おはようございます。昨日の雨もあがり、朝から富士山を見ることができました。
最近溶け始めていた富士山の雪が、今日は少し増えているように見えます。
それにしても朝から暖かいですね!しかし日中はあまり気温が上がらない予報となっています。
服装選びが難しいですが、日中は少し厚手の上着があった方が良さそうです。
全国的に風が強く吹くそうで、地面に落ちている花粉も巻き上げられると見られます。
花粉症の方にはとても辛い1日となるため、事前に薬を飲んだり万全な対策が必要ですよ!
今年は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、桜の名所として知られる上野公園など全ての都立公園で花見目的の宴会は自粛するよう言われています。
各地でイベントの中止やいろんな規制が出てきていますが、安全性を考えると仕方ないですよね。
歩いて桜を鑑賞することは規制されていないので、人ごみを避け、予防をしっかりして気分転換に散策するのもいいかもしれません。
今週ももう後半。
お気に入りの飲みものを飲んで休息しながら、体調を崩さないよう気をつけましょう!
今日から二十四節気の啓蟄(けいちつ)です。
大地が温まって、冬ごもりから目覚めた虫が、穴をひらいて顔を出す頃。
「啓」はひらく、「蟄」は土の中にとじこもっていた虫(蛙や蛇)という意味です。
ひと雨ごとに暖かくなり、日差しも春めいて、生き物が再び活動し始めます。
啓蟄は旧暦の二月前半に当たり、二十四節気において3番目の春の節気です。
そして七十二候では今日から「蟄虫啓戸」(すごもりむしとをひらく)です。
土の中で冬眠をしていた虫たちが春の日差しを受けて暖かくなりだし、土から出てくるという時期を意味します。
虫と表記していますが、これは虫に限らずカエルやクマなどあらゆる冬眠をしていて目覚め始める動物を意味します。
ちなみに、啓蟄の初侯のちょうど反対の意味に当たる言葉に「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」という言葉あります。
これは秋分の次候に当たり、虫やカエルといった両生類が冬眠の準備をする時期を意味します。
啓蟄の日や啓蟄の間に行う年中行事や、物事について見ていきましょう。
●雛人形の片付け
二十四節気で、啓蟄の前に当たる雨水の日に雛人形を飾り、啓蟄の日に雛人形を片付けるのが良いと言う伝統もあります。
雛人形をしまうのが遅れると婚期が遅れるという迷信もありますが、啓蟄の期間、3月の中旬までにしまうのが一般的とされます。
雛人形は高価なものであり、一年に一回だけ飾り付けるものですので、片付けるのは良く晴れて湿気の低い日を選のが良いとされます。
●菰外し(こもはずし)
冬の風物詩である、立冬のころに松の幹に藁を巻く「菰巻き(こもまき)」を啓蟄の期間に外し、菰焼きを行います。
菰とは、越冬のために松の幹の中に巣くう害虫となるマツケムシ(マツカレハ)松を守る対処法です。
●十六団子
毎年3月16日に行われる伝統的な農耕に関わる行事です。
田の神様に一年間の豊作を願うために十六団子をお供えします。
ちなみに、田の神様(山から田んぼに降りてこられるとされる)とはどんな神様かと言うと、日本各地にある信仰で、全国各地で様々な呼称がある神様です。
古くからの信仰の形態で、特に明確な神様の像があるわけではありませんが、田んぼを荒らすネズミを食べる狐を田の神と信仰する形式も見られます。
そういった信仰から田の神として、お稲荷様(ウカノミタマノカミ)が習合するということも見られます。
啓蟄の旬の食べ物は次のものが有名です。
■山の幸・・・わらび、ぜんまい、筍
■海の幸・・・さより、アオリイカ、金目鯛
時候の挨拶では、啓蟄の間は「啓蟄の候、皆様にはいよいよご健勝のこととお喜び申し上げます。」と啓蟄の候を使って挨拶されます。
「啓蟄の候」という言葉を時候の挨拶に使う代わりに、次のような表現が季節の挨拶として利用されます。
「早春の候」
「朝夕はまだ寒く」
「水ぬるむ季節となりましたが」
などなど、寒さがまだ残っているという言葉を使うのが通例です。
虫だしの雷(かみなり/らい)は立春後の初めての雷を意味する言葉です。
実際に雷が起きるのが啓蟄のころとされるので、「虫だし」と言われるとされます。
そのまま季語として利用される言葉です。
またこの時期には、時候の挨拶でもありますが、早春という言葉や春早しなど、まだ寒さの残る春のころを歌った季語を使うようです。
季節の言葉を読んでいるだけで、春の暖かな日差しを感じますね。
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