おはようございます。朝から寒くすっきりしない天気です。
夕方から雨が降る予報ですが富士山を見ることができました☆
もやがかっているようではっきりとは見えませんが真冬の富士山らしい姿です。
関東でも明日の未明から朝にかけて雪が降る恐れがあるようです。
富士山はまたさらに真っ白になりそうですね!
センター試験の日に東京で雪が降る確立を過去30年のデータで計算すると、だいたい20パーセントの確立になると朝の情報番組で言っていました。
高い確率ではないですが、東京だと雪対策が万全ではない為、ちょっと雪が降ると交通機関が乱れたりしますよね。
毎年寒さが厳しい時期での試験は大変ですが、受験生の皆さん全力を出し切って試験に挑んでほしいです!
今日は極寒の1日となるそうですので、いつも以上に防寒を行ってくださいね。
社会人の方々は今週もお疲れ様でした。明日からの週末はゆっくりと体を休めてください^^
では今日は“薬との組み合わせ悪い食品”についてです。
年齢を重ねるほど、生活習慣病などの薬を服用する機会や、その種類が増えます。
いつも飲んでいるその薬が突然、思わぬかたちで健康を害する瞬間があるのです。
医療機関を受診した際に「薬+薬」の危ない組み合わせは注意深くチェックされる一方、「薬+食べ物」や「薬+飲み物」は日常生活に溶け込んでいて、見逃されるケースもあります。
では、思わぬリスクを招く薬と食品の「組み合わせ」には何があるのでしょう。
高血圧で降圧剤を服用している場合、ブルーチーズに注意が必要。
ブルーチーズに含まれるラクトトリペプチドは血圧を下げる効果があり、その作用はACE阻害薬と似ています。
そのためACE阻害薬と一緒に食べることで血圧が下がりすぎ、目まいや失神につながる怖れがあります。
また、スピロノラクトン系利尿剤とブルーチーズを同じタイミングで摂取すると、腎臓でカリウムが排出されずに高カリウム血症を発症し、不整脈や痙攣が生じることがあります。
牛乳と便秘薬も要注意の組み合わせ。
腸溶剤と呼ばれるタイプの便秘薬は、胃酸では溶けず中性の腸内で溶けるコーティングがなされています。
しかし牛乳を飲むと、強酸性の胃酸が薄まって中性に近づき、本来は腸で溶けるはずの便秘薬が胃で溶けてしまい、薬の効果が薄れる怖れがあります。
腸溶剤を服用したら、1時間ほどは牛乳を飲まないほうがよいといいます。
骨粗鬆症の人は骨を強くするために魚を食べようと考えるかもしれませんが、薬を服用している場合は注意したい。
魚やキノコなどビタミンDを多く含む食材と、骨粗鬆症薬の活性型ビタミンD3製剤を同時に摂取すると、血液中のカルシウムが増えすぎて高カルシウム血症になる危険性があります。
高カルシウム血症は最初に消化管の不調や喉の渇き、多尿が生じて、重症化すると錯乱、昏睡にいたることがあります。
薬の種類にかかわらず、原則として避けたいのが、アルコールと薬の組み合わせ。
多くの風邪薬にあてはまるアセトアミノフェン系の解熱鎮痛剤とアルコールを組み合わせると、薬が効きすぎるうえに酔いが強く回って、下痢や腹痛の副作用が出やすくなります。
また血管拡張作用のある強心薬と組み合わせると薬の効果が強まり、低血圧や失神を引き起こす怖れがあります。
炭酸飲料にも注意したい。炭酸飲料の多くはpH2.5~2.9の酸性です。
アスピリン系の解熱鎮痛剤は強酸性の胃で溶けるよう設計されていますが、pH2.5の炭酸飲料で服用した場合、水で服用した場合よりも吸収が悪くなり、薬の効果が減少します。
健康志向の高まりで人気のサプリメントや特定保健用食品にも落とし穴があります。
アンチエイジングサプリとして知られるコエンザイムQ10の成分は別名「ユビデカレノン」。
これは強心薬として処方される薬の成分と同じで、心臓病の薬とコエンザイムQ10を併用すると過剰摂取になり、吐き気などの副作用が起こりやすくなります。
虫歯になりにくい特定保健用食品であり、ガムなどに含まれるキシリトールは糖尿病薬との相性がよくないのです。
糖の吸収を遅らせる糖尿病薬であるα-グルコシダーゼ阻害薬とキシリトールを併用すると、腸内細菌が増えてしまう。そこにキシリトールが持つ下痢の副作用が重なってしまうことがあります。
持病のある人がサプリメントなどを服用する場合は、自己判断で飲むのではなく、かかりつけ医などに事前に相談することが望ましいです。
では、薬との飲み合わせが悪い食品を食べてしまった後に「しまった!」と気づいた場合はどうすべきなのか。
大原則は、「体調不良が出たら副作用かもしれないので、すぐ病院に行く」ということ。
服用した薬と食べた食材、そして食べた時間をメモしてから受診するとスムーズになります。
目まいや嘔吐、頭痛などの初期症状が出た場合、自宅でできる応急処置は、「水を飲むこと」。
食べ合わせが原因の場合、水をたくさん飲むことで胃の内容物が薄まりリスクを減らすことができます。
まずは薬の服用時、「何を食べたかな」と気にする習慣を身につけることが大切ですね。
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