【2020年3月18日 今日の富士山】

おはようございます。
ここ数日続いた朝の冷え込みも少し和らぎ、この季節らしい陽気に戻ったような体感ですね。
今朝の富士山、周辺にはもう少しでとれそうな雲がかかっております。
雲の隙間から見るとまだまだ雪は多め。山頂は真冬の寒さなのかな?
今日は各地で20℃近くまで気温が上がるそうです!
春本番の暖かさで桜の生長も進みそうですね^^
今週末は散歩しながら早咲きの桜を見に行って癒されたいです。
さて、昨日から彼岸の入りとなりました。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、毎年お彼岸を過ぎれば冬の寒さ、夏の暑さも和らいで過ごしやすくなるものですが、そもそも彼岸とはどういう意味かご存知ですか?
彼岸とは「向こう岸(かの岸)」という意味で、仏教用語の波羅蜜多(パーラミタ)に由来するそうですが、これだけでは何のことだかさっぱり分かりません。
波羅蜜多とはサンスクリット語で「迷いの川を乗り越えて、悟りの境地にたどり着いた」状態を表し、たどり着いた川の向こう岸=悟りの境地を「彼岸」と意訳したそうです。
ちなみに、この川が往々にして「三途の川」と混同され、その向こう岸=あの世からご先祖様の霊魂が還ってくるのをお迎えするのがお彼岸の儀式とする俗説もありますが、本来この「川」は観念的な存在であり、三途の川とは別のようです。
彼岸がどうして春分の日と秋分の日に当たるのかと言うと、昼と夜の長さがまったく同じになるこれらの日は、太陽が真東から昇って真西に沈むことから「極楽浄土(西のかなたにある西方浄土)への最短ルートが開通する」と考えられたためです。
つまり、このタイミングでご先祖様を供養することが悟りの境地=極楽浄土へ至るために最もコスパが良いということですね。
そういった説がある一方で、そもそも仏教が伝わる以前から、日本にはご先祖様や自然を崇拝する風習がありました。
自然への信仰、つまり太陽への信仰を指していた「日願」が仏教の彼岸と結びついたという説もあるようです。
彼岸のお供え物といえば、春のお彼岸にはぼたもち、秋のお彼岸にはおはぎ。
そもそも同じ食べ物のことですが、食べる時期によって名前が異なります。
牡丹の花が咲く季節=ぼたもち、萩の花が咲く季節=おはぎです。
あずきの赤色には、災難から身を守る厄除けの効果がある、縁起がいいものと考えられていたため、お供えするようになったそうです。
お彼岸は春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間。
期間が7日間と定められたのは、忙しい人でもその期間のどこかでご先祖様と向き合い、手を合わせ供養することができたなら、きっと極楽浄土へと到達することができるだろうという意味合いもあるようです。
彼岸明けは23日。
家族集まってお墓参りをして亡き人を偲ぶことができれば良いですね。
お墓参りに行く人も、自宅で仏壇に手を合わせる人も、お彼岸の意味を知って行動することで、より有意義な時間を過ごせるようになると思います。
では、週半ばの今日も一日頑張りましょう!

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