【2025年1月28日 今日の富士山】
雨上がりの今朝は、富士山半分雲に隠れてしまっています。
雪はまた積もったかな?下の方まで白くなっているような気が…。
全体が見えないとやっぱり寂しい!
雲がどいてくれるのを待ちたいと思います。
これから天気は好天!気温も15℃近くまで上がるようです^^
朝晩は冷えるのでホットドリンク飲んで気合い入れてきましょう!
それでは今日は“桜の開花予想”について書いていきます。
桜の開花予想は、1955年から2009年までは気象庁によって行なわれていましたが、最近では民間の気象情報会社によって、それぞれソメイヨシノの開花予想を発表するようになっています。
予想に出てくる「開花日」とは、各地方の気象台の敷地などにある標本木に5~6輪以上の花が咲いた最初の日と定義されており、これは気象庁が発表を行なっていた当時から変わっていません。
桜にはたくさんの種類があるのにもかかわらず、なぜソメイヨシノが開花予想に用いられるのでしょうか。その理由は大きく二つありますが、一つは全国の公園や観光地などに数多く植えられているということ。
そしてもう一つの理由には、ソメイヨシノという品種の起源が関係しています。
ソメイヨシノは1730年頃、江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)で誕生したといわれています。オオシマザクラとエドヒガンの交配で生まれたとされますが、突然変異で誕生したという説が有力です。
幕末以降、全国へと広まっていきましたが、じつはソメイヨシノは実生、つまり種をまいて発芽させ、育てるということができません。挿し木や接ぎ木などでしか、数を増やす手段がないのです。
つまり、各地に植えられたソメイヨシノは、すべて同じ遺伝子を持つクローンということになります。その結果、気象条件が同じならいっせいに咲きやすく、同一地域のいっせい開花につながりやすいということで、開花基準の桜に選ばれることとなったのです。
しかし、北海道の一部地方では、ソメイヨシノが一般的ではありません。昔から咲いていた桜を選ぶというのが、気象庁の生物季節観測の指針にあり、地域を代表する桜として、北海道の一部ではエゾヤマザクラ、沖縄県や鹿児島・名瀬ではヒカンザクラを観測しています。
標本木は、原則的には気象官舎の構内で定めるのですが、付近の公園などにある木を標本木にする場合もあります。『付近』とは、気象官舎からおおむね5キロ未満の距離にあり、標高がおおむねプラスマイナス50メートル以内の場所を指します。東京都心については、靖国神社でソメイヨシノの標本木を定めています。
日本には何百種類という桜の品種があります。
その中でソメイヨシノが各地に広まったのは、人々の桜に対する愛情とソメイヨシノが人の手によって生まれたからなのかもしれません。
桜の開花宣言を楽しみに、春の訪れを期待したいですね。
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