【2020年11月26日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は、頭に帽子と首元にマフラーを巻いて冬支度を済ませたような富士山でした。
11月もあと4日で終わってしまうのに富士山ぜんぜん雪が積もってない!
これはもしや今年の冬も暖冬かなと思いきや、ラニーニャ現象の影響で冬らしく厳しい寒さの日が多くなるそうです。
これから数日は寒気が強まり、ぐっと冷え込むので富士山の雪も増えそうですね。
本格的な冬が来る前に、暖房器具の点検や厚手のコートの準備をしておきましょう☆
昨夜から今夜にかけて月と火星の接近が見られます。
月に負けじと輝く火星との共演はぜひとも見たいですよね。
夜は防寒をしっかりして空を見上げてみてはいかがでしょうか。
そして今日は「いい風呂の日」なので、ゆっくり湯船に浸かって冷えた体を労ってあげてくださいね♪
それでは今日は“おでん”について書いていきます。
おでんが美味しい季節がやってきました。コンビニのレジ横にも置いてあり、調理しなくても手軽に食べられますよね。
おでんは大根や卵、はんぺんなどを出汁で煮て味付けをした料理ですが、食材を出汁で煮て味付けをするのは「煮物」も同じです。
呼び方が異なるのはなぜだかご存知でしょうか?
煮物とは、具材を味のついた液体で煮る調理法のことで、そのような調理で作られた料理の総称です。
おでんは煮物料理の一つで、具材が練り物や昆布、卵、大根など「おでん種」といわれる材料を使った料理のことです。
関東と関西での違いがあり、また、地域独自のおでんが生まれ、各地で使われる出汁や煮汁の調味料、具材に地域性があります。
しかし、ほぼ全国で用いられるおでん種は大根、ゆで卵、昆布、こんにゃく、ちくわ、厚揚げ、がんもどき、巾着だといわれています。
おでんは数種類の具材を煮込む料理なので、先述したように、一般的な具材が入っていれば、おでんと呼べるのではないでしょうか。
地域によっては、しょうゆ味で炊いたおでんは「関東煮(かんとだき)」と呼び、その地方独自の味を「おでん」と称している場合もあります。
例えば、愛知県とその周辺地域では、みそを使ったみそ味のおでんや、具材にみそだれを塗って焼いた田楽おでんと呼ぶそうです。
若干のご当地性はあるものの、幅広く認識されるおでんの概念はほぼ一般的な具材を、だしで煮込んだ料理に定まってきているようです。
おでんは漢字で書くと「御田」であり、その「田」は田楽が由来です。
田楽とは元々、平安時代に農作物の豊穣を祈願するために踊った舞のことで、豆腐を串に刺して焼いた料理をその舞に例えて、田楽と呼ぶようになりました。
宮中に仕える女性の間では上品な言い方として、田楽に「お」をつけて呼ぶようになり、「おでん」に変わっていったといわれます。
江戸時代に入り、豆腐以外にこんにゃく、里芋などの具材が増え、現在のような、出汁にしょうゆを入れて煮込んだ「おでん」が完成したようです。
おでんが現在のようなスタイルの食べ物として定着した江戸時代は「夜鳴きそば」のように屋台で食べられることが多かったようです。
当時の屋台は衛生状態が良いよは言えず、度々、食中毒を起すことがあったようです。
食中毒のうわさが広がり、売り上げが激減することで困った店主が発見したのは、カツオの刺身につける「和がらし」でした。
調べてみれば、からしには殺菌効果があることが分かり、カツオの刺身による食中毒を防ぐために使われているからしをおでんに採用したということです。
おでんの薬味に欠かせないからしですが、味だけではなく、理にかなった組み合わせのようです。
美味しいおでんとは、一つ一つの具材がそれぞれベストな状態で完成すること、煮汁にいろいろな具材からのだしが溶け出し、うまみを増した煮汁がそれぞれの具材に染み込んでいることではないでしょうか。
そのためには、一つ一つの具材に適正な下処理をすることが大切です。
例えば、おでんの煮汁にそのまま具材を入れたら、美味しいおでんにはなりません。
大根を生のまま入れると大根の苦味や辛味がスープの味を落とし、大根の中まで火が通る前に他の具材が煮えてしまいます。
また、味の染み込みが悪くなります。そのため、大根は下ゆでしておきます。
また、味を落とす成分を取り除いておくことでスープが美味しくなります。
練り物や揚げ物は熱湯をくぐらせて、周りの油を落とすことでスープの濁りがなく、きれいに仕上がります。
こんにゃく、しらたきはあく抜きしておきます。
煮汁の中で煮崩れを防ぐための火加減も重要です。
おでんはグツグツ煮込むのではなく、下処理を済ませた具材を煮汁につからせるように、ゆっくり時間をかけて煮込みます。
一度煮えたら、火から下ろして置いておくと味がよく染みますので、時間があるときに作るのがおすすめです。
2日目のおでんが美味しいのも同様の理由です。
ご当地おでんといえば、やっぱり静岡おでんが最初に思い浮かびますが、調べてみると各地に○○おでんなるものが結構存在するのですね!
コロナで遠出をしにくい今、支度で各地のおでんの味を再現してみるのも楽しそうですよ^^

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