おはようございます。
昨日より気温が3倍ほど高いそうですが、風が冷たいです。
今朝の富士山は、昨日の雪が溶けてしまい、またも青々しい姿に…。
12月にこんなに冠雪が少ない富士山は珍しいですよね。
今週はこの時期としては暖かい日が多いですが、来週は一変、冬将軍が襲来します。
関東などは冬晴れとなっても寒さが厳しく、最高気温が10℃に届かない予想。
さらに朝は0℃前後まで冷え込むそうです。
寒さに弱い自分としては、来週の予報に怯えています。
肌着はヒートテックの一番暖かい生地の極暖、部屋着は着る毛布のような暖かいものを毎年着ているので、今年も新調しようと思います。
雪や寒さへの備えは、今週のうちに済ませてくださいね。
来週には雪化粧した富士山が見られそうなので気長に待ちましょう^^
空気が乾燥しているので、ハンドクリームや加湿器などで対策をしつつ、1日頑張っていきましょう!
それでは今日は“事納め”について書いていきます。
事納めとは、昔の農家では12月に入ると作業を締めくくり、道具を片付けてお正月の準備を始める時期のことを言います。
一般的には12月8日が「事納め」で、来年の2月8日が「事始め」ですが、逆に12月8日がお正月の準備を始めるという意味で「事始め」で、来年の2月8日が「事納め」とする地方もあります。
これらのことを合わせて「事八日」や、「事の日」と呼びます。
昔は12月13日を「正月事始め」と言っていました。
12月13日は「鬼宿日(きしゅくにち)」といって、結婚式をおこなう以外であれば、吉とされる日でもあります。
「年男」と聞くと、生まれた年と同じ十二支の年を迎えた男性を連想しますよね。
正月事始めの「年男」は生まれた年と同じ十二支の年を迎えた男性ではなく、先頭を切って正月準備を行い、みんなを仕切る家長のことでした。
つまり、各家庭の家長が「年男」だったわけです。
ただ、時代が進むにつれて、正月事始めでの「年男」は大変な役割のため、家長ではなく長男だったり、奉公人だったりと、若い男性が「年男」の役割を担い、正月の準備をするようになりました。
現在では、各家庭の「お母さん」が、この「年男」に当たります。
「正月事始め」には他にも行うことがあります。
それは「お歳暮」です。
お歳暮は、正月のお供え物という役割でもあったため、正月の準備を始める「正月事始め」の日から送るようになったと考えられています。
事八日は物忌みと言い、身を慎んで休みとしました。
針仕事をしてはいけないということで、この日に針供養となったのです。
豆腐たこんにゃくなどの柔かい物に、古い針や折れた針を刺し、神社で納めたり、川に流したりして、裁縫の上達を願う日となっています。
それまで硬い生地に何度も糸を通してきた針に、最後は柔かいところで休んで成仏してほしいという労いの意味が込められているそうです。
「事八日」には、大根や人参、里芋、小豆、ゴボウ、こんにゃくなどの6種類の具を入れた食物繊維豊富な「お事汁(おことじる)」、別名「六質汁(むしつじる)」を食べる習慣があります。
年に2回「事八日」に食べることで無病息災を祈ります。
また、地域によって異なりますが、事八日には一つ目小僧が家にやってくるという伝承があるため、目を粗く編んだ目籠(めかご)を軒先に掲げます。
目籠はたくさんの目があるように見えるため、一つ目小僧が驚いて逃げて行くので魔除けになると考えられているそうです。
他に、疫病神や妖怪などが家に訪れないようにするために、イワシの頭やニンニクを魔除けのために軒先に掲げる地域もあるそうです。
現代の事納めと言えば、日用品の手入れや、お正月の段取りを考えたり、カレンダーや手帳を買って新年の準備をする日だとイメージすると良いかもしれません。
せっかくなので、今日はお事汁を食べて、無病息災を願う日にしてみてはいかがでしょうか。
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