おはようございます☆今日の富士山も雪が盛りだくさん!そして朝の日差しを浴びていてとても綺麗です☆
各地で雪のピークは終わったそうですが、今月4日以降の大雪で、除雪作業中の人や雪に埋まった車にいた人など計6人が死亡。8県で計88人が重軽傷を負ったとニュースで知りました。
自然の猛威は恐ろしく、たかが雪と思っていては危ないですね。積雪の多い地域では欠かす事のできない除雪作業も命がけ。ほんとに注意しながら行っていただきたいです。
明日からの三連休は日によって、場所によって、天気が目まぐるしく変わるそうです。
お出かけする方は予報をこまめにチェックして楽しい連休を過ごしてください♪
さて今日は“鹿のゾンビ病”についてかいていきます☆
始めはちょっとした歩行の問題から始まります。しかし、時とともに鹿は目に見えて痩せてゆく。集団から孤立し、次第に正常な意識を失う兆候を見せ、最終段階に至る。
目的もなくふらついて、うつろな目を宙に向け、口から粘り気のある唾液を垂れ流す。ついには食べられなくなり、飢えて死ぬ。
この病気の正式名称は「シカ慢性消耗病」。北米では“ゾンビ鹿病”として知られているおり、第3の名前は“狂鹿病”といいます。
実際、狂牛病と同じ伝染性の海綿状脳症の一種で、この最も有名な病気と同様、プリオンによって引き起こされるそう。プリオンは異常なタンパク質です。
ウイルスやバクテリアのように拡散して増殖する。主に北米地域でシカやトナカイ、ヘラジカに伝染する。
イタリアをはじめとするその他の地域で、あまり話題にならないのは、そのためです。一方、米国の新聞ではこの数週間、盛んに議論が行われています。
専門家たちは狂牛病と同じように、シカ慢性消耗病もヒトに感染しうると危惧しているのです。
初めて感染したのはミュールジカで、コロラド州の研究施設に収容されていました。異常な症状から、施設の研究者たちはすぐ、未知の病気を前にしていると気づきました。
しかし、海綿状脳症の一形態として認識されたのは10年ほどあとのこと。その間に、この病気は何匹かの野生の個体からも見つかり、その後も拡散し続けました。
この病気を引き起こすのは、すでに言及したようにプリオンです。ひとたび組織内に入ると、ほかのタンパク質をプリオンへと変えてしまう。病原体と同じように拡散されるのです。
シカやノロジカ、トナカイの場合、プリオンとの接触は通常、食事の間に起こります。病気の個体が汚染した草を健康な個体がかじると、変異したタンパク質に攻撃され、感染する。そして今度は、彼らが新たなプリオンを撒き散らすようになる。
人間がこうした経緯で感染する危険性はほとんどありませんが、“プリオン病”がヒトにとって危険なことに変わりはありません。狂牛病と同様、肉の消費を通じても、また場合によっては感染した動物の体液や体組織と接触するだけでも拡散しうるからです。
いまのところ人間への感染はまだ報告されていません。しかしプリオンは専門家たちが指摘しているように、多少の困難を伴うにせよ、ある種から別の種へと転移する可能性があります。
18匹のオナガザルに対し、さまざまな方法でシカ慢性消耗病を伝染させる実験が行われました。静脈への接種、脳への直接の接種、皮膚との接触、そして食物を介した接触も。結果として、感染したシカの肉をエサとして与えた5匹のオナガザルのうち、3匹が実際にこの病気を発症したのです。
正確には、プリオンが人間の体内でも増殖できると示されたわけではないですが、オナガザルは霊長類であり、進化論的に考えればトナカイやシカ、ノロジカよりもわれわれの種にずっと近い。つまり、異種間の感染によって人間が被害を受ける確率が非常に高まったということです。
“狂鹿病”、もしくは“ゾンビ鹿病”がヒトにも伝染する危険はあるのでしょうか? 少なくとも、このような病気が拡散して大惨事となることはほとんどないのでしょう。しかし、シカの猟師たちや、慢性消耗病が広まっている州の人里離れたコミュニティで暮らす住民たちにとって、危険はより現実的なものになりつつあります。
カナダでは政府が警告を発し、住民に鹿肉の消費を避けるように要請しました。一方、米国では多くの州で猟師に対し、仕留めた動物の肉を消費する前にテストを行うよう助言しています。病気がすでに根づいている地域では、汚染の可能性を減少させるために、計画的な火災の利用も検討しています。
いまのところ、確かなことはそれほど多くありません。しかし、これが米国だけの問題だと考えるならおそらく間違っています。慢性消耗病は数年前からノルウェーでも散見され、少数だが重要な事例が確認されています。
ゾンビ病の日本での認知度は低いです。他にもさまざまな動物の病気があると思うので、積極的に知っていくことが必要かと思います。
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