【2021年3月18日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝はいつもより霞んで淡い富士山が見えました。
穏やかな天気と優しい富士山は心をホッとさせてくれます☆
今日も平年より暖かくなるところが多いようです^^
この暖かさに誘われて、昨日も横浜や名古屋など続々と桜の開花が発表されています。
この先も気温が高い日が多いので、あっという間に満開になりそうですね。
18~22℃は、「快適」と感じるときの温度だそうで、春風が心地よく感じられそう。
昼食後はついウトウトと眠気を誘われるかもしれません。
眠気と戦いながらの仕事は集中力が低下してミスが起きやすくなります。
15~20分程度の昼寝は、脳を覚醒させ、健康のためにも良いといわれていますので、毎日の生活の中で昼寝を取り入れて午後の仕事や生活のパフォーマンスアップに繋げていきましょう☆
それでは今日は“ツクシとスギナ”について書いていきます。
3月も中旬になり、土手にはツクシやタンポポなど、春の野草が芽吹いています。
ツクシは大きくなっら何になるのだろうと考えたとき、「ツクシ誰の子 スギナの子~」という宮城県地方で伝承された「つくし」というタイトルの童謡を思い出す方はいらっしゃいませんか?
でもツクシの姿と、それが成長したとされる、あの緑色のスギナの姿がどうも結びつきません。
実は、歌の歌詞とは違って、ツクシが成長してもスギナになるわけではないのです。
ツクシはスギナと同じ地下茎から出てきますが、ツクシとスギナは時期をずらして、ツクシの方が先に出てきます。
そして、スギナが出てくるころにはツクシはほぼ枯れてしまいます。
つまり、ツクシという種類の植物があるわけではなく、スギナ“本体”が生えてくる前に、同じ地下茎から先に出てくるものが、ツクシとよばれているのです。
では、このツクシはスギナの何なのでしょう。
スギナはシダ類なので、花は咲きません。
種子ではなく胞子でふえる植物です。
春になると地面の下に伸びている地下茎からは、スギナ本体ではなく、先にツクシが生えてきます。
このツクシが胞子を飛ばす役割をはたします。
ツクシはスギナの「胞子茎」で、早春になるとぐんぐん伸び、10~15cmほどに成長します。
ツクシの頭、つまり“筆の先”にあたる部分には、緑色の胞子が飛び出していきます。
煙のように吹き出した胞子は風に乗ってあちこちに飛んでいき、胞子を飛ばし終わるとツクシは役目を終えて枯れてしまいます。
ツクシが枯れるころになると、同じ地下茎から今度はスギナが顔を出します。
ツクシとはまったく違う外見で、全体的に緑色です。
杉の木の先端のように見えること、そしてツクシが食用とされることから、「杉の菜」、転じて「スギナ」と名づけたともいわれています。
スギナは高さ30~40cmほどに成長します。
先に出るツクシは「胞子茎」として繁殖を担いますが、スギナは「栄養茎」として光合成を行い、養分の調達を行います。
スギナは繁殖力が旺盛で、庭や畑に一度生えてしまうと、毎年毎年増え続け、どんどん勢力を広げ、手がつけられないほどになってしまいます。
ツクシは食用、スギナは生薬としても用いられますが、庭や畑にとってはありがたくない雑草として嫌われることもあります。
ツクシとスギナの関係は“親子”というよりも、別々の役割を担う“同僚”といったところでしょうか。
フキノトウが大きくなるとフキになるわけではないことと同じように、ツクシが大きくなるとスギナになるわけではありません。
身近な春の野草にも、実は意外な“秘密”が隠されていたとは驚きですね。

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