【2018年8月8日 今日の富士山】

おはようございます☆今日は朝から綺麗な青空の下、富士山を見ることができました♪
台風13号が接近していて今日の夜から荒れた天気となるようなので、嵐の前の静けさという感じがします。
深夜にかけて風雨の強い状況が続くため、土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒が必要です。
台風がもたらすのは大荒れの天気だけではありません。台風の風が山を越えて吹きおりる東海を中心に危険な暑さになる予報です!
西日本では猛暑への、東日本では台風への対策を行って、お盆前の今日も体調に気をつけて1日を大切に過ごしてくださいね。
さて今日は“観光地である鎌倉の雑学”についていきます。
東京近郊にあり、さまざまな魅力が凝縮された観光地である鎌倉。
自然の中で癒やしを感じ、日帰りでも十分に満喫できるうえに、日本の歴史にも触れることもできます。
さらには、オシャレなスポットも続々と増え続けていて、夏休みに遊びに行く方もたくさんいますね。
実はあまり鎌倉のことを知らずに遊びに行っているという人も多いようなので、いくつか雑学をご紹介します。
1.鶴岡八幡宮は別の場所にあった
鶴岡八幡宮はかつて現在の場所よりも海に近い場所にまつられていました。現在ではその場所に「由比若宮(ゆいのわかみや)」という小さな神社がまつられています。
1180年に平家打倒のために兵をあげ、鎌倉入りを果たした源頼朝が、現在の鶴岡八幡宮がある場所に社殿を移し、それからこの地域は元八幡と呼ばれるようになったのです。
2.鎌倉駅前の鳥居は偽物
鎌倉駅を出ると左手に大きな赤い鳥居が見えます。初めて鎌倉を訪れた人は、この鳥居が鶴岡八幡宮に向かう最初の鳥居で、小町通りが参道なのだと勘違いしがち。
しかしこの鳥居は商業用に建てたものであり、鶴岡八幡宮とはまったく関係がありません。
よく鳥居を見てみると中央に「八幡宮近道」と掲げられていて、左右の表示は「小町通り」となっています。
この鳥居は1960年に小町通りの人たちが、この通りにお客さんをたくさん呼び込みたいという考え、鶴岡八幡宮に許可をもらって建てたものなのです。
3. 鎌倉大仏の髪の毛は左巻き
鎌倉といえば大仏を思い浮かべる人は多いでしょう。パンチパーマのような髪型をした大仏様は非常に印象的ですよね。
この大仏様の髪型は螺髪(らほつ)といい、知恵の象徴とされていて、悟りを開いた仏様だけができる髪型。お釈迦様に倣ってすべて右巻きになっています。
しかし、奈良の大仏をはじめほとんどの仏像が右巻きを守っているのに、なぜか唯一鎌倉の大仏だけは左巻きになっていて、その理由は明らかになっていません。
鎌倉大仏を見る際にはぜひ髪型をチェックしてみてください。
4. 昔の鎌倉大仏は室内にあった
以前は鎌倉大仏も奈良大仏のように木造の立派な大仏殿の中に収められていました。
しかし、なんらかの理由によって大仏殿が倒壊してしまい、大仏だけが残されることになったそうです。
大仏殿がなくなった理由ははっきりとわかっていませんが、有力なのは1498年の東海地震によって引き起こされた大津波で倒壊してしまったという説です。
当時の海岸線は現在よりだいぶ手前にあり、長谷寺門前の交差点あたりだったため、津波の影響を大きく受けてしまったのではないかと言われています。
現在でも大仏の周囲には大仏殿の礎石(そせき)が56基残されています。
5. 東慶寺にはカップルで行くべきではない?
東慶寺は縁切り寺として有名なので、カップルで行くのはおすすめできません。
東慶寺は女性側から離縁することが許されていなかった時代に、男子禁制の駆け込み寺として多くの女性が逃げてきた場所なのです。
この寺で数年間修行をすれば、離縁し新たに結婚することができるとされ、明治時代まで600年にわたって縁切りの寺とされていました。
現在でも古い縁や過去の想いを断ち切ることで良縁を結ぶことができるという恋愛成就のパワースポットとして人気があるのですが、もともとは縁切り寺なので、参拝は独り身のときがいいかもしれません。
6. けんちん汁発祥の地は鎌倉
けんちん汁の発祥は鎌倉だと言われています。鎌倉にある建長寺の修行僧が作っていたことから「建長汁」と呼ばれ始め、それがなまって「けんちん汁」になったそう。
料理が誕生した経緯は、建長寺の修行僧が豆腐を床に落としてしまったのを建長寺の禅僧 蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が野菜と一緒に煮込んで食べたことから。豆腐を落としていなければこの世にけんちん汁は誕生していなかったのかもしれません。
また、けんちん汁と豚汁の違いですが、けんちん汁はお寺で食べられていたものであり、精進料理のひとつ。肉や魚は入れず、出汁を取るときにも鰹節や煮干は使わず昆布や椎茸を使います。
7.鳩サブレーグッズは本店でしか手に入らない
鎌倉限定土産として人気があるのが、鳩サブレーグッズ。鶴岡八幡宮の近くにある、鳩サブレーの本店「豊島屋」でしか販売されていない限定品なのです。
オリジナルのパッケージや、鳩サブレーの形をした消しゴム、鳩の形のゼムクリップ、付箋、あぶらとり紙など、さまざまなグッズが販売されていて、観光客の中にはこの限定グッズを買うために鎌倉を訪れる人もいるのだとか。
ちなみに、さまざまな鳩サブレーグッズの中でも特に人気なのが「鳩三郎」と書かれた鳩サブレーの形をしたキーホルダーです。
鳩サブレーの形をしたキャラクターのことを「鳩三郎」というのですが、これは鳩サブレーを生み出した、豊島屋の初代店主である久保田久次郎さんが鳩サブレーのことをずっと「鳩三郎」と呼んでいたことが由来となっています。
8.水戸黄門も鎌倉までしか行かなかった
水戸黄門こと水戸光圀は、時代劇ドラマの中では全国を巡って世直しの旅をしていますが、これはあとから作られたフィクションであり、実際には一番遠い旅でも鎌倉までしか行っていません。
水戸藩では、当主は江戸に常駐しなくてはならないという決まりがあり、水戸に帰るだけでも江戸幕府からの許可がないといけませんでした。
そのため、全国を回ることなど許されていなかったのです。水戸光圀が足を運んだのは茨城、千葉、東京、神奈川、福島県いわき市までだったようで、一番遠くまで出かけた旅が鎌倉でした。
水戸光圀は鎌倉に7日間滞在し、約180ヶ所を巡りましたが観光が目的ではなく『大日本史』の編さん作業のなかで鎌倉時代についての資料が少ないと感じ、現地調査の目的で鎌倉に行ったそうです。

鎌倉といえば海、湘南、花火大会というイメージが強い人も多いかと思います。
しかし、木々の多い街並みは四季の移り変わりを感じられますし、鎌倉は一年中楽しめるスポットなのです。
夏はもちろんのこと、お休みで少し時間が取れたとき、フラリと鎌倉まで出かけてみてはいかがでしょうか。

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