【2021年2月16日 今日の富士山】

おはようございます。
昨日の雨で富士山は真っ白!
朝から新雪をまとった美しい姿を見せてくれました^^
見ているだけでパワーをもらえます!
疲れがたまっている時、元気が出ない時、ぜひ富士山をご覧ください。
昨日に引き続き、今日も爆弾低気圧の影響で台風並みの強風となるそうですよ。
すでに富士山の山頂で雪煙が見られます。
突風による事故を防ぐためにも、車の運転時はスピードを出さずに十分注意して安全走行を心がけてください。
そして明日から数日は一気に気温が下がる予報です。
4月並みの春の暖かさから冬の嵐へ戻るため、体調を崩さないよう服装選びにご注意を☆
今週も寒暖差に気をつけながら、元気に頑張っていきましょう!
それでは今日は“天気図”について書いていきます。
2月16日の今日は「天気図記念日」です。
さかのぼること137年前、1883年2月16日、日本で初めて7色刷りの天気図が作成されました。
気象学者であり、船乗りでもあったドイツ人のエリヴィン・クニッピングの指導のもと、東京気象台(後の気象庁)で作成されたことが由来となっているようです。
そんな天気図は、大きく2つに分けることができます。
1つは地上天気図。
これは、普段私たちが見ている天気図です。
もう1つは高層天気図。
こちらはあまりお目にかかることがありませんが、上空の大気の状態を表した天気図になります。
また、地上、高層に関わらず、現在の気象データを元に作成された天気図を「実況天気図」といいます。
一方、観測データをもとに、12時間後、24時間後、36時間後などの大気や天候の変化を予想して作成されたものは「予想天気図」といいます。
「明日は高気圧に覆われて…」とよく耳にすると思いますが、高気圧は中心に下降気流があるため、上空に雲ができず、良い天気となります。
では「低気圧が近づき…」と言っていたらどうでしょう。
中心に上昇気流がある低気圧が、雲を引き連れてやってくるため、天気は下り坂となります。
また、この時期によく聞く「西高東低の気圧配置」は日本の西側に高気圧、東側に低気圧がある状態を指しています。
この気圧配置になると「日本海側で雪が降りやすく、太平洋側は冬晴れになる」というように、低気圧や高気圧が日本のどこに位置しているのかを確認することで、天気のパターンを知ることができます。
天気図にはたくさんの線が引かれていますが、これを「等圧線」といいます。
同じ気圧のところを線で結んでおり、4ヘクトパスカルごとに線は引かれています。
先ほど紹介した低気圧や高気圧の周りをグルグルと渦巻いていますが、この等圧線が混みあっているところほど風が強いことを表しています。
もう一つ、忘れてはいけないのが、前線の存在です。
性質が異なる4つの前線たちは、以下のように天候を変化させていきます。
【寒冷前線】通過する時、短時間に強い雨が降ります。さらに通過後には、気温の低下に注意しなければなりません。
【温暖前線】通過する時は、弱い雨が長く降り続く形になり、通過後の気温は上昇します。
【閉塞前線】通過時は強風と激しい雨を伴います。
【停滞前線】寒気と暖気がほぼ同じ勢力になっています。そのため、梅雨のように何日にも渡って雨が降る状態となります。
天気図を見ながら、どの前線がどんな進路をたどるのかチェックすると、自分でもちょっとした天気予報ができますよ。

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