【2019年11月29日 今日の富士山】

おはようございます。朝は今季一番の冷え込みのところが多かったようですね。
空気は冷たく、昼間も真冬並みの寒さとなるので万全な寒さ対策が欠かせません。
富士山も雪で真っ白になっていて寒そうです。
秋から冬の富士山へと衣替えは完了したのでしょうか。
寒さが続くと体も少しは慣れてきますが、寒さの始まりのこの時期は辛いですよね。
今日11月29日は『いい肉の日』です♪
お肉を食べて、寒さに負けない身体つくりもいいかもしれませんね^^
それでは11月最後の金曜日もがんばりましょう!
さて今日は“コーヒー豆”についてかいていきます。
コーヒーの起源として語られている説はたくさんあるのですが、とりわけ有名なのが、大昔エチオピアの奥地に暮らしていたヤギ飼い少年のエピソードです。
ある日少年は、赤い木の実を食べたヤギが、夜を迎えても静まらないほど興奮して、飛び跳ねているのを見つけます。
そこで少年も、試しに赤い実を食べたところ、みるみるうちに気分が爽快になったそうです。
眠気に悩んでいた修道僧がこれを聞き付け、赤い実を試してみたところ、修行の眠気覚ましに大変重宝したのだとか。この話が、赤い実をさらに広めるきっかけとなり、遠くの国まで赤い実の噂が届くようになりました。
そう、この赤い実こそが、コーヒーの実だと言い伝えられているのです。
ちなみに、このヤギ飼い少年の名前はカルディ。コーヒーと輸入食品のチェーン店「カルディコーヒーファーム」の名前はここから来ており、お店でお馴染みとなっているイラストは、この物語を表しているそうですよ。
コーヒーの赤い実ですが、その実物を見たことのある人は少ないかもしれません。
見た目がサクランボに似ているため、「コーヒーチェリー」とも呼ばれているこの実の種が、コーヒー豆となるのです。
つまり、コーヒー豆は“豆”ではなくて、“種”なんですね。
赤く変色した実を収穫した後、洗浄や脱穀といった工程を経て、生豆という状態に精製された種が、コーヒー豆として日本に運ばれてきているのだとか。
一本の木から採れるコーヒーの実は、約3kgと言われています。
そこから、取り出した種を焙煎し生豆にすると、およそ400gまで減ってしまいます。
一杯のコーヒーには、約10gのコーヒー粉を使用するので、その量では、たったの40杯ほどにしかならないとのこと。
一日に数杯コーヒーを飲むというコーヒー好きは、一か月で一本のコーヒーの木から採れる実以上の量を消費しているのですね。
数あるコーヒー豆のなかで、最も高価だと言われている「コピ・ルアク」は、ジャコウネコのフンから収穫されます。
フィリピンやインドネシアに生息しているジャコウネコは、コーヒーの実を食べるのですが、飲み込んだ種は消化されないまま体内で発酵し、そのままフンとして出てきます。
これを水洗いして焙煎すると、非常に香り高いコーヒー豆となるのだとか。
現在では、世界一高級なコーヒー豆として愛好されている「コピ・ルアク」ですが、人気が高まったことで、ジャコウネコを飼育してコーヒー豆を採ろうとする人も増えているそう。
なかには、劣悪な環境でジャコウネコを飼う業者もいるようで、動物愛護の観点から、大きな問題となっているそうですよ。

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