おはようございます。日中はまだ暑い日が多いものの、夜は肌寒くなって一気に秋を感じ始めました。
今日は雲が多いですが日差しは強いので、油断せず紫外線に気をつけないといけません。
富士山は雲の間から見ることができました☆
どんどん秋仕様に移り変わる富士山の姿を見せてほしいです^^
台風の影響で今週の3連休はあいにくの天気となりそうで残念です><
今日明日は貴重な晴れとなりますので、日差しを有効活用してくださいね☆
気温差で体調を崩さないよう1日頑張りましょう!!
さて今日は“ヤマイモ”について書いていきます。
さまざまな作物の収穫が盛んになる秋。
イモ類もおいしい季節ですが、一口に「イモ」といってもいろいろな種類があります。
中でも粘り気のある種類として知られるのが「ヤマイモ」ですが、野菜売り場には「ナガイモ」「ヤマトイモ」という名称のイモもあります。
これらはすべて同じイモなのでしょうか。
ヤマイモは一般に「山芋」という種類のように思われがちですが、実際には「ヤマノイモ科」に属するイモ類の総称です。
「イチョウイモ」「ツクネイモ」「ナガイモ」などがヤマイモの仲間です。
これらヤマイモの仲間の中で、ナガイモが最も多く栽培されており、8割を超えています。
産地は北海道と青森県だけで全体の7割近くになります。
旬はナガイモの場合、春掘りの4月、5月、秋掘りの12、1月と2回ありますが、その他のイモは秋から冬にかけて旬を迎えます。
ナガイモは水分が多く、みずみずしいため、サクサクッとした軽い食感が特徴で、すりおろすと「とろろ状」になります。
その名の通り、見た目の形状も長い円柱形です。
ツクネイモは、こぶし形の丸いイモです。
強い粘りがあり、ナガイモに比べて水分が少なく、すりおろすと濃厚でもっちりとした感じになります。
大根にも含まれている「ジアスターゼ」などの消化酵素があり、ピリッとした刺激があります。
奈良県の伝統野菜「大和野菜」に認定されている「大和いも」もツクネイモです。
イチョウイモは名前のごとく、イチョウのような扇形の部分と、茎のような細長い部分とを合わせたような形状をしています。
ツクネイモと同様、強い粘りがあり、ナガイモより水分が少なく、すりおろすと濃厚でもっちりとします。
ジアスターゼなどの消化酵素も含んでいます。
なお関東では、イチョウイモが「大和芋」として流通しています。
奈良県など関西地域ではツクネイモのことを指し、関東地域ではイチョウイモを指します。
ヤマイモの粘り気の正体は、多糖類の水溶性食物繊維です。
オクラやモロヘイヤ、ナメコなどのネバネバ成分と同様、免疫機能を高め、コレステロールや糖の吸収を抑制したり、肝機能や腎臓の働きを強化したりするなどの健康効果が知られています。
コレステロール低下、高血圧や動脈硬化の予防にも役立ちます。
また、ヤマイモは生でも食べることができ、先述したように、消化酵素であるジアスターゼやアミラーゼを含み、胃もたれの改善や解毒作用もあります。
疲労回復や滋養強壮、病後の体力回復、虚弱体質の改善にも向いています。
適切な保存方法は、乾燥を防ぐため土がついたまま新聞紙などに包み、風通しの良い冷暗所に置いておきます。
洗って切ったものはラップに包んで冷蔵庫に入れ、早めに消費してください。
皮をむいて輪切りにしたものにラップをして冷凍したり、すりおろしたものを保存袋に入れて冷凍したりすることも可能です。
ヤマイモは熱を加えると、生のときとは全く違ったモチモチ、フワフワ感が楽しめます。
強い粘りが特徴なので、お好み焼きのふんわり感を出す「つなぎ」にも適しています。
すりおろしたヤマイモをそのまま一口大にすくってフライパンで揚げ焼きし、醤油を絡めて、海苔で巻く磯辺焼きは簡単で絶品です。ぜひ試してみてください♪
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