おはようございます。
澄み渡る青空と雪化粧をした白い富士山が、鮮やかなコントラストをもたらしています。
空気もキレイで鮮明に見えているので富士山日和の土曜日ですよ♪
今日から数日は春本番を通り越して、初夏を感じるところもあるほど暖かくなるそうです。
2月は一時的に気温が上がることはよくありますが、東京で20℃前後の日が何日も続くのはかなり珍しいことのようです。
2月20日はアレルギーの日。この時期気になるアレルギーといえば、やはり花粉ですね。
きょうは西日本・東日本の広いエリアで花粉が非常に多く飛散する予想になっています。
症症状が出始めたり、ひどくなったりする可能性があります。対策を万全に、素敵な週末をお過ごしください。
それでは今日は“蜘蛛の雑学”について書いていきます。
人間はお酒を飲むと酔っ払い、判断能力が鈍ったり、泥酔したら歩くこともままならなくなります。
クモはなんとコーヒーを飲むと酔っ払ってしまうそうで、獲物を捕えるための生命線であるクモの巣をまともに作らなくなってしまうのです。
なぜクモはコーヒーで酔っぱらってしまうのでしょうか?
この現象はアメリカ人のピーター・ウィット氏が偶然に発見したそうです。
ウィット氏は特にクモの生態に詳しい人物でもなく、クモの研究を行っている人でもないため、コーヒーを飲ませたのも偶然だったようです。
そして、クモがコーヒーを飲むと酔っ払うという情報を耳にしたクモの研究機関が、さっそく実験を行いました。
実験では、クモに一滴だけコーヒーを垂らして飲ませるというもので、コーヒーを飲ませたクモの観察を続けると、形が崩れたクモの巣を作ったそうです。
クモは目の前に水分があると、それを飲み込む習性があることから、簡単にコーヒーを飲ませる実験を行うことができます。
コーヒー以外にお茶やジュースを与える実験が行われましたが、顕著に酔っ払った様子が見られたのはやはりコーヒーだったようです。
他にも、人間が手を出してはいけない麻薬などの薬物も与えて実験を行ったそうですが、コーヒーほどの効果は表れませんでした。
しかし、なぜコーヒーを飲むとお酒を飲んだように酔っ払ってしまうでしょうか。
実は、コーヒーに含まれるカフェインが、クモの中枢神経を麻痺させることから、酔っ払ったような状態になるのだと考えられています。
もしかすると、コーヒーよりもカフェインを含んだ飲み物を与えると、クモが泥酔した状態になるのかもしれません。
クモといえば巣を作って獲物を捕えます。
しかし、実はクモの巣を作るのは、多くの種類のクモの中でも約半数しかいません。
それでは巣を作らないクモがどのように獲物を捕えているのかというと、他の虫と同様に単純に動き回って捕まえるという方法です。
このように、クモでも巣を作る種類と作らない種類が存在していて、それぞれ「造網性」や「徘徊性」と呼ばれているのです。
クモの巣の作り方についても種類によって様々で、地中にトンネル状の巣を作ってから入口に糸を張るタイプのクモもいるようです。
また、基本的には陸上で生活をしているクモですが、ミズグモと呼ばれる水棲のクモも存在しています。
クモはその見た目の不気味さから「害虫」だと思われてしまい、駆除されることが多いのですが、実際には人間に攻撃をしたり害をもたらすクモは少なく、ほとんどは人間にとって益虫なのです。
なぜなら、餌となる虫は人間に害をもたらす害虫が多いからです。
そのため、クモが家の中に住んでいると、蚊などの人間に攻撃をするような虫も捕食して駆除してくれるのです。
種類によってはゴキブリを捕食するクモもいるので、自分が見えないところで実はクモが家を守ってくれている、なんてこともあります。
特に農業においては、農作物を食べたり、被害を与えたりするような害虫も捕食してくれることから、クモが益虫として重宝されています。
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