【2019年3月11日 今日の富士山】

東日本大震災から8年の今日。
昨夜から朝方まで春の嵐となりましたね。
激しい雨と暴風の音で夜中何度も目が覚めてしまい今日は寝不足気味です…。
今度引越しする時は窓が二重サッシかどうかチェックを忘れないようにしようと決めました!
午後は天気が回復してポカポカとこれまた眠気を誘う陽気となっています。
くっきりとした富士山を見ることができ、真っ白な雪が綺麗に積もっています^^
予報では木曜日までは晴れとなっていましたので、今週もたくさん富士山を見られることを期待したいです♪
今日は追悼式に出席できなくてもそれぞれの地で黙祷を捧げ、日頃の備えや避難経路の確認など、いまできることをおこない、今後の防災や減災につなげていきたいですね。
さて今日は“チューリップ”についてかいていきます。
春の花の代表といえば、なんといってもチューリップ。
形が可愛らしく子供でも知っているメジャーな花なので、色とりどりのチューリップが広がる風景には老若男女を問わずテンションが上がってしまいますよね。
チューリップについてほんの少し詳しくなっておけばその魅力をより堪能できるはず。
チューリップといえばオランダというイメージですが、実は原産地は中央アジアや地中海沿岸などで、現在のトルコやペルシャ周辺と考えられています。
チューリップという名前は16世紀にオーストリア外交官がトルコでこの花について現地の人に尋ね、「ターバン(トルコ語でチュリバン)に似ている」と説明されたためについたという説があります。
その後この花はヨーロッパで熱狂的な人気を博し、品種高配が非常に盛んに行われてきました。
さまざまな色や形の花が生み出され、これまで発表された品種の数はなんと1万種類以上と言われています。
香りはごくごく淡いものがほとんどですが、黄色やオレンジ色の品種には香りの強いものも。
ちなみに、花言葉が色によって違うって知っていましたか?
チューリップ全般・・・博愛、思いやり
赤・・・愛の告白
ピンク・・・愛の芽生え、誠実な愛
黄・・・望みのない恋、名声
オレンジ・・・照れ屋
白・・・失われた愛、新しい愛
紫・・・不滅の愛
誰かにプレゼントするときに、意味と一緒に選べる点もロマンチックですね。
誰からも愛されるチューリップですが、意外に知られていないことも多くあります。
まず、色について。とにかく多種多様な色があるチューリップですが、存在しない色も。
それは、青、茶、黒、緑(緑や青が一部入っているものはあり)。
青や黒に関していえば、青黒いような色の花はあるものの、よく見ると実際は深い紫色なんです。
また、花の中心(奥)に青みがかった色の出る種類はありますが、青を全体にいきわたらせるためにはさらなる研究が必要なんだとか。
もっとも、同じく青い花色が存在しないバラも青い花を求めて品種改良がなされているので、未来にはそれこそトルコ石のような、鮮やかなブルーのチューリップが生まれるかもしれませんね。
色と同時に形も豊富なのがチューリップの魅力。
特に女性に人気なのが緑のフリルが可愛いフリンジ咲きと豪華な八重咲き。
フリンジ咲きのチューリップは、花びらの縁に細かくて繊細な切り込みが入り、まるでハンドクラフトのよう。
花びらがたっぷりついている八重咲きは、縦長のチューリップらしくない、コロコロと丸い形をしています。
知らずに観ると「これはバラじゃないの?」と思ってしまうかもしれません。
この二つが合わさった八重のフリンジ咲きもあるので見かけたらぜひ写真に収めてくださいね。
かのヴェルサイユ宮殿の庭をチューリップでいっぱいにしたフランスの国王ルイ14世など、チューリップマニアは世界中に存在していました。
なかでも面白いのが「チューリップ狂時代」と言われた17世紀のオランダ。
当時の裕福な人々にとって、珍しい品種のチューリップを所有することは一種のステイタスで、このためチューリップの球根が投機の対象とまでなり、高値が高値を呼んで、オランダ経済は大混乱に。
なかでも人気だったのは、花びらにふ(斑:地の色と違う色がまだらに現れる状態)の入るタイプ。
ふ入りの「センペル・アウグストゥス」という品種は、ピーク時には、球根1個が当時のアムステルダムの一等地にある邸宅よりも高かったとか!
現在は花びらにふの入る品種も数え切れないほど存在し、いずれもリーズナブルな金額のため、かつてのオランダの富裕層が知ったら悔しがること間違いなしですね。
チューリップを写真に撮るときには、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。まず、たくさん並んだチューリップを撮るときは、花だけでなく、空などの背景を少し入れるとスケール豊かで立体感のある写真になります。
また、あまり背の高くない花なので、人物を入れて撮るときは、しゃがんで花の近くに顔がくるようにしましょう。立ったままで撮影すると、花が小さくなる上に、ピントが人物の顔にしかこなくなってしまいます。
花の繊細な表情を捉えたいときは、なるべく花1輪に寄って撮るのがおすすめ。
スマホに接写モードやマクロモードなどがあれば活用してみましょう。
また、チューリップは横から花を撮る人が多いと思いますが、開いた花なら上(正面)から撮ってみると、内部のしべや柄が見えて違った趣の写真になりますよ。
長崎県・ハウステンボス、富山県・砺波チューリップ公園、都内ではお台場やシンボルプロムナード公園などでチューリップのイベントが行われます。
この春はぜひ、街中で、公園で、イベントで多種多様なチューリップに出会い、じっくり鑑賞してみてください。

富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください