おはようございます。
今朝は首もとにスカーフを巻いたような富士山の姿を見ることができました^^
夜から雨の予報となっていましたが、薄暗くてなんだかいつ雨が降ってもおかしくないような空ですね。
日中の気温は昨日よりもやや高くなりそう。ムシムシしているので通気性の良い服装がいいかもしれません☆
秋を感じることも多くなってきましたが、今日も熱中症対策をお忘れなく!
過ごしやすくなってきたと共に食欲がモリモリ増してきました。秋は美味しい食べ物が多くて一番好きな季節です♪
みなさまも美味しいものをたくさん食べて、季節の変わり目は体調を崩さないよう気をつけてください。
今日からは七十二候の「玄鳥去(つばめさる)」です。
この時期になると、ツバメたちは暖かさを求めて南に渡りはじめます。
陰暦8月のことを「つばめ去り月」ともいいますが、ツバメは昔から季節の移ろいを知らせてくれる鳥として人々に親しまれてきました。
ツバメの生態は面白く、とても魅力的です。
ツバメは気温に関係なく、日照時間の長さを感知して渡りを開始するため、年によるずれが少ないです。
毎年ほぼ2回子育てをしますが、最初に巣立った一番子がお兄さんお姉さんとして二番子たちを外敵から守る行動を見せたり、子育てできなかったツバメが親の給餌に参加したり、ヘルパーの役割を果たすことが知られています。
巣立ってからも一緒に行動するのでたちまち小さな集団となり、ピチクチュと賑やかにおしゃべりをしています。
じきにご近所さんとも仲良くなり、夏には数十羽の集団を作って電線に止まったりしていますが、その後はさらにまとまって大きな群れを作り、葦原や林のねぐらで眠るようになります。
夕方の空に、無数のツバメが乱舞している姿を見かけたことはないでしょうか。
ツバメたちが高く舞い上がって、思い思いに急旋回や急降下を繰り返し、空にゴマ塩をまいたように空間を埋め尽くしている光景は壮観です。
長い旅路に備えて、しきりに飛行訓練をしているようです。
そして秋風が吹き始めると、子ツバメを含む数千から数万羽の大集団となって旅立ちます。
ツバメが旅立つのは、曇りの日か小雨の日。雲に隠れるように飛んでいきます。
陽が落ちるのを待って、大きく旋回しながら見えなくなるほど高く高く舞い上がり、南へ移動していきます。
日本は「葦原の瑞穂の国」とよばれますが、葦原はツバメにとっても重要なお宿。
葦はさまざまな生物の命のゆりかごです。
水中の稚魚を育て、さまざまな鳥を営巣させ、弱い生物たちを守りながら、葦一本で年に2トンの水を浄化する力を持っています。
そんなツバメにとっても大切な葦原は、年々減少しています。
そのため近年はツバメのねぐら確保のため、各地で調査が行われ、葦原の保護、整備が行われるようになってきました。
私たち人間はほかの生き物のことを考えて、しっかり助ける立場をとり続けていかなければなりませんね。
夏に子育てしていたツバメを見かけなくなったら、秋が深まってきた証拠。
清明の初候(4月4日~4月8日頃)は「玄鳥至(つばめきたる)」です。
暖かくなった春先にはまたツバメが日本へと戻ってくるので、それまでしばしのお別れです。
外敵に狙われることがないようにあえて雲に覆われた天候の悪い日を選び、小雨が降っていてもたくましく飛んでいくツバメたち。
秋は秋雨前線の影響で、曇ったり小雨が降ったりする日が多いですが、そんな日は見えないくらい高い上空をツバメが渡っていることを想像してみてください^^
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