【2020年11月30日 今日の富士山】

おはようございます。
週明け月曜日。そして11月最終日です。
実は今この時期が日没の時間一番早いって知っていましたでしょうか。
冬至の日が日中の時間は短いんですが、日の入りは今が一番早くなっています。
そして12月を目前にして強い寒気が関東に流れ込んできました。
富士山の雪はまたもだいぶ溶けてしまっていましたが、朝はダウンコートが必要なぐらい寒いですね。
空気が乾燥しているので、火の取り扱いや体調管理に十分注意して過ごすようにして下さい。
今夜は満月です。
11月は「ビーバームーン」と呼ばれます。この時期は、ビーバーが冬を越すために巣作りを始めることや毛皮にするビーバーを捕獲するための罠を仕掛ける頃のため、「ビーバームーン」と呼ばれるようになったようです。
さらに今夜は「半影月食」も起こります。
半影月食とは、地球の影に月が半分隠される現象で、月が欠けて見えるのではなく、一部がグラデーションのように少し暗くなった状態で見られます。
今年は日本から半影月食が3回見られ、1月11日、6月6日に続く3回目が、今夜11月30日の夕方から宵にかけて起こります。
夜は冷え込みますので、しっかり寒さ対策をして満月を見上げてみて下さい。
それでは今日は“換気術”について書いていきます。
初めての“コロナ禍の冬”がやって来ます。
感染予防には換気は必須ですが、正しく効率の良い換気方法をお伝えしていきます。
まず家の中には危ない場所があります。
エアコンやファンヒーターの暖かい風の通り道で、小さく軽くなった粒子はその風に乗って浮遊している可能性があります。
風を受けるところに長時間留まると、粒子を直接浴びることになり感染リスクが高まります。
夏場も冷房の風には注意が必要でしたが、寒く乾燥している冬はさらに注意が必要です。
確実な対策の1つが、乾燥を防ぐ「加湿」。
インフルエンザウイルスは、室温22℃、湿度50~60%で生存率が下がることがわかっています。
これは新型コロナでも同様のことがいえるとされるが、逆に室温や湿度が下がることでウイルスの生存率は上がっていきます。
エアコンは室温を簡単に上げることができるが、一方で乾燥を招くという欠点も。
そこで登場するのが、加湿器。
エアコンと同時に使う家庭も多いですが、置き場所を間違えれば効果は薄れてしまいます。
エアコンの風の通り道に加湿器を置くと、水分が部屋の隅々まで行き渡りやすくなります。
ただし、送風式の加湿器の場合はエアコンの風にぶつかると効率が悪くなりあます。
エアコンとは反対側の壁際に置くことで、エアコンの風に乗せることができます。
また換気の際は、外気が入り込む窓際に置くのも効果的です。ただし結露が起きやすくなるので、注意も必要です。
加湿器にはいくつか注意点があります。
掃除を怠ったり、湿度が70%を超えるほど加湿しすぎるとカビや細菌が増殖し、新型コロナ以外の健康被害を招く恐れがあります。
水に熱を加え、沸騰した蒸気で加湿する「スチーム式」なら細菌の増殖を抑えやすいです。
加湿器がなかったり、足りないと感じたときは、濡れた洗濯物の部屋干しも有効です。
キッチンでお湯を沸かしたり、観葉植物に霧吹きで水を与えるなどの行為も、湿度を上げる効果が期待できます。
また湯船に水を張るのも1つの手です。
実践すべき対策のもう1つが「換気」。
厚生労働省は「1時間に2回以上、2方向の窓を開ける」換気法を推奨しています。
感染対策に換気が有効なのは知られていますが、夏の換気とは事情が異なります。
窓を全開で空気を入れ換え、室温が下がりきった部屋で過ごしては風邪をひいてしまいます。
1時間に2回などの断続的な換気ではなく、2方向の窓を10cm程度、開けっ放しにする換気なら室温を保ちやすいです。
扇風機などを使って室内の空気を室外に押し出すようにすると、より効率的に換気ができます。
また、浴室やトイレの換気扇を回したままにしておくだけでも換気につながるという。
間接的に換気を行う方法もあります。
複数の部屋がドアやふすまでつながっている場合、まずは誰もいない部屋を換気して新鮮な空気を取り込みます。
その後、家族のいる部屋のドアやふすまを開けて、事前に換気していた隣の部屋の空気を取り込む。
2段階で換気を行えば、室温の急な低下を抑えながら換気することが可能です。
就寝時に窓を開けたままにしておくのは、気温的にも防犯的にも難しい。
寝る前に寝室をよく換気しておき、布団に入る直前に窓を閉め、さらに枕元で加湿器を稼働させながら眠りにつくのが良いです。
冬コロナ対策は、室内を暖めながら加湿と換気を同時に行うという面でハードルは高いです。
実際に、どのように組み合わせればいいのでしょうか。
エアコンと加湿器を上手に組み合わせることに加えて、ウイルスを撒き散らさないという点でいえば、暖房は送風タイプではないものを有効活用するのがいいとも考えられます。
暖房器具から風が出ないから室内が乾燥しないというわけではないので、加湿器を稼働させながら、洗濯物の部屋干しや濡れタオルをかけるなどして加湿する。
同時に2方向の窓を開けて、継続的な換気を行うことが徹底した対策といえるのではないでしょうか。
今後さらに感染が拡大し、重症化リスクも高まる可能性がある“冬コロナ”。
家庭内での対策は待ったなしです。
今日からでもしっかりと換気を行っていきましょう。

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