【2018年2月11日 今日の富士山】

おはようございます!いつもより富士山の雪の厚みが増している気がします!!
昨夜の雨と気温の低さの影響ですね><
今日も冷たい北風が吹き、寒さが増していくようです。
西日本は昼間も5℃前後で真冬並みの寒さ、日中は気温が上がる関東も夜は5℃を下回り、朝よりも冷え込みが強くなりそうです。
今日は昼と夜の寒さに合わせて服装を選ぶと良さそうです。そして花粉が飛散し始める可能性があるので敏感な方は花粉症対策を行うようにして下さいね☆
さて今日は“寒冷蕁麻疹”についてかいていきます。
寒い外気に触れたとき、皮膚にブツブツができてかゆみを感じることはありませんか?それは、寒冷蕁麻疹かもしれません。
また、暖房などの温かさが刺激となって発症する温熱蕁麻疹にも、この時季は注意が必要です。
皮膚がかゆくなり、ついバリバリ掻いてしまってはいないでしょうか。
「外気温が下がる冬は、寒冷蕁麻疹になる人が増えます。寒冷蕁麻疹は、蕁麻疹の一種です。
蕁麻疹というと、食物アレルギーや細菌・ウイルス感染によるもののイメージが強いのですが、摩擦や圧迫、日光、気温など物理的な刺激により発症する「物理性蕁麻疹」もあります。そのうち寒さや冷たさの刺激により発症するのが寒冷蕁麻疹です。かゆみをともなった赤いブツブツや腫れが出ます。寒冷蕁麻疹は冷風に当たった頬や手の甲から出始めることが多く、ひどくなると全身にかゆみや赤みが広まります。しかし、かくとますますかゆくなる悪循環におちいります。ですから、かくのを我慢して、身体を温めて安静にすると、通常数分~30分で症状はおさまってきます。
寒冷蕁麻疹は、寒さに起因するので、防寒が発症予防のカギとなります。外出するときは、コートやマフラー、手袋などを適切に着用し、肌が寒気にさらされないようにしましょう。意外に多いのが、暖房で汗をかき、それが冷えて刺激となり発症するケースです。また、お風呂上がりに急激に冷えたり、冷たい飲み物で出ることもあります。
寒冷蕁麻疹とは逆に、温かさが原因となる温熱蕁麻疹にも、この時季は要注意です。温かさが刺激となって発症する温熱蕁麻疹は、お腹や太ももの内側に発症しやすく、カイロや暖房機などを使う機会が増える冬に多くみられます。刺激となる温かさを減らすことで予防しましょう。発症したら、濡れタオルなどで軽く冷やすことで、数分~30分で症状はおさまってきます。
実は、寒冷蕁麻疹や温熱蕁麻疹なのに、その原因に気づいていない人も多いそうです。冬に起きるかゆみや肌の不調は乾燥が原因だと考え、保湿で対策をしたつもりになっている人が多いのです。もちろん乾燥しているときに肌の保湿は大切ですが、それでは寒冷蕁麻疹が改善しません。また、寒冷蕁麻疹なのにかゆみを抑えようと患部を冷やし、かえって悪化させてしまうこともあるのです。
さらに、温度差以外にも気をつけたいことがあります。爪を切っておくのも大切です。寝ているときなど、無意識に掻いて悪化させてしまうからです。特に小さなお子さんは、こまめに切って上げてください。もう一つ、ストレスも蕁麻疹が出やすくなる要因です。できるだけ、ストレスや疲れを溜めないようにすることも大切です。
寒冷蕁麻疹も温熱蕁麻疹も「かゆみぐらい」と軽視してはいけません。皮膚を掻き壊してしまったり、長引くと慢性化して治りにくくなってしまうこともあります。蕁麻疹が数日続いたり、繰り返したり、徐々に悪化する場合は、早めに病院を受診した方がいいでしょう。かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン剤などの内服薬できちんと治療する必要があります。
まれに寒冷蕁麻疹や温熱蕁麻疹が気道で発症して呼吸困難になったり、消化器官で発症して嘔吐や腹痛が出るケースもあります。普段から、寒冷蕁麻疹・温熱蕁麻疹が出やすい人は、注意が必要です。息苦しさや、のどのかゆみ、全身のむくみ、めまいなどの症状が見られる場合は、すぐに医療機関で診てもらってください。他のタイプの蕁麻疹や免疫異常など、他の病気の可能性もあるので、受診をお薦めします。
寒冷蕁麻疹も温熱蕁麻疹も、急な温度の変化を避けるのがポイント。適切な寒さ対策を心がけましょう☆

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