午前中雲で隠れていた富士山ですが、お昼頃にはすっかり雲がなくなり姿を見せてくれました☆
昨日よりもわずかに雪が溶けているようですね。
宝永山付近に積もっていた粉雪のような雪もなくなっています!
今日も日中はポカポカ陽気で過ごしやすいですね。
明日の富士山はどうなっているのか楽しみです^^
今日からは七十二候「地始凍(ちはじめてこおる)」です。
暦の上では寒さで大地が凍り始める頃とされています。
ここ数日の朝晩の冷え込みに、冬の訪れを実感されている方も多いと思います。
今朝も全国のアメダスの半数以上の地点で、霜が降りるほどの冷え込みだったようです。
季節の変わり目の今。体調を崩しやすいです。
肌の保湿やウイルス対策など、より一層しっかりと行っていきましょう。
それでは今日は“タンパク質摂取時の注意点”について書いていきます。
人間が生きていく上で欠かせない栄養素の一つが「タンパク質」ですが、近年食品メーカーがタンパク質を多く含む商品の開発を強化したり、大手外食チェーンが高タンパクを売りにしたメニューを考案したりするなど「タンパク質市場」が拡大しつつあります。
そもそも、タンパク質はどのような食品に多く含まれているのでしょうか。
また、1日にどの程度摂取すべきなのでしょうか。
タンパク質は動物性タンパク質と植物性タンパク質に分けられます。
動物性タンパク質は肉、魚、卵、乳製品などに含まれています。一方、植物性タンパク質は豆腐や納豆などの大豆製品のほか、ブロッコリーやトウモロコシ、ジャガイモなどの野菜にも含まれています。
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準(2020年版)』では(1)18歳以上65歳未満の男性は1日65グラム、65歳以上の男性は60グラム(2)18歳以上の女性は1日50グラムのタンパク質の摂取を推奨しています。
「タンパク質は食事だけでは十分な量を摂取するのが難しい」というネット情報がありますが、本当なのでしょうか。
通常の食事で摂取する栄養素として、タンパク質のほかに炭水化物や脂質などがあります。
これらをバランスよく摂取していれば、食事だけでも十分量を摂取することはできます。
また、タンパク質を摂取し過ぎることで体に悪影響を与えると考えられるのは肝不全や腎不全の人です。
体調の状況によって、タンパク質の摂取量が変わるので、これらの持病がある人は主治医にタンパク質の摂取量について指示を受けましょう。
また、肉でタンパク質を多く摂取する人は脂質も同時に摂取することになるため、脂質異常症をきたす可能性があり、全身の動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます。
脂肪はカロリーが高いため、体重増加にも注意が必要です。
『日本人の食事摂取基準(2020年版)』によると、子どものタンパク質摂取の推奨量は成長に連れて増えていきますが、例えば、6歳から7歳は30グラム、8歳から9歳は40グラムです。
健康な大人がタンパク質を大量に摂取して健康に悪影響が出たというデータはありませんが、子どもについてはよく分かっていません。
そのため、子どもに推奨されている以上のタンパク質を摂取させ続けることは避けた方が賢明です。
そもそも、子どもはバランスのよい食事が大切なので他の栄養素もしっかりと摂取させましょう。
コンビニに行くと、プロテイン飲料や「プロテインバー」などの高タンパク商品が充実しています。
こうした商品はタンパク質を摂取する上で効果的なのでしょうか。
筋肉トレーニングをする人はタンパク質を多めに摂取した方がよいので、高タンパクの商品を利用すると効率よく摂取できます。
ただし、商品によっては糖質や脂質などが多めに含まれていることもあるため、購入前に成分表をよく確認してください。
タンパク質はアミノ酸に分解されて、小腸で吸収されることでエネルギー源となったり、筋肉などの体を作る源となったりします。
体のタンパク質が作られるのが効率的なのは運動後なので、運動した後にタンパク質を摂取すると効果的です。
動物性タンパク質を含む食品よりも、植物性タンパク質が含まれる食品で摂取した方が脂質が少なくて安心です。
ダイエットをする際にタンパク質を多めに摂取する一方、炭水化物をほとんど摂取しない人もいます。
確かに炭水化物を抜くと体重は落ちますが、タンパク質を摂取していても筋肉トレーニングなどの運動を定期的に行わないと筋肉が減ってしまい、やがて、基礎代謝が落ちて痩せにくくなるという悪循環に陥ります。
また、炭水化物を抜くと、タンパク質だけではなく脂質や塩分の過剰摂取につながることが多いので、体に悪影響を与えることもよくあります。
ダイエットをする場合は、タンパク質だけでなく炭水化物も摂取し、小まめな運動を心掛けましょう。
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