おはようございます☆今日は朝から快晴で富士山全体を綺麗に見ることができました♪
変わらず朝晩は冷えますが、日中は20度を超え4月並の気温になるようなので春のアウターでも暑いくらいかもしれません。
夜はコートが必要な寒さなのでこの時期の服装選びは大変ですよね。
北海道では今日もまだ雪が降る恐れがありますが、季節先取りの暖かさとなるため融雪災害には気をつけてほしいです><
この暖かさで桜の開花も早そうです☆そろそろお花見の予定も立てていきたいですね♪
さて今日は“桜の豆知識”についてかいていきます。
今お花見といえば桜ですが、奈良時代のお花見といえば梅だったようです。
お花見の時は、桜より香りの高い中国から伝来した梅を見ていました。
実際、現存する最古の和歌集「万葉集」でも桜をよんだ歌が43首なのに、梅をよんだ歌は110首以上あります。
奈良時代には梅の方が倍以上人気だったことになります。しかし、平安時代に作られた「古今和歌集」には桜が70首、梅が18首となり人気が桜になっています。
これは894年の遣唐使の廃止も影響していると考えられます。
遣唐使の廃止によって、中国の文化の影響が少なくなり日本独自の文化が発展しはじめました。
梅の花も中国伝来の花だったため、日本古来の花である桜が注目をあびたのかもしれません。
お花見の桜といえば、ソメイヨシノ。
ソメイヨシノは実は雑種であることをご存知でしたか?
実は、園芸用に2つの品種が掛け合わされた雑種なんです。
エドヒガンザクラと、オオシマザクラが交配してできた雑種と言われています。
ソメイヨシノは、花は大きく満開時には葉も見られず、鑑賞には最適です。
これはオオシマザクラの花が大きい特徴と、エドヒガンザクラの花の後に葉が出てくる特徴を受け継がれています。
観賞用のハイブリッドともいえるのが、ソメイヨシノです。
ちなみに、オオシマザクラは葉と花が同時に出てきて、エドヒガンザクラの花は小さめです。
このソメイヨシノはもっとショッキングな豆知識があって、今、日本で咲いているソメイヨシノは単一の木のクローンなんです。
ソメイヨシノ同士をかけあわせても、種をつくることがないようで・・・。
また他の桜の品種とソメイヨシノをかけあわせても、必ずしも観賞用に最適なソメイヨシノような桜が育つとは限らないそうです。
また、ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンザクラ以外のその他の桜の種類も混ざっているとの説もあります。
つまり、種から作ることかなり困難なのがソメイヨシノです。
ソメイヨシノは接ぎ木や挿し木といった方法で増やしています。
接ぎ木や挿し木が、ソメイヨシノの枝を切って繁殖する方法です。
地面にさして増やすのが挿し木、他の桜に接いで増やすのが接ぎ木です。
接ぎ木や挿し木は同じ遺伝子をもつ桜をコピーすることとも言え、まさしくクローンですよね。
ちなみにクローンのもとは、上野公園にある桜という説もあります。
クローンだからなのか、この全国にあるソメイヨシノは春が来ると一斉に咲きます。
ソメイヨシノは移植が簡単ですくすく育つことから、さまざまな場所で育てられてきたんですが、まさかクローンだったとは驚きです。
そして桜の葉っぱには毒があることを知っていましたか?
桜の葉にはクマリンという毒があります。
クマリンと名前はかわいいですが、この桜の葉っぱの毒には意味があります。
それは、雨の日などに葉が落ちることで毒をあたりにまき、雑草が育つことを防ぐ役割があります。
つまり、桜以外の植物を周りに生えないようにして、地面の養分を独り占めしようとしています。
ここで心配なのが、桜の葉が付いている桜餅です。
桜餅を葉っぱごと食べる方も多いのではないでしょうか?
でも、安心してください。桜餅にの桜の葉に使われてはいるのですが、クマリンはごく少量では問題ないそうですよ。
サプリメントなどで摂取しない限りは、1日の許容摂取量を超えることは、まずないようです。
ちなみにクマリンはシナモンにも含まれているそうですよ。
日本で開花する最も早い桜は、沖縄の寒緋桜(カンヒザクラ)です。
例年では1月上旬ごろに咲きます。暖冬の時は12月に咲くこともあるとか。
このカンヒザクラは、もともとソメイヨシノよりも早く咲きます。
本州でも2月~3月ごろには咲くようですよ。
最も早い桜が沖縄でしたが、最も遅い桜はやはり北海道です。
北海道の根室地方あたりで5月中旬くらいに咲く千島桜です。
チシマザクラは寒さに強い品種と言われています。
ちなみに、根室は平地での話で、山の上ではもっと遅いようです。
お花見の時に売っている花見団子の3色の意味ってご存知ですか?
花見団子の3色の意味は、
・ピンクは桜の花で春
・白は雪の色で冬
・緑は新緑の色で夏
を表しています。
しかし、このなかに秋がありませんよね。
これは『秋がない』ということで『飽きがこない』。つまり、食べ『飽きない』という言葉遊びが入っているんですね。
桜やお花見に関する豆知識は数多くあり、調べていくとキリがないほどです。
ただ言えることは、日本人は本当に昔から桜を愛でていたということ。
桜を見て美しさや風流さを感じることはいつの時代も変わらないのですね^^
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