【2020年11月17日 今日の富士山】

おはようございます。
本日も快晴!昨日より淡い色の空で、富士山も少し霞がかって見えております。
11月も半ばですが、まるで夏の富士山のようですね。
最高気温は今日も20度を超える予想で、3日連続の夏日になりそうです。
そして今日からは、七十二候「金盞香(きんせんかさく)」です。
このキンセンカは、冬に咲く水仙のことをさしています。
水仙の開花時期は11月中旬~3月頃で、白や黄色の可憐で美しい花を咲かせます。
実は、水仙の花言葉にはある神話が関係しているのだとか。
長く鑑賞花として愛されてきた水仙には全体の花言葉と、種類別の花言葉、色別の花言葉があります。
良い香りがして美しい花を咲かせる水仙ですが、全体の花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」「自尊心」。
なので水仙を贈り物にする時には注意が必要です。
水仙全体の花言葉「自己愛」「うぬぼれ」「自尊心」は、ギリシア神話に由来があります。
ナルキッソスという美少年がいて、その美しさ故にとてももてていました。
ある時、エコーという森の妖精もナルキッソスに恋をしますが、エコーは呪いによって相手の言葉を繰り返すことしかできず、ナルキッソスに手ひどく振られます。
それを見ていた復習の女神ネメシスが、ナルキッソスに呪いをかけ、ナルキッソスが自分自身しか愛せないようにしたのです。
そして、ナルキッソスは水面に映った自分の姿に恋をし死んでしまいます。
その跡に咲いたのが一輪の白い水仙だったというお話から花言葉が生まれました。英語の「ナルシスト」という言葉もこのエピソードから来ています。
水仙には色別にも花言葉があります。黄色い水仙の花言葉は「もう1度愛してほしい」「私のもとに帰って」という意味。
この花言葉もギリシア神話の中の「豊穣の女神デーメーテールが拉致された最愛の娘ペルセポネを奪還する」というエピソードによるものです。
白い水仙の花言葉は「神秘」「尊敬」。さらに日本では白の水仙が希望の象徴とされています。
白という色が神秘的で無垢な美しさをたたえているからではないでしょうか。
また、寒さに負けず、凛とたたずむ姿には尊敬の念がわきますよね。
少し残念な花言葉を先にご紹介しましたが、ポジティブで素敵な意味の花言葉も水仙にはあります。
それは「希望」という花言葉。早春に輝くように咲き誇る水仙はまさに「希望」のシンボルのような花ですよね。
水仙は色別の他に種類別の花言葉も存在します。
代表的な水仙としてポピュラーなラッパ水仙は「尊敬」「報われぬ恋」という意味の花言葉になります。
ラッパ状の花冠が立派で尊敬に値すると考えられているようです。
また、特に黄色のラッパ水仙は特別の花言葉を持っていて、「心遣い」「あなたを待つ」「自尊」「持って生まれた素質」という意味があります。
口紅水仙は白い花弁の中に濃い色の花冠が付く水仙で、名前のようにまるで口紅を付けている女性の顔のようなお花です。
そんな口紅水仙の花言葉は「すてきな装い」「詩人の心」「神秘」。
華やかでありながら無邪気に咲く口紅水仙はおしゃれで、まさに「すてきな装い」に見えますね。
八重咲水仙は「田舎の幸福」、房咲水仙には「思い出、記念」という花言葉があります。
種類ごとに花言葉を持っている水仙は、とても広く深く人々に愛されている花と言うことですね。
冬の訪れを迎え、これから春に向けて開花期の長い水仙の花咲く姿をどこかで見かける機会もあるかと思います。
菊の季節と梅の季節の合間を埋め、冬枯れの季節に楚々と咲く水仙の花、その上質な芳香と端麗な容姿を静かに鑑賞して、冬の暮らしを心豊かに楽しみたいですね^^
さて、今夜はしし座流星群の活動が極大となります。
月明かりの影響はなく、条件のいいところで1時間あたり5~10個ほどの流星が出現します。
しし座流星群の特徴は、①スピードが速い②明るい流れ星が多い③流星痕が観測できることもあるとのことです。
国際天文学連合がまとめた64の主要な流星群の中で、最もスピードが速い流星群とされています。
願い事を3回唱えるのが一番難しい流星群とも言えそうです。
日本で一番の見ごろとなるのは深夜から未明にかけてとなりそう。
1日の中でも一番気温が低い時間帯ですので、防寒対策をしっかりした上で観測してみてはいかがでしょうか。
それでは今日も寒暖差に気をつけながら、頑張っていきましょう☆

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