【2018年11月27日 今日の富士山】

おはようございます☆今朝は驚くほど温かくてすんなりと布団から出ることができました。
全国的に晴れて季節はずれの温かさとなるようです。
雪の少ない富士山をばっちり見ることができました♪
もうすぐ12月に入るというのに今日の最高気温は20℃を超えるところもある予報です。
1日の寒暖差が大きくて服装選びに困ってしまいますね。本格的な冬物コートの出番はいつになるのでしょうか。
今日も空気が乾燥しているので、加湿器やマスク、のど飴で喉のケアをしてみてくださいね。
さて今日も“動物の雑学”についてかいていきます。
■何度も若返る不老不死の生物
不老不死となって永遠の命を保つのは、はるか昔から人類の望みでした。
秦の始皇帝をはじめ、あらゆる手を尽くして妙薬を求め続けた権力者も数多いです。
実はその不老不死を実現している生物がいます。それが「ベニクラゲ」です。
ベニクラゲは、世界中の温帯から熱帯の沿岸部や浅瀬に生息する体長1cmにも満たないクラゲで、透明な体の中に赤い消化器官が見えることからこの名がありますが、あまり注目されることはありませんでした。
ところが20世紀末になり、ベニクラゲには老化してから若返るという驚くべき能力があることが発見されたのです。
寿命が尽きかけたベニクラゲは、口や内臓、生殖器官などが集まった赤い部分から根を伸ばし、岩などに付着させる。すると、それがイソギンチャクに似たポリプという状態になります。
ポリプは共食いしつつも、どんどん自分の分身を増やして成長。
やがてそれが、若いベニクラゲとなるのです。
しかも、若返ったベニクラゲも寿命が近づくとまたポリプとなり、それを9回も繰り返した例さえ報告されています。
老いてから成長を繰り返すので、正確には不老不死というわけではなく「若返り」ですね。
人間でいえば、老人の細胞から赤ちゃんが誕生し、青年になって人生をやり直すようなものでしょうか。
ベニクラゲは生殖によって増える能力はあるものの、動きが鈍く、体を守る機能がほとんどありません。だから、若返りによって種を保ってきたのでしょう。
羨ましい限りですが、せっかく若返ったベニクラゲも後天的に獲得したものはすべて消滅しているようです。
そのため、もし人間がベニクラゲのように若返ることができたとしても「自分」という意識はなく、若返ったという喜びを感じるこはできないといいます。
■動物によって見えている「色」が違う
子どもの頃、「イヌやネコは色の区別ができないので、すべて白黒にしか見えていない」と書いてある本を読んだことはないでしょうか。
現在では、動物も色を識別していることがわかっています。それでも動物によって、見える色は違っています。
動物は、「錐体(すいたい)」という細胞の中にあるタンパク質の「オプシン」によって色を見分けています。錐体は網膜の中にある光センサーのようなもので、人間やチンパンジーには3種類の錐体があり、それぞれが赤、緑、青の光によく反応する。そしてこの3色の組み合わせで、細かい色まで区別しています。
だがイヌやネコ、ウシ、ウサギ、ネズミなど多くの哺乳類は、赤と青の2種類の錐体しか持っておらず、人間ほど細かい色の識別はできていません。とくに苦手なのは、赤と緑の区別だといいます。
そして、人間よりもっとカラフルな世界で生きているのが、錐体が4種類あって人間には見えない紫外線まで見える爬虫類や鳥類です。魚やカメの中にも、4種類以上の錐体を持つ種がいます。
虫の目のしくみはこうした動物とはずいぶん異なっていますが、チョウやハチを研究した結果、色の区別が細かくできていることが判明しました。アゲハチョウには光センサーが六つもあり、そのうち四つを使って色を見分けています。
虫の目で見ると、この世界はずいぶん様相が違っていることでしょう。
たとえばモンシロチョウは、メスの羽だけが強く紫外線を反射するしくみになっており、チョウの世界ではモンシロチョウのメスは相当目立つ存在だと考えられます。
生物によって見える色が異なるのは、天敵を避けてエサを手に入れ、生殖をするために、それぞれ必要な色覚が発達した結果だといいます。
生物は生き方に合わせてどんどん発達していくのが面白いですよね。人間も発達して今の姿になっているわけで、これからも環境に合わせて何百年、何千年後には違った姿に発達を重ねていくのでしょうか。

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