おはようございます☆今日から三連休ですね。
初日からきれいな青空が広がり富士山を綺麗に見ることができました^^
予報では雨の心配もなくお出かけ日和の連休となるようなので、充実した時間を過ごせそうです♪
勤労感謝の日である今日11月23日は、14時39分にちょうど満月になるそうです。
平安時代の貴族・藤原道長が「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることもなしと思へば」という有名な句を詠んでから1000年目の満月ということでも話題となっています。
藤原道長が「望月の歌」を詠んだのは旧暦の1018年10月16日。
2018年11月23日は旧暦の10月16日にあたるといいます。
今日は記念すべき月を見上げて風流な気分に浸ってみてもいいですね。
それでは今日は“孫の手の由来”についてかいていきます。
背中が痒い。そんな時に大活躍してくれる道具といえば「孫の手」ですね。
痒いところに手が届かないということは人類共通の悩みであったようで、孫の手のような道具は世界各国に存在しています。ちなみに、孫の手のような道具を英語では“backscratcher(バックスクラッチャー)”、“scratch-back(スクラッチバック)”などと呼んでいます。
「孫の手」は、棒の先に手のような形をしたものが付いていること、またその名前から、年寄りが自分のかわいい孫の背中に掻いてもらっている姿から呼ばれるようになったと思いがちですが、実は「孫」は全く関係ないんです。
実はこの道具、もともとは「麻故(まこ)の手」と呼ばれていました。
「麻故」とは、中国の西晋時代の書『神仙伝』出てくる仙女の名前です。
漢の桓帝の時代、王遠という仙人がいました。その仙人がかつて修行の要領を授けた蔡経(さいけい)の家に下っていたのですが、しばらくして妹も呼んできました。その妹が麻姑でした。
麻姑はたいそうな美人であったそうですが、手の爪が鳥のように長く、蔡経は「この爪で背中を掻いてもらえたらどんな気持ちいいだろう」と思っていたそうです。ところが王遠はそんな蔡経の邪念を見抜いており「麻姑は仙人であるのにお前は何を考えているのだ」と叱ったそうです。
このような中国の故事から、届かないところを掻く道具のことを「麻姑の手」と呼ぶようになったようで、実際かつては引っ掻く爪の部分も今より大きくて長かったそうです。
ところが、それが日本に伝わると形が小さくなり、「孫の手」といわれるようになったのだとか。
ちなみに、かゆいところが掻ける、すなわち物事がうまくいくことを「麻姑掻痒(まこそうよう)」といいます。
近年、孫の手は、木材の産地などで、おみやげとして売られることも多いようですが、一方でバラエティショップ等で、肩叩きや靴べらと兼用になっているものなどもあるようです。
美人仙女の手から、孫の手へと変わるとは日本の言葉っておもしろいですね^^
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