おはようございます。
土曜日の今日は淡いブルーの空の下、富士山を見ることができました☆
少し霞んでいるのが春らしさを感じさせますね。
日中は15℃前後まで気温が上がるそうなので、厚手の上着が邪魔になりそうです。
しかし、週明けからはまたも寒気が襲来の予報…。
厚手の上着は来週活躍しますのでまだ片付けないようにしてくださいね。
今日2月13日からは、七十二候“魚上氷(うおこおりをいずる)”です。
暦の上では魚たちが暖かさを感じ、割れた氷の下から魚が飛び跳ねる頃と言われています。
春を告げる魚たちということで、「春告魚(はるつげうお)」をご紹介します。
【ニシン】
ニシンは、春になると大群で北海道の西岸にやってくることから、春告魚と言われているようです。春告魚と言えばニシンが有名でしたが、徐々に漁獲量が減り、国産のニシンは一時期幻の魚とまで言われました。しかし、現在は漁獲が少しずつ増えているため、「元祖春告魚」の名は戻りつつあるようです。そんなニシンの名前の由来には、いくつか面白い説があります。・身を2つに裂いて食用にしていたため「二身」からニシンとなった・同じく2つに身を割ることから「妊娠」を語源とし、ニシンとなった・両親が揃っている者は必ず食べなければならない魚だったため、「両親」つまり「二親」からニシンとなったそう。
【メバル】
ニシンが幻の魚となった時、代わりに春告魚と呼ばれるようになったのが「メバル」。特に関東や東海でよく言われ、春先が旬とされているため、春告魚と呼ばれているようです。メバルは適水温が9~20℃と言われており、冷たかった海水が徐々に温まるこれからはルアーで釣ることも可能になってきます。ただ、水温が20℃以上になる夏は苦手なため、また水温が下がり始める秋頃まで、再び深場へと姿を消してしまうようです。
【サワラ】
サワラは回遊魚のため、地域によって旬が異なります。関東では秋~冬で、寒ザワラという真冬に穫れるものは、脂がのって絶品なようです。一方、関西では春が旬です。産卵のために、春になると瀬戸内海にやってくることから「鰆」となりました。※狭い腹だから「狭腹(さわら)」というのもよく言われています。漢字にも「春」が入っていますし、サワラが春告魚と呼ばれるのも納得ですね。ちなみに、サワラは出世魚なので、「サゴチ(またはサゴシ)」→「ヤナギ(ナギ)」→「サワラ」大きさによって呼び名が変わります。
上記で紹介した魚以外にも、兵庫ではイカナゴ、伊豆諸島ではハマトビウオを春告魚と呼んでいます。
また、3月から釣りが解禁となるヤマメやアマゴを春告魚としている地域もあります。
またこの魚の季節がやってきたか・・・とそれぞれの地域の方がそれぞれの魚から春感じるというのも面白いですね。
お店で並ぶ魚たちの顔ぶれが変わり始めたら、皆さんも「あ!春がきたな・・」とぜひ感じてみてください。
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