【2018年10月22日 今日の富士山】

おはようございます。今日の富士山は昨日よりも雪が溶けているようにみえましたが、ばっちりと綺麗に見えます^^
今朝は穏やかに晴れて放射冷却現象が強まったため、地表付近の気温が下がり、内陸の一部で”放射霧”と言われる霧が発生していたそうです。
高気圧に覆われて晴れる日は、昼間に太陽によって温められた地表の熱が夜になって上空に逃げる「放射冷却現象」が発生します。
放射冷却現象が発生すると気温がグッと下がるため、各地とも朝晩の冷え込みが厳しくなりそうです。
少し離れた景色も霞んで見えるような霧。この霧は少し高いところから見れば雲海になっています。
この先1週間は周期的な天気変化で、25日(木)頃は再び移動性の高気圧に覆われてくるので各地で雲海のチャンスが増えていきそうです。
今週も寒さに負けずがんがっていきましょう☆
さて今日は“幽体離脱”についてかいていきます。
体から意識が抜けて自由に動き回れる状態の『幽体離脱』。
寝ているときに自分の体から意識が抜けて「天井に浮いた自分が、眠る自分を見ている」という幽体離脱経験者の証言も多く、幽体離脱は『オカルト現象』と考えている人が多いのではないでしょうか。
しかし、科学分野での研究が進み、幽体離脱には『脳波の変化』が関係していることが分かっています。それどころか、実際に幽体離脱を一時的に体験する方法まで確立されているのです。
そこで今回は『オカルト現象』としてではなく『脳内現象』として、幽体離脱が起こるメカニズムと幽体離脱との関係が深い『明晰夢』についても紹介していきます。
幽体離脱とは、「体から魂が抜けるような感覚」だという体験者の証言が多くありますが、科学的な見地からすると、ただ錯覚を見ているにすぎません。
幽体離脱中は、五感や意識があるのはもちろん、行動に制限がなく自由に動き回れる状態になります。
空を飛んだり、壁をすり抜けたりと、現実にはできないようなことまで体験できてしまうもの幽体離脱の特徴のひとつです。
実は、幽体離脱の一歩手前の状態に『明晰夢』と呼ばれる「自分が夢を見ていることを自覚しながら夢を体験できる」という状態があります。
そもそも夢というのは「記憶の整理」とも言われていて、比較的眠りが浅いレム睡眠という状態のときに起こる現象。通常は、なんとなく風景がぼんやりしていたり、いろいろな部分があいまいだったりするものです。
夢の明晰度が高くなると、夢を認識するだけではなく、夢を自由にコントロールすることができるまでになることから、今のところ『幽体離脱』と『明晰夢』は、原則的に同じような現象と言えるそうです。
そもそも、夢をコントロールできるなんてできるの? と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
「夢の中でも、意識さえはっきり保つことができれば、夢をコントロールすることができる」と言われています。
私たちの脳は一日を通して、さまざまな脳波へと変化を繰り返している状態で、それぞれの脳波の周波数に比例して、脳の状態も変わるということが分かっています。
2014年、ドイツにあるゲーテ大学の研究チームは、睡眠中の脳に電流を流すことで、明晰夢へ誘導する実験に成功。
18歳から26歳までの女性15人と男性12人の被験者を採用し、電極のついた2つの小さな箱で構成された“tACS”と呼ばれる装置を使って、微弱な低周波電気信号を脳全体に送る、という内容で実験は行われました。
実験後、被験者に見ていた夢の内容の大半が「自分自身を外側から見ているようだった」と語り、幽体離脱のときとまったく同じ現象が起こっていたことになります。
明晰夢を見ているときの脳波を調べたところ、前頭葉から30~40ヘルツの脳波が生じていることが分かりました。
一説によると、脳波により、試行・意識・長期記憶に関わる前頭葉が、海馬などと連携して、起きているときに脳に入力された情報を整理するときに見るのが夢。その前段階において、前頭葉が半覚醒状態だと明晰夢が起こるそうです。
簡単に言うと「寝ている状態の脳の、意識の部分だけを覚醒させる状態」にすると、明晰夢や幽体離脱状態になるということ。
一方で、医学的に考えると「深い睡眠」が良質な睡眠におけるポイントになっているだけに、眠りが浅いレム睡眠状態の『明晰夢』や『幽体離脱』は、正常な眠りの状態ではなく、安全性が確立されていないという否定的な意見も……。まだまだ研究の余地はありそうです。
幽体離脱を科学的に体験できる『ゴムの手の錯覚』という最新の心理実験があります!
まず、テーブルの上に仕切りとゴムでできた偽物の手を用意します。
次に、被験者はテーブルに座り、自分の手をテーブルの上に置き、被験者から自分の手が見えないように、手のとなりに仕切りをおきます。
目の前にゴムでできた偽物の手を置き、被験者からはゴムの手しか見えないという状況の中、被験者の手とゴムの手を同時に筆でなぞるという実験です。
普通に考えれば自分の手がくすぐったくなるように思えますが、自分の手ではなく、目の前で見ているゴムの手の方がくすぐったいと感じるという結果に!
つまり、腕の意識がゴムの腕へと移動したということになります。
さらに、スイスにあるカロリンスカ研究所の神経科チームが行った『ボディスワッピング』と呼ばれる肉体交換の実験でも驚くべき結果がでています。
被験者とほぼ同じ体型のマネキンを用意し、被験者とマネキンにカメラとモニターがセットになったヘルメットをかぶせつなげます。
自分が見ているモニターには、マネキンとその先に立っている自分が映し出され、マネキンの視界が自分の視界となる仕組みです。
マネキンと自分の視界が入れ替わっている状態で、マネキンの腹の上でナイフを滑らせ、その腹に傷をつけると、なんと、脳波が跳ね上がり、マネキンの腹を切られた被験者は痛みを感じたのです。
実際に傷つけたのはマネキンなので痛みを感じるはずがないのに、視界から入った情報によって、脳が現実に起こっていることのように錯覚を起こし、痛みまで感じることができてしまう、というのは驚きの事実です。

このように、幽体離脱や明晰夢は「脳の錯覚」によるものと断言できるくらいまで、科学的な研究は進んでいます。
2009年に公開された映画「アバター」は、ただベッドに横たわり、バイザーに映し出される仮想現実の世界の中で自由に動き回るという物語でした。
アバターと同じように仮想世界の冒険を楽しむなんて未来はそう遠くはないかもしれませんね。
今後の展開に注目です!

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