【2020年9月19日 今日の富士山】

4連休初日、いかがお過ごしでしょうか?
今日の県内は雨も降らず過ごしやすい天候でしたね^^
雨の予報はどこへやら。
夕方に秋の風を感じながらゆっくりと散歩をしていると、富士山をとてもキレイに見ることができました!
夕焼けに照らされて少し紅く染まっています。
さて今日から“彼岸の入り”となります。
昔から暑さ寒さも彼岸までといいますが、今年も彼岸を境に真夏日のところはなくなりそうです。
朝晩は涼しくなっているので、うっかり寝冷えしないようにご注意ください。
夏は紫外線や暑さを気にして、日中に外出することに抵抗がありましたが、もうそろそろ大丈夫そうですね。
一年で一番好きなこの時期をどう過ごそうか、考えているとわくわくします^^
連休初日から、観光地やレジャースポットなど混雑していたようですが、携帯できるアルコール除菌スプレーやシートを持参したり、くれぐれも感染防止対策を万全にお出かけください。
体調に気をつけて、残りの連休も素敵な時間をお過ごしください♪
それでは今日は“秋のお彼岸”について書いていきます。
秋のお彼岸は秋分の日の前後3日間、今年でいうと今日19日から25日までということになります。
お彼岸は仏教用語であって「煩悩に満ちた現世である此岸を離れて修行を積むことによって煩悩を脱し、悟りの境地に達した世界(彼の岸)に到達する」という意味が込められた言葉となります。
仏教の教えでは西の方角については「西方浄土」と呼ばれていて、西は阿弥陀様がいる方角であり極楽浄土の世界があるとされています。
そのため、仏教では西の方角に向かってお祈りをします。
そして私たちが住んでいる現実世界(此岸)と仏様の住んでいる世界(彼岸)が最も近くなる時期が春分や秋分にあたるため、お彼岸には仏様(ご先祖様)にお祈りするようになったのです。
これがお彼岸にお墓参りをしてご先祖様にお祈りを捧げるようになった由来となります。
日本では古来から、春分や秋分の日には太陽がほぼ真東から昇って真西に沈むことから、現実世界(此岸)と仏様の世界(彼岸)の距離が最も近くなって、通じやすくなっていると考えられています。
春は牡丹の季節であることから春のお彼岸には「牡丹餅=ぼたもち」をお供えし、萩の季節である秋のお彼岸には「お萩=おはぎ」をお供えすることになっています。
どちらももち米を蒸して柔かくしてあんこを包んだものであり、同じ食べ物のことです。
それぞれの花にちなんで、大きな牡丹の花に由来するぼたもちは大きなサイズに、小さな萩の花に由来するおはぎは小ぶりに作られるようになったとか。
古来より小豆は邪気を払うと言い伝えられていることと、もち米とあんこの2つを合わせることによって先祖と心を合わせるという意味合いが込められています。
彼岸花についてはその鮮やかな赤色が血や地獄を連想させることから、別名「死人花(しびとばな)」や「地獄花」と呼ばれています。
そして、その彼岸花の球根には毒が含まれているため、誤って食べてしまった場合には吐き気や下痢といった症状に見舞われて、最悪の場合は神経が麻痺を起して死んでしまうこともあるそうです。
そのため、モグラやネズミなどの害獣が田畑に近づかないように、田畑の周囲に彼岸花を植えることもあったそうです。
しかし、彼岸花を非常食として食べていた時期もあったそう。
これは、球根に含まれている毒が水溶性であるため、水に長時間つけておくことによって毒抜きが出来るからです。
昔の人は毒抜きをしてから彼岸花に含まれているでんぷんを団子の材料にして食べていたそうですよ。
現在の日本では「お彼岸」という文化自体が忘れられつつあり「お彼岸って何?」という人も多いかと思います。
お盆に墓参りをしたばかりだからと言わず、彼岸もご先祖様への感謝を伝え、自分の近況についても報告するようにしましょう。
きっとご先祖様が温かく見守ってくれていますよ。

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