おはようございます。
今日は冷え冷えの朝で冬らしくなってきましたね。
東京では今季1番の寒さを記録、全国でも3割の地点で今季最低気温を更新したそうです。
富士山も寒いのか、マフラーを巻いているようです。
頭の雪はあまり積もっていませんね。
今週は晴れ間が続く予報となっているので、急激に積もったりすることはなさそう。
よく晴れた日の朝は放射冷却が強まります。今週は朝の冷え込みと空気の乾燥に要注意!
季節が着々と進んでいる中、「伊豆の国パノラマパーク」では紅葉が見頃となる12月初旬まで“オータムフェア”を開催しています。
標高452mのかつらぎ山山頂から、紅葉シーズンの富士山と駿河湾を一望できる絶景を堪能でき、敷地内のボードウォークでは紅葉のトンネルが楽しめます。
平日限定ですが、静岡県在住の方ならロープウェイ料金が割引となるチケットがWeb販売されているので是非チェックしてみてください^^
GoToトラベル地域共通クーポン取扱施設となっているので、よりお得に楽しむことができます。
まだ油断できないコロナ対策とインフルエンザ対策を万全に、この時期にしか観ることができない紅葉と絶景を満喫したいですね。
休日の予定をたてつつ、今日も1日頑張りましょう!!
それでは今日は“はんこ”について書いていきます。
はんこと印鑑は意味が違います。
「ここに印鑑を押してください」は正しいのでしょうか?
日頃、「はんこ」と「印鑑」ということばを区別せずに使っていますが、じつは違います。「印鑑を押してください」と言われても、とくに違和感がないと思いますが、「はんこを押してください」のほうが正しいのです。
●「はんこ」とは、手にとって押すはんこそのものを指しています。正式には「印章」というので、「○○印章店」のようにお店では印章ということばを使うところが多いです。ちなみに、はんこは文書や本を版木・板木で印刷して発行する「版行・板行(はんこう)」が変化したことばで、はんこを漢字で「判子」と書くのは当て字です。
●「印鑑」とは、所有者のものであるかどうかの真偽を鑑定するために登録・届け出されたはんこの印影(はんこを紙に押したときの朱肉のあと)を指します。つまり、印鑑というのは、実印や銀行印などの印影のことです。印影の照合に使う台帳を「鑑(かがみ)」と呼んでいたことから、印鑑ということばができました。
一般的には、はんこ=印鑑という認識で使われることが多いのですが、厳密には違うわけです。
日頃使うはんこは、大きく分けて「実印」「銀行印」「認印」があります。
【実印】
実印とは、市区町村の役所に「印鑑登録」し、公的に認められたはんこをいいます。
【銀行印】
銀行印とは、銀行・信用金庫・信用組合などの金融機関に印影の届け出をしているはんこのことです。
【認印】
認印とは、登録や届け出をしていない個人のはんこのこと。荷物の受け取りや書類の確認などで使うことが多いはんこです。
捺印も押印も、はんこを押すことですが、じつは意味が異なります。
●捺印とは、「署名捺印」ということばの略で、「署名(本人が自筆で氏名を手書きすること)をしてはんこを押すこと」を意味します。
●押印とは、「記名押印」ということばの略なので、本来は「記名のある箇所にはんこを押すこと」を表します。しかし、記名とは署名以外の方法(代筆、ゴム印、印刷など)で氏名を記すことなので、転じて、氏名が記されていない場所にはんこを押す場合にも用いられるようになりました。
実印など大事な場面で押すはんこは、きれいな印影にしたいもの。
もし実印を逆さまに押してしまっても、印影がはっきりしていれば印鑑証明の印影と照合できるので効果がなくなるわけではありません。
でも、きちんと押したいですよね。そこで、はんこを押すときのコツをご紹介します。
1. 事前に、はんこが欠けていたり、朱肉やほこりが詰まっていないか確認しましょう
2. 朱肉を付け過ぎると印影がにじんだり、乾きにくくて汚れたりしてしまうので、力を入れず均一に付くようにします
3. 平らな場所に捺印(押印)マットを敷いて押します。マットがない場合には、紙やティッシュペーパーを数枚重ねて敷くと良いでしょう
4. 紙に対して垂直になるよう上から押します。力が弱すぎるとかすんでしまい、強すぎると紙が傷つくので、適度に力を入れます
5. はんこの中心で軽く「の」の字を描くように押し、ゆっくりと上に離すときれいな印影になります
印章は古代メソポタミアが発祥だと考えられています。
日本では、後漢の光武帝から授かったという「漢委奴国王」の金印が日本最古のものとして有名で、国宝にも指定されています。
しばらくはごく一部のみの文化で、奈良時代には公印のみが使われていましたが、平安時代に権力者に私印が許されるようになりました。
とはいえ、しばらくは印章よりも掌に朱肉をつけて押す「手形印」、自署を美しくサイン化した「花押(かおう)」、人差し指を画した「画指(かくし)」などが使われていました。
やがて、江戸時代に印章を押す慣習が広がり、明治時代に印鑑登録制度ができると、署名の他に実印を押すことが制度化され、実印や認印が普及するようになりました。
明治6年(1873年)10月1日に、公式な書類には実印を押すよう定められたことにちなみ、10月1日は「印章の日」になっています。
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