【2020年1月31日 今日の富士山】

おはようございます。今日も朝から晴れて富士山を見ることができました。
久しぶりに全体を綺麗に見ることができたように思います。
風が冷たくて日差しが届かない場所では冬の寒さが戻ってきたような体感です。
今日は1月最終日。新年明けてからの一ヶ月、あっという間ですね。
気温のアップダウンが大きい一ヶ月でしたが、2月も天気の変化や体感変化に注意して、体調を万全にしていきましょう!
昨日マスクを買いにドラッグストアを何件か周りましたが、数枚入りの割高なもの以外見事に売り切れ。
ネットでも価格が高騰していて入手困難な状況です。
引き続きお店を周ってマスク争奪戦に挑みたいと思います。
皆さんも明日からの週末、買い物や人が多い場所に行く際は予防をしてお出かけくださいね。
では今日は“冬の花”について書いていきます。
今年は暖冬といわれますが、とはいいつつも、やはり冬。
日によっては、思わず身震いするほど寒いですね。
そんな寒い中にあっても、けなげに咲いている花もあります。
冬に見ごろを迎える花のうち、スイセンとツバキを紹介します。
スイセンは漢字では「水仙」と書きます。
水仙は中国から来た言葉です。「仙人は、天にあるものは天仙、地にあるものは地仙、水にあるものは水仙」という中国の古典に由来しています。
スイセンの仲間は約30種類あります。
学名は「ナルキッソス」で、これはギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来します。
美少年だったナルキッソスは、池の水面に映る自分の姿にしばしば見とれていました。
そんなナルキッソスを戒めようと、女神ネメシスは彼をスイセンに変えてしまいました。
この話はナルシストの語源にもなりました。
そのため、スイセンの花言葉は「うぬぼれ」や「自己愛」になっています。
スイセンは水辺をのぞき込むように咲くともいわれます。その様子はナルキッソスが水面に映る自分の姿を見ている様子を思わせますね。
ツバキは漢字では「椿」などと書きます。
ツバキの名前の由来は、艶のある葉である「艶葉木(つやはき)」からの転、葉が厚い「厚葉木(あつばき)」からの転など、いろいろな説があります。
ツバキに似た花にサザンカがあります。見分ける方法の一つは、花の落ち方(散り方)。
花が首からポトリと落ちるのがツバキ、花びらがパラパラと散るのがサザンカです。
首がポトリと落ちる様子が斬首を思わせることもあり、江戸時代などには忌避する人もいたといいます。
それでも、万葉の時代から江戸時代、そして現代に至るまでツバキに心奪われる人は大勢います。
《わが門(かど)の 片山椿(かたやまつばき) まこと汝(なれ) わが手触れなな 土に落ちもかも》これは『万葉集』に収められた、物部廣足(もののべのひろたり)という人の歌です。
「私の家の門のところに咲く片山椿よ、本当にきみは、私が触れていないのに、土に落ちてしまうのか」といった意味で、「片山」は「かたわらの山」「小山」などと考えられます。
物部廣足は防人(さきもり)として九州に赴いているときに、この歌を詠んだようです。
家の門の近くに咲く椿と自分が愛する人とを重ねたのでしょう。
寒い中、慌ただしい日々を送っている人が多いでしょうが、公園などに立ち寄ると、寒風の中、凜と咲くスイセンやツバキに出合えるかもしれません。きっとパワーや安らぎをもらえるでしょう。

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