【2019年11月5日 今日の富士山】

おはようございます。連休明けから綺麗な富士山を見ることができました^^
今朝の最低気温は、全国のおよそ8割で10度以下となり、この秋最も低くなる所が多かったようですね。
外の気温が10度以下、室内が15度以下になると、暖房を使用する人が多くなるそうです。
たしかに今日は布団から出るのが特に辛く、朝は電気ヒーターを付けずにいられませんでした。
昼間は過ごしやすくても朝晩は寒いので、体調を崩さないよう十分ご注意くださいね。
さて今日は“「喪中」と「忌中」”についてです。
日本では、肉親や親戚が亡くなると「喪に服す」または「忌に服す」という習慣があります。
年賀状を書き始めるくらいの時期に「喪中見舞い」として、「新年のお祝いをご遠慮します」といった内容の葉書を受け取ったことのある方は多いでしょう。
似たようなシチュエーションで使われることの多い「喪中」と「忌中」には、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?
「喪中」は、そのまま「喪に服すること」という意味です。
これは親族などが亡くなった場合に、その死を悼んで哀悼の意を表すために、社交的な行動、華やかな場への出席などを避け、身を慎まなければならないことです。
これは元々は神道で「死=穢れ(気枯れ)」と考えられていたことに基づく、日本特有の風習でした。
神道では「人が亡くなるのは穢れたものに憑りつかれたから」と考えられ、死者を出したその家に人間も同じように死の穢れに全身包まれている、とされていたのです。
ですから「死=穢れ」と考えないキリスト教や仏教では、本来はここまで厳しい喪中の規定はありませんでしたが、日本では1947(昭和22)年まで「服忌令(ぶっきりょう)」という法令により服喪期間が厳密に定められていたこともあり、いつしか宗教に関係なく「それが常識!」とされ、日本の文化・風習になったのです。
現代ではそういった法令がなくなったため、喪中の期間はその頃からの習わしに基づき、一般的に
配偶者、父母:12~13カ月故人の子ども:3~12カ月兄弟姉妹:3~6カ月祖父母:3~6カ月
とされています。
一方「忌中」の方も、「喪中」と元々の考え方は同じです。
こちらは一般的には、身内が亡くなった時から始め、仏教式では四十九日の法要まで、神道式では五十日祭、キリスト教式であれば1ヵ月後の召天記念日または五十日祭までとなっています。
「喪中」との違いは、喪中が死者に対する哀悼の意を表すために身を慎む期間であることに対し、「忌中」は「死」による穢れを周囲に広めない事が目的とされていることです。
また喪中の場合は、故人との続柄によって服喪期間の長さが異なりましたが、忌中の期間は基本的には「故人と2親等以内」であれば、一律で四十九日間となります。
「喪中」や「忌中」についての考え方には、そのまま「死」というものへの各宗教・宗派ごとの考え方の違いが反映されているので、宗教・宗派が違う身内が亡くなった場合には確認しておいた方が良いですね。

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