【2018年11月24日 今日の富士山】

昨日は空気が乾燥していて、綺麗な満月を見られましたね♪
太陽や雪、そして月にも感謝。そんな勤労感謝の日となりました。
今日もとても良い天気で、宝永山にたっぷりと雪の積もった富士山を見ることができました☆
寒くなったとはいえ、今年は本当に気温が高い秋になっています。
いつもだと、もう11月末にはすっかり冬の装いの人も増えている頃ですが、今年はまだ冬物コートより秋物コートやジャケットを着ている人をよく見かけます。
しかし晴れて風が弱い日の朝は気温が下がるので注意が必要です。
冬だと一番気温の下がる時間が朝7時ぐらいだったりするので、朝早く出かける方は特にこの放射冷却に注意です。
体を温めるときは首、手首、足首を温めるといいといわれています。またカイロを使うときには、おへその下の「丹田」を意識すると、体全体が温まりやすいそうです。
風邪をひかないように今日の冬晴れも良い日を過ごしてください!
さて今日は“使い捨てカイロ”についてかいていきます。
寒い季節の必需品ともいえる使い捨てカイロ。
いろいろなメーカーから発売されていますが、だいたい「貼るタイプ」と「貼らないタイプ」がありますよね。
この2つの違いは“テープの有無だけ”と思われるかもしれませんが、実は持続時間も違うんです。
という訳で今回は、知って得するカイロの基礎知識をご紹介したいと思います。
封を開けるだけでカンタンに温かくなるので、暖房のない場所での作業やアウトドアレジャー、冷え性対策などに活用している方も多いことでしょう。
でもなぜ、封を開けるだけでカイロが温かくなるのかご存知ですか?
使い捨てカイロの主な原料は鉄粉、水、活性炭、塩類などで、鉄が酸化するときに発する酸化熱を利用しています。
封を開けることで空気中の酸素がカイロの中の鉄分と結びつき、短時間のうちに酸化して熱を発します。なお、原材料の塩分は酸化を速め、活性炭は熱を持続させる役割をになっているそうです
使い捨てカイロが温まる仕組みが何となくわかったところで、「貼るタイプ」と「貼らないタイプ」の違いについてご紹介したいと思います。
両者の違いは「粘着テープが付いているか否かだけ」と思われるかもしれませんが、実はもっと大きく違うところがあるんです。
■貼るタイプのメリット
・背中など手が届きにくい部位にも使いやすい
・中身が片寄りにくく、かさばらない
■貼るタイプのデメリット
・温かさの持続時間がやや短め
・1ヶ所に固定するので低温やけどの恐れも
■貼らないタイプのメリット
・温かさの持続時間が比較的長い
・固定されていないので低温やけどのリスクが低い
■貼らないタイプのデメリット
・固定できないので使える部位が限られる
・中身が片寄りやすく、若干かさばる

値段ですが、「貼るタイプ」は粘着シールなどの製造コストがかかるため「貼らないタイプ」より基本的に割高です。
また「貼るタイプ」は使用中も体が動かしやすいようスリムに作られているため、「貼らないタイプ」に比べると中身が少なめになっています。その分、温かさの持続時間も短めです。
「貼るタイプ」と「貼らないタイプ」の大きな違いは先にご紹介した通りなのですが、一言に「使い捨てカイロ」といってもメーカーや製品によってもいろいろと特徴や性能が異なります。
「とにかく温度が高ければいい!」といった感じで各製品の特性を理解しないまま購入してしまうと、低温やけどが起こったり、思い通りの効果が得られない場合があります。
ちなみに、低温やけどは少し触れるだけなら心地いい50℃前後の熱源に長時間触れることで起こる可能性があります。
しかも“やけどを負っている”という自覚がないまま皮膚の深部の損傷が進むため、回路や暖房グッズの取り扱いには十分に注意が必要。低温やけどは痛みがほとんどなく、気づきにくいんです。
そこで、ここではカイロを使用する際にぜひともチェックしていただきたい「5つのポイント」をご紹介したいと思います。
チェックポイント① 平均温度
製品によって「平均温度」が異なります。温度が低めのものは薄手の服の上に貼れるというメリットがあります。高温のものは野外でのスポーツ観戦などに役立ちますが、厚めの服の上から貼る必要があります。
●60℃(超高温)…「厚い」服の上から使うのに適した温度
●50~55℃…服の上から使うのに適した温度
●約40℃(下着用など)…薄手の服の上から利用しても問題ない温度
このように平均温度によって貼れる衣類に違いがあります。下着やストッキングなど、薄い衣料の上に貼りたい場合は特に温度にご注意を!
チェックポイント② 持続時間
温かさの持続時間も製品によってかなり幅があります。小型のものほど時間が短く、大型のものほど長く温かさが続きます。
また、先ほどもこの点に触れていますが「貼るタイプ」より「貼らないタイプ」の方が中身が多い分、持続時間が長めです。
チェックポイント③ サイズ
「貼るタイプ」のカイロはあらかじめ動きやすいようにスリムに作られていますが、あまり大きなものを選んでしまうと邪魔になる場合も……。
アクティブに動きたいときは大きなものを1枚貼るより、小さめのものを2枚貼る方がオススメ。この方が衣類の形状になじみやすく、体の動きの邪魔になりにくいですよ。
チェックポイント④ 注意事項
「メンドウだし、どうせどれも書いてあることは同じでしょ」という感じで使用上の注意を読み飛ばす方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
確かにどの製品も見た目は似ていますが、実際のところは平均温度などが違います。
A社の製品が薄着でも大丈夫だからといって、B社の製品もそうとは限りません。安全かつ快適に使うためにも、注意事項に目を通すことをオススメします。
チェックポイント⑤ 有効期限
「去年の冬に買ったカイロがあるけれど、これって使っても大丈夫なの?」と不安に思った経験はありませんか?
大体のカイロの有効期限は製造から3年ほど。一年前の冬に買ったカイロでも、有効期限内であれば普通に使えます。
でも、直射日光の当たる場所に放置していたものや、包装袋にキズがついているものなどは中身が劣化してうまく温まらない場合も……。
また、有効期限を過ぎたものもパッケージ通り温まらない可能性があります。防災用に備蓄する場合などは特に有効期限と保存方法にお気をつけください。
カイロは直射日光を避け、涼しいところに保管することが推奨されています。

大きな血管が通っている部位に貼ると温まった血液が体中に広がり、効果的に全身を温めることができます。体が温まると血管が広がって血流が改善されるので、寒さや冷え性対策はもちろん、肩こりや生理痛などの緩和にも役立ちます。
お腹にはたくさんの臓器があり、太い血管が通っているので、カイロ1枚で効率的に体を温めたい場合はココに貼るのがベストです!
肩甲骨の間に貼るのも効果的。全身が温まるだけでなく、慢性的な肩こりを和らげるのにも役立ちます。
なお、生理痛の緩和にはお腹と腰のダブル貼りがオススメです。
カイロを貼るべき部位の優先順位は「お腹」→「肩甲骨の間」→「腰」と覚えてくださいね。
さらに、最近では足や手首につけるタイプの製品も出ているので、ぜひ活用してみてください。
手首や足首は皮膚が薄く、血管が集まっているのでここを温めるのも効果的です。
足裏を温めれば、脚全体に熱が行き渡ります。スカートや脚を露出するファッションのときでも足元が冷えずに便利です。

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