様の効果があるとされています。
とはいっても、ルテイン単独ではなく、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などを複合的に摂取しているところにルテインをプラスすると、黄斑変性の予防に一定の効果が期待できるというのが世界的な通説です。
ルテインの1日の推奨摂取量は、10ミリグラムです。特に濃い緑色の野菜にはルテインが多く含まれており、ケール45グラム、モロヘイヤ75グラム、小松菜130グラム、ほうれん草220グラムほどで、10ミリグラム相当のルテインを摂取できます。
また、卵のルテイン含有量そのものは少量ですが、卵由来のルテインは体内での吸収率が高いといわれています。
ルテインは水に溶けづらく油に溶けやすい脂溶性の栄養素で、熱変性もあまり起こりません。ですから、先に挙げたような野菜の炒めものや卵とじは、効果的にルテインを摂取できる料理といえます。下ゆでなどでルテインが大量に流出したり破壊されたりする心配もありません。
また、ルテインはたくさん摂取すればするほど効果が増強されるわけではありません。しかも、しばらく摂取し続けて血中のルテイン濃度が上がれば、それ以降は、さほど意識的に摂取する必要はなくなります。
となると、わざわざサプリメントを継続的に購入せずとも、日ごろの食生活をちょっと意識すれば十分にルテインを補充できます。
ただし、ほうれん草には結石を形成するシュウ酸が含まれているため、結石ができやすい人はルテインのサプリメントを飲むという選択肢もありでしょう。
昔から言われている「緑は目にいい」というのも誤解です。正しくは「遠くを見る習慣があると近視が進行しづらい」です。
昔は遠くを見ると、自然の景色が目に入ったのでしょう。そこから転じて「緑は目にいい」と言われるようになったと思われますが、重要なのは「距離」であって「色」ではありません。「遠方のスカイツリー」を見ようと、「遠方の山々」を見ようと、距離が同じならば効果に違いはないわけです。
では「遠方」とはどれくらいか。アメリカの眼科学会が出している指標は「6メートル」ですが、科学的には「2メートル以上」ならば遠方と見なしていいとされています。
この2メートルにも、もちろん根拠があります。ボーッと何かを見てピントが合う「調節安静位」は1メートル前後。ここが、いわば「近く」と「遠く」の境界線なので、それよりも遠くの2メートル以上は「遠方」になるというわけです。
次に、どれくらいの頻度で遠くを見ればいいかというと、これもアメリカの眼科学会から「20・20・20」という指標が提示されています。
「20・20・20」の意は、「20分間、パソコンやスマートフォン(こうしたディスプレー表示機器を総称してVDTといいます)を見たら、20秒間、20フィート先を見よう」ということ。20フィートは約6メートルですが、ここは先に述べたとおり、約2メートルと置き換えてかまいません。
ただし現実的に考えると、20分ごとに一息入れるのは難しいという人も多いのではないでしょうか。
実は日本の厚生労働省からも、上場企業に対してVDT症候群に関する指針が示されています。それによると、1日に4時間以上のパソコン作業を伴う事業者は「1時間に1回の目安で休憩をとるよう従業員に指導すること」と示されています。
アメリカの眼科学会の指標が現実的に厳しすぎるようならば、この指標に従うだけでも、何も意識しないよりはるかにいいでしょう。
まとめると、近視の進行予防には「緑を見る」のではなく、「パソコンなどディスプレーを見る作業中は、1時間ごとに、できれば6メートル、難しければ2メートル以上遠くを20秒間ほど見る習慣をつける」と覚えておいていただければと思います。
すでにかなり近視が進んでいる人は、「いまさら何をやっても無駄」と諦めてしまっているかもしれません。
でも近視は「進行が止まる」ということがありません。これもよく患者さんが口にすることなのですが、「近視が進むのは子どものころだけ」というのは間違いです。大人でも、高齢者であっても、生活環境や習慣次第で近視は容赦なく進行します。
例えば、外回りの営業職からオフィス勤務の事務職に転属になってから、急に近視が進行した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で家に引きこもりがちになり、動画配信サービスをたくさん視聴するようになってから、一気に近視が進行した──という話をよく聞きます。
逆に、都会暮らしだった人が山間部に引っ越したら近視が少し改善した。事務職だった人が外回りの営業職になったら近視が少し改善した。こうした事例も、よくあること。視力の変化は、存外に環境やライフスタイルによるところが大きいのです。
さて、かなり進行している近視は、たしかに元に戻すことはできません。だからといって目にいいことを一切習慣づけないままでは、さらに進んでしまいます。
しかも近視は、かなり進んでいる人ほど、さらに進行しやすいのです。
近視が弱い人よりも強い人のほうが、失明の原因疾患で上位に入る「病的近視(屈折度数は問わず、びまん性脈絡膜萎縮以上の萎縮性変化、もしくは後部ぶどう腫を有する状態)」になるリスクが高くなります。
怖がらせるようなことを言って申し訳ないのですが、近視で本当に問題なのは、「遠くが見えづらくなり、やがて手元も見えづらくなる」ことではありません。光そのものを失う可能性がある病的近視に発展する危険があることなのです。
実は近年、この問題は世界保健機関(WHO)でも非常に深刻視されています。
近視に「いまさら何をしても無駄」と諦めるべき段階などありません。今からでも進行予防に効果的とされる習慣を取り入れ、少なくとも、今より悪くなることは可能な限り防いでいきましょう。
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今朝も秋晴れ。綺麗な青空が広がって散歩日和ですね☆
夏日になるところもあるようなので、服装に注意してお出かけください。
さて、今日の富士山。全体がしっかり見えています♪
雪の量が少し減りました。今日の暑さでまた溶けてしまいそうです。
やっぱり雪の帽子を被った富士山はTHE・富士山!という感じがしますね^^
まだまだコロナとインフルエンザが流行中なので、手洗いうがいなど感染対策をしっかりおこなってお過ごしください。
今日も一日頑張っていきましょう!
それでは今日は“目にいい食べ物”について書いていきます。
「目にいい食べ物」というと、多くの人が真っ先に思い浮かべるブルーベリーですが、実ははっきりとした科学的根拠はないようです。
「一生視力を失わないように、目にいい食べ物を意識的に食べている」「目が疲れたら、緑を見るようにしている」。残念ながら、自分はよかれと思って続けている習慣が、実は科学的根拠に乏しい、それどころか目の健康を損ねかねない危険なものである場合も少なくないのです。
そもそもなぜ、ブルーベリーが目にいいと言われるようになったかというと、話は第二次世界大戦にまでさかのぼります。
当時のイギリス空軍は世界トップクラスで、特に夜間の空中戦では百戦錬磨の戦績を誇っていました。いったい彼らの強さの秘密はどこにあるのか──そこでイギリス軍部が流布したのが、「わが空軍のパイロットは毎日、アントシアニンという成分が豊富なブルーベリーを食べているから夜目が利く」という説だったとされています。
実際、この説を用いて有効性の根拠としているブルーベリーサプリメントもあるので、耳にしたことのある人もいるかもしれません。
ところが、この「ブルーベリーは目にいい」説は二重の意味で都市伝説でした。
まず、イギリス軍が流した説は、本当は「アントシアニンが豊富なブルーベリー」ではなく「ビタミンAが豊富なニンジン」でした。この説は当時、世界的にも支持されており、各国で「ニンジンを食べよう」キャンペーンが張られていたといいます。
この時点で「ブルーベリーは目にいい」説は覆されてしまうのですが、話はこれで終わりません。さらには「ビタミンAが目にいい」というのも、実はイギリスが当時の敵国・ドイツに対して用いたかく乱作戦だったという説があります。
イギリス空軍が強かったのは、戦闘機に夜間レーダーを搭載していたから。これが歴史の真実です。強さの秘密は食べ物ではなく最新テクノロジーであり、「◯◯を食べると目がよくなる」という説自体が、戦時中に作戦としてバラまかれたエセ情報だったわけです。
ただし、「ブルーベリーは目にいい」という説に、まったく根拠がないわけでもありません。「ニンジンは目にいい」も同様です。
ブルーベリーに多く含まれるアントシアニンには疲労軽減効果があるとされていますし、ニンジンに多く含まれるビタミンAが欠乏すると、視力が低下するということも立証されています。
したがって、アントシアニンには目の疲れの軽減、ビタミンAには栄養不足による視力低下の予防の効果が、ある程度期待できます。その意味に限って言えば、「目にいい」と見なしていいでしょう。
近年では「ルテイン」という栄養素も「目にいい」として注目を浴びていますが、やはり視力回復にはつながりません。ルテインに期待できるのは、加齢と共に発症リスクが高くなる「黄斑変性」の予防です。
黄斑は眼球内部の網膜の中心部にあり、そのまた中心(中心窩)には、ものを見るために重要な視細胞が集中しています。この視細胞を構成する栄養素がルテインと「ゼアキサンチン」です。
これらの栄養素が40代を超えて徐々に減少すると、やがて、ものがゆがんで見える、視野の中心が暗くなる、視野が欠ける、視力が著しく低下するなどの症状が出る「黄斑変性」という目の病気になります。
したがって「黄斑変性を予防する」という限定的な意味ならば、ルテインは、ある程度、「目にいい」といえます。ルテインよりは知名度が低いようですが、ゼアキサンチンという成分にも同様の効果があるとされています。
とはいっても、ルテイン単独ではなく、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などを複合的に摂取しているところにルテインをプラスすると、黄斑変性の予防に一定の効果が期待できるというのが世界的な通説です。
ルテインの1日の推奨摂取量は、10ミリグラムです。特に濃い緑色の野菜にはルテインが多く含まれており、ケール45グラム、モロヘイヤ75グラム、小松菜130グラム、ほうれん草220グラムほどで、10ミリグラム相当のルテインを摂取できます。
また、卵のルテイン含有量そのものは少量ですが、卵由来のルテインは体内での吸収率が高いといわれています。
ルテインは水に溶けづらく油に溶けやすい脂溶性の栄養素で、熱変性もあまり起こりません。ですから、先に挙げたような野菜の炒めものや卵とじは、効果的にルテインを摂取できる料理といえます。下ゆでなどでルテインが大量に流出したり破壊されたりする心配もありません。
また、ルテインはたくさん摂取すればするほど効果が増強されるわけではありません。しかも、しばらく摂取し続けて血中のルテイン濃度が上がれば、それ以降は、さほど意識的に摂取する必要はなくなります。
となると、わざわざサプリメントを継続的に購入せずとも、日ごろの食生活をちょっと意識すれば十分にルテインを補充できます。
ただし、ほうれん草には結石を形成するシュウ酸が含まれているため、結石ができやすい人はルテインのサプリメントを飲むという選択肢もありでしょう。
昔から言われている「緑は目にいい」というのも誤解です。正しくは「遠くを見る習慣があると近視が進行しづらい」です。
昔は遠くを見ると、自然の景色が目に入ったのでしょう。そこから転じて「緑は目にいい」と言われるようになったと思われますが、重要なのは「距離」であって「色」ではありません。「遠方のスカイツリー」を見ようと、「遠方の山々」を見ようと、距離が同じならば効果に違いはないわけです。
では「遠方」とはどれくらいか。アメリカの眼科学会が出している指標は「6メートル」ですが、科学的には「2メートル以上」ならば遠方と見なしていいとされています。
この2メートルにも、もちろん根拠があります。ボーッと何かを見てピントが合う「調節安静位」は1メートル前後。ここが、いわば「近く」と「遠く」の境界線なので、それよりも遠くの2メートル以上は「遠方」になるというわけです。
次に、どれくらいの頻度で遠くを見ればいいかというと、これもアメリカの眼科学会から「20・20・20」という指標が提示されています。
「20・20・20」の意は、「20分間、パソコンやスマートフォン(こうしたディスプレー表示機器を総称してVDTといいます)を見たら、20秒間、20フィート先を見よう」ということ。20フィートは約6メートルですが、ここは先に述べたとおり、約2メートルと置き換えてかまいません。
ただし現実的に考えると、20分ごとに一息入れるのは難しいという人も多いのではないでしょうか。
実は日本の厚生労働省からも、上場企業に対してVDT症候群に関する指針が示されています。それによると、1日に4時間以上のパソコン作業を伴う事業者は「1時間に1回の目安で休憩をとるよう従業員に指導すること」と示されています。
アメリカの眼科学会の指標が現実的に厳しすぎるようならば、この指標に従うだけでも、何も意識しないよりはるかにいいでしょう。
まとめると、近視の進行予防には「緑を見る」のではなく、「パソコンなどディスプレーを見る作業中は、1時間ごとに、できれば6メートル、難しければ2メートル以上遠くを20秒間ほど見る習慣をつける」と覚えておいていただければと思います。
すでにかなり近視が進んでいる人は、「いまさら何をやっても無駄」と諦めてしまっているかもしれません。
でも近視は「進行が止まる」ということがありません。これもよく患者さんが口にすることなのですが、「近視が進むのは子どものころだけ」というのは間違いです。大人でも、高齢者であっても、生活環境や習慣次第で近視は容赦なく進行します。
例えば、外回りの営業職からオフィス勤務の事務職に転属になってから、急に近視が進行した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で家に引きこもりがちになり、動画配信サービスをたくさん視聴するようになってから、一気に近視が進行した──という話をよく聞きます。
逆に、都会暮らしだった人が山間部に引っ越したら近視が少し改善した。事務職だった人が外回りの営業職になったら近視が少し改善した。こうした事例も、よくあること。視力の変化は、存外に環境やライフスタイルによるところが大きいのです。
さて、かなり進行している近視は、たしかに元に戻すことはできません。だからといって目にいいことを一切習慣づけないままでは、さらに進んでしまいます。
しかも近視は、かなり進んでいる人ほど、さらに進行しやすいのです。
近視が弱い人よりも強い人のほうが、失明の原因疾患で上位に入る「病的近視(屈折度数は問わず、びまん性脈絡膜萎縮以上の萎縮性変化、もしくは後部ぶどう腫を有する状態)」になるリスクが高くなります。
怖がらせるようなことを言って申し訳ないのですが、近視で本当に問題なのは、「遠くが見えづらくなり、やがて手元も見えづらくなる」ことではありません。光そのものを失う可能性がある病的近視に発展する危険があることなのです。
実は近年、この問題は世界保健機関(WHO)でも非常に深刻視されています。
近視に「いまさら何をしても無駄」と諦めるべき段階などありません。今からでも進行予防に効果的とされる習慣を取り入れ、少なくとも、今より悪くなることは可能な限り防いでいきましょう。
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