【2017年05月02日 今日の富士山】

おはようございます。昨日は突然の雷雨でビックリしましたが今日は良い天気です☆富士山は少し曇がかかっていますが明日は晴天になってきれいな富士山が見れることを願います♪
そんな今日は、1万円札に関する豆知識を紹介しようと思います^^
紙幣にも硬貨にも、ニセモノがつくられるのを防ぐため、さまざまな工夫がされ、常に新しいアイデアが採り入れられています。例えば福沢諭吉の肖像画が使われた1万円札が初めてつくられたのは1984年だけれど、このときの紙幣には、傾けると違った模様が現れるホログラムはなく、2004年にリニューアルされたときに初めて導入されました。
【意外と知らない、一万円札の豆知識】
<福沢諭吉の右側に3本線が入ってる!>
 すかして見ると、3本の縦棒が入っているのがわかる。5千円札は2本、千円札は1本という違いがあります。
<目の不自由な人も触れば金額がわかる!>
 表の左右下にある、縦棒と横棒が合わさったようなマーク(Lと)は、触るとザラッとしている。5千円札は八角形、千円札は横棒だけという違いがあるから、目の不自由な人も、触ると金額がわかる!
<線にしか見えないけど、拡大するとちっちゃな文字が!>
 遠くから見ると、ただの波線にしか見えない。拡大すると、とても小さな文字で「NIPPONGINKO」と印刷されている!あまりにも小さくてマネしようとしても困難だから、ニセモノを防ぐのに役立つ!
<1カ所に3つの模様が隠されている!>
 キラキラ光って見える部分は、角度を変えると異なる図柄が見える「ホログラム」というもの。少しずつ傾けていくと、「日本銀行のマーク」「10000」「桜」の三つの模様が次々に現れる。とても高度な技術が使われています。
<光にすかすと福沢諭吉が!>
 中央の丸の中を光にすかしてみると、福沢諭吉の肖像画が現れる。これは、印刷するより前の、お札用の紙をつくる(紙をすく)ときに、紙の厚さを変えることでつくる、「すき入れ」という技術が使われている!

もしもお札が破れたら、銀行に持っていけば交換してもらえる。ただし、全額交換してもらえるのは、3分の2以上が残っている場合のみ。5分の2以上3分の2未満の場合は半額になり、5分の2未満しか残っていない場合は、交換してもらえない。
細かい工夫を実現するには、とても高度な印刷技術が必要。そこで、国立印刷局には、工芸官というデザインや彫刻の専門職員がいます。デザイン専門の工芸官は、紙幣のもとになる絵(原図)を、筆や色鉛筆を使って精密に描く。彫刻専門の工芸官は、原図をもとに、特殊な彫刻刀を使って、金属板に点や線を一本一本刻み込み、印刷のための原版をつくるという役割があるそうです。

長年培われてきた伝統の工夫を受け継ぎながら新しいアイデアを採り入れ、高度な技術でそれを実現する。お金は、日本の伝統工芸品の一つといえますね!
この連休にお金を使う際、日本の技術を観察してみてはいかがでしょうか^^

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