【2021年2月22日 今日の富士山】

おはようございます。
週明け月曜日。今日は朝から上着いらずの暖かさですね!
霞んだ空の中の富士山ですが、それがまた春らしい!
積雪部分だけ白く浮いているよう見えます。
明日は天皇誕生日で祝日。そして「富士山の日」でもあります♪
いつもパワーを与えてくれる富士山に感謝して過ごしたいと思います^^
2月も残り一週間となりました。気合い入れて頑張っていきましょう!
それでは今日は“またたび”について書いていきます。
今日2月22日は「ニャーニャーニャー」と猫の鳴き声の語呂合わせで猫の日です。
猫の日は一般社団法人ペットフード協会と猫の日実行委員会が協力して1987年に制定した記念日だと言われています。
猫が喜ぶものといえば「またたび」というイメージが強いですよね。
楽しそうにじゃれたり、うっとりしたり…いつもとは違ういろんな行動や表情を見せてくれますが、またたびは何故あれほどまでに猫を虜にするのだろうと気になったことはありませんか?
またたびはマタタビ科マタタビ属の植物でキウイと同じ仲間だと言われています。
猫に与えると夢中になってしまう理由については長年謎に包まれたままでしたが、岩手大学の研究によると、猫がまたたびに体を擦り付けたり、ごろごろと転がったりする行為はなんと虫を遠ざけるためなんだとか。
これはまたたびに含まれる「ネペタラクトール」が関係していて、ネペタラクトールには蚊を忌避する作用があることから、体に塗りつけることで猫が蚊に刺されにくくなると言われています。
一見すると、おもちゃのような感覚でまたたびを好んでいるように見えますが、害虫から体を守るための防御反応だったとは非常に意外ですよね。
特に蚊が多く発生する春~夏の時期は猫ちゃんの健康維持のためにもまたたびを上手く活用すると良いでしょう。
そしてなんと、またたびは猫だけでなく実は人間の身体にも良いそうです。
またたびには「血行促進」、「疲労回復」といった効果が期待できると言われており、実際にまたたびという名前は旅の途中で疲れた人がまたたびを食べたところ、再び旅ができるようになったことから「復(また)旅」と名付けられたという説があります。
一般的な食べ方としては、またたびの実は熟しているものでもそのまま食べてしまうと苦みを感じやすいため塩漬けにして食べられることが多く、逆に芽の部分が若芽の方が天ぷらやお浸しなどの料理に適しているそうです。
またたびを食べることに抵抗がある…という方におすすめなのがまたたび酒。
アルコールにじっくり漬け込むことでまたたびに含まれるエキスが溶け出し、健康に嬉しい薬膳酒となります。
作り方は、またたび(500g)を水洗いし、ザルに上げたらキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
またたびと氷砂糖(300g)を煮沸消毒した蓋付きのガラス瓶に入れ、ホワイトリカー(35度・1.8ℓ)を注ぎます。
蓋をして半年~1年間ほどを目安に直射日光の当たらない冷暗所で寝かせて完成です。
できれば1日に1回程度瓶を揺らして中身を混ぜるようにすると尚良いそう。
猫はクールなように見えて感情が顔の表情に出やすい動物。
しかし、言葉ではコミュニケーションが取れないため今回のまたたびが好きな理由に意外性があったように私達人間が想像していたものとは違う習性や考えを持っていることがあります。
鳴き声など、行動パターンによっては猫がSOSを発している可能性もありますので、”もしも”の時のためにも普段から猫に関する豆知識を少しずつ身につけていくと良いでしょう。
それでは猫好きの皆さま、素敵な猫の日をお過ごし下さい♪

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