【2021年2月24日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は雲に隠れて頭がちょこんと見えている富士山です。
まだ雪化粧していますが、薄くなってきているようですね。
昨日の暖かさから一変、日中も気温が上がりにくく、冬の寒さへと戻るところが多い予報となっています。外出の際は冬の装いでお出かけください☆
今日は乾燥にも注意が必要です。一年で最も火災が発生しやすい時期であり、火災のニュースを見た方も多いのではないでしょうか。春先は大規模な火災になりやすいので、火の取り扱いには十分ご注意ください。
この先一週間は、雨や風の強まる日が増え、気温のアップダウンも大きくなります。
食事はよく噛んで食べる、乳酸菌を積極的にとる、いっぱい笑う、といたって簡単なことで免疫力を高めることができます♪寒さに負けない体づくりをしていきましょう!
それでは今日は“タオルの寿命”について書いていきます。
この世に生まれ出て、最初に私たちが何に包まれたかといえば、「タオル」ですよね。
私たちの年齢イコール、タオル愛用暦といっても過言ではないはず。
当たり前に使われすぎていて、本来の正確な定義がわからないモノは数多くありますが、「タオル」もそんなモノのひとつではないかと思います。
まず日本における「タオル」とは、主に「パイル織」でできた、手ぬぐい状の布のことをいいます。
「パイル織」というのは、主に木綿でできた織物で、ループ状の糸がたくさん織り込まれており、フワフワと弾力性や吸収性に優れている性質があります。
とはいえ、パイル生地ではない、「シャーリング(パイルを切り揃えたもの)」や「ワッフル織」「ジャガード織」「ガーゼ」などの「タオル」もあります。
また手ぬぐい状のみならず、大判や厚手のもの(バスタオル、バスマット、タオルケットなど)や、ごく小さなハンカチ状のもの、衣類に加工されたもの(ベビー服やバスローブ)など、形状も多岐にわたります。
このように基本的にはフワフワと弾力性が高く、吸収性のある布地であるタオルは、柔軟剤と「ほとんどセット」のような存在であるかのようにCMで扱われているため、意外に感じられるのですが、実は「タオル」の洗濯に柔軟剤を使用するのはNGであるといわれています。
なぜかというと、柔軟剤の効果により、「タオル」のもつ本来の吸収性が阻害されたり、パイルが抜ける原因になったりするためです。
「タオル」は、洗剤洗いの後なるべくたくさんの水を使って成分が残らないように濯ぎ、脱水後しっかり振りさばいて「パイル」を開きほぐしてから干すようにすることで、元々の持ち味、吸収性や柔かさを取り戻すことができます。
しかし、気をつけて洗濯、乾燥していても、だんだんと「タオル」は風合いを失い、手触りや色を変えていきます。
ただ、特にちょっと高価なタオルなどでは、傷んでいるのは分かっていても、捨てるに捨てられなくなってしまうことが。
そんな客観性を失いかけたときに有効な、タオルを「捨てるべき目安」は概ね以下のようなものです。
▼繊維に黒い点々が染み込んでいる
なんだか黒ずんでいる?と目を凝らしてパイルの隙間を覗いてみると、黒い点々汚れが付いている。それは使用後の乾かし方が甘かったり、部屋干しに失敗するなどして、すでにカビが生えてしまっている状態です。
こうなると通常の洗濯をしている限り、増えることがあっても、減ることはありません(煮洗い、漂白剤につけるなどすればリベンジの可能性はあり)。タオルの黒カビは放置するとニキビや肌荒れの原因になることもあるといわれています。だいたいこうなっているものはもう処分してもいい状態といえるでしょう。

▼ピンク、オレンジに色が変わっている
赤色酵母や、黄色ブドウ球菌などの細菌が繁殖し、その色素が残っている状態です。真白いタオルなら気づきやすいのですが、色柄物の場合はなんとなく「くすんで」いるように見える程度で、どちらかというと「生臭いニオイ」の方で異状が感知される状態かもしれません。
劣化は進んでいますが、黒カビ状態よりもまだ煮洗いや漂白が効き、リベンジもしやすい状況ではあります。放置するとこの状態の先に、先だっての「黒い点々(カビ)」がきます。

▼パイルがへたりきっている
「ドラム式洗濯乾燥機」で洗濯して天日干しをしたタオルには、新しくてもパイルがへたりゴワゴワの干し上がりになるものが多いため、一概には言えないのですが、ある程度使用し洗濯回数を重ねた「タオル」は本来の持ち味や風合いを失います。ですからカビやらなにやらが生えていなくても、へたりきったその時点をもって「寿命」とする考え方もあります。

一説によれば「洗濯30回」がタオルの寿命とみる目安になるそう。
繊維が短いタオルは傷みも早いため、大雑把には「安物のタオル」は寿命が短めだとういうことができるでしょう。
捨てていい、とはいえどうしても「捨てるに忍びない」気持ちに勝てない場合は、「対もしもの非常時用」として保管し、十二分に活用したのちに処分することをおすすめします。
たとえば子どもの粗相処理、ペットの粗相処理、病臥時の汚れよけ(枕などを覆う)、長距離ドライブ時の車内の敷物、ベランダや三和土の掃除用などの「使い捨て」用途で、しっかり使い切れるといいですね。

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