【2019年5月8日 今日の富士山】

おはようございます。
今日は朝から晴れて気持ちの良い天気ですが、空気が冷たいですね。
東京の最低気温は7.9℃。東京都心で5月に7℃台まで気温が下がるのは28年ぶりのことだそうです!
昼間は暖かく全国的に「五月晴れ」の洗濯日和になりそうです☆
富士山も綺麗に全体を見ることができました。
「農鳥」と呼ばれる鳥の形をした残雪も見えているみたいですよ。
4月後半~5月中旬頃に、富士山の7~8合目あたりに現れるそうで、昔から農鳥が現れると田植えなど農作業をする目安ともされていたそうです。
気温が上がって残雪が少なくなると、農鳥も消えてしまいます。
ここ数年は5月中旬になってから農鳥が見えることが多かったのですが、今年については見られるチャンスはあとわずかになりそうです。日々観察してみてくださいね^^
GW明けで体がついていかないかもしれませんが、頑張りすぎずに少しずつ取り戻していきましょう!
さて今日は“重力の地域差”についてかいていきます。
新生活に合わせて買った体重計。説明書の「地域を設定する」というページに疑問を持ったことはありませんか?
実はこれ、ちゃんと設定しないと表示される体重に影響が出てしまいます。
使用する地域によって重力が異なるためです。
計測機器の大手メーカー・タニタは日本国内の地域分けは商品によって3~16区分に分けており、制度が高い商品ほど影響があるため区分する地域の数も多くなっているそうです。
そもそも、いったい何のために地域を設定する必要があるのでしょうか?
タニタのホームページにはこのように説明されています。
“日本でいえば、北海道よりも東京、東京よりも沖縄の方が同じ体重計でsはかった場合体重は軽く表示されます。このような重力による影響をなくして、どの地域でも正確にはかれるように、タニタの体組成計や体脂肪計には地域設定機能があります”
重力とは「引力」と「遠心力」を合わせた力のことです。
「引力」とは質量を持つ物体がお互いに引っ張り合う力のこと。
地球上の物体には、地球の中心に向けて引っ張る力が働きますが、距離が中心に近いほど強い引力になるため、膨らみのある赤道付近より極点付近に強い力が働いています。
一方で地球は自転しているので、地球の外側へ向けて「遠心力」も働いており、地球の回転軸から一番遠い赤道で最大、極点で最小になります。
これらの引力と遠心力の関係から、重力は赤道に近づくほど小さく、極点に近づくほど大きくなります。
そのため、沖縄と北海道で同じ物をはかっても、沖縄の方が重力が小さいために軽く表示されてしまうのです。
北海道で『100kg』は、沖縄では『99.86kg』となりますので、約140gの差が発生します。地域設定は、沖縄で使っても『100kg』と表示するように調整するものなんです。
タニタでは、1987年に200g単位ではかれるデジタルヘルスメーターの量産開始時から地域設定を導入。
技術の進歩によって、100g単位、50g単位と、より細かい単位ではかれるようになり、同時に地域による重力の差が測定値に大きな影響を及ぼすようになったことから、これを補正する地域設定が必要になりました。
同様の設定は他メーカーの商品にもあり、タニタは業務用はかりでは後発だったため、地域設定の先駆けではないそうです。
体組成計やクッキングスケールなどの初期設定でサッと入力するだけなので、疑問に思う方も少ないかもしれません。
お菓子作りなどでは1g単位での計量が味を大きく左右するので、正確な計量が大切です。引っ越しをした経験がある方は、これを機会に地域設定をぜひ見直してみてください。

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