【2018年11月10日 今日の富士山】

おはようございます☆昨日は北陸の石川県、富山県、福井県の一部で25℃以上を超える夏日となりました。
この3県で11月に夏日となるのは7年ぶりで、石川県の小松では27.1℃を観測して11月の統計開始以来1位の記録を更新したそうですよ!
たしかに11月ってこんなに暖かかったかなと思うくらいの体感です。
今日も朝から暖かくてお出かけ日和の週末となっています。
富士山のてっぺん周辺には雲が多いので、どのぐらい雪が積もっているか確認できませんでした。
だんだん雲が流れて富士山全体を見られることを期待したいです^^
明日も広いエリアでお出かけ日和となるそうです。風邪やインフルエンザ予防に、帰宅したら手洗いうがいを念入りに行ってくださいね☆
さて今日は“ドレミファソラシドの発明”についてかいていきます。
数学と音楽の関係をご紹介します。ご存知「ドレミファソラシド」の音階。
実はこれを発明したのは「ピタゴラスの定理」で有名な古代ギリシャのピタゴラスなのです。
ある日、散歩をしていたピタゴラスの耳の中に、鍛冶職人がハンマーで金属を叩く「カーン、カーン」という音が入ってきました。
そしてピタゴラスは、美しく響き合う音と、そうでない音があるこに気づきます。
不思議に思い、いろんな種類のハンマーを叩いて調べたところ、美しく響き合うハンマー同士はそれぞれの重さも間に単純な整数の比が成立することを発見したのです。
特に2つのハンマーの重さが2:1の場合と、3:2の場合に、美しい響きになりました。
そこでピタゴラスと弟子たちはさらに熱心に音階の研究に取り組みます。
彼らは「モノコード」と呼ばれる、共鳴箱の上に弦を1本張った楽器を発明し、2台のモノコードを同時に弾いて、弦の長さを変えながら美しく響き合う位置を探した。
その結果、やはり弦の長さが2:1になったときに2つの音が完全に溶け合い、3:2や4:3のときにも音が調和することがわかりました。
「ドレミファソラシド」の低いドから高いドまでの音程の幅を「1オクターブ」といいます。
そして、その1オクターブ離れた2つの音は同時に響くと、高さの違う「同じ音」に感じられ、濁りなく美しく調和する。
音楽では、音程(2つの音の、音の高さの差)を「度」で表します。
同じ高さの音どうしは「1度」、ドとレのように隣り合う音は「2度」になる。
特に美しく響き合う「完全音程」は1オクターブのなかに「完全4度」(ドとファ)、「完全5度」(ドとソ)、「完全8度」の3つがある。
完全8度だけでなく、美しく響き合う音程になるときの2つの弦の長さの比が、簡単な整数の比になることを発見したピタゴラスたちは非常に感銘しました。
数字とはかけ離れたものだと思われていた音楽の美しさがリンクしていたという事実。
彼らはそこに何らかの神の意思をくみとり、数字はすべてのものとつながりがあるのではないかと考え、その後は「万物は数である」というスローガンを掲げて活動するようになりました。
ピタゴラスと弟子たちの熱心な啓蒙により、古代ギリシャの人々は、宇宙は数の調和でつくられていると考えるようになる。
宇宙の調和の根本原理は「ムジカ」であり、その調和は「ハルモニア」である。英語でムジカは「ミュージック」、ハルモニアは「ハーモニー」だ。こうして古代ギリシャ以降、中世に至るまで、音楽は哲学や科学に近く、秩序や調和の象徴としてとらえられていました。
数学(mathematics)の語源はギリシャ語の「マテーマタ=学ぶべきもの」で、古代ギリシャにおけるマテーマタ(数学=学科)は、「算術(静なる数)」「音楽(動なる数)」「幾何学(静なる図形)」「天文学(動なる図形)」の4分野から成っていたのです。
古代ギリシャ人にとって音楽(美の中にある数)がいかに「学ぶべきこと」であったかが、うかがえるのではないのでしょうか。

富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください