20170228不動産のゆかりから見た富士山

【2017年02月28日 今日の富士山】

今日も朝から良い天気となりました♪いよいよ!今日で2月も終わります。もう3月に入りますね!すっかり春です♪少しずつ、暖かくなって来てくれている様な気もしますが・・・。三寒四温。まだまだ油断出来ませんね!暖かくなったり寒くなったりで、風邪をひかない様に気を付けて行きましょう!富士山は、今日は雲が多くて、何とかギリギリ、かなりうっすらではありますが隙間に見えてくれていました。もうすぐ隠れてしまいそうな感じです。今日も富士山を掲載した所で、昔話を1つ紹介します。今日は『雀とキツツキと山鳩』です。今日は、前半・後半と2つの話からなる、少し変わった昔話の作りになっていますよ。
雀とキツツキ(お話前半)-四国地方の昔ばなし

奉公に出ていた啄木鳥と雀の姉妹のところに「チチキトク」の知らせがありました。

妹の雀はまだ染めていない白い反物を大急ぎで着物に仕立て、道中どろんこになりながら父の元へ急ぎました。 姉の啄木鳥は父親より、綺麗な着物を仕上げることを優先し、父親が死んだ後にようやくやってきたんだそうです。

悲しんでいる雀に、啄木鳥は綺麗な着物を自慢します。そこへ神様が現れ「孝行者の雀は米を食べるように。親不孝な啄木鳥は木をつついて虫を食べるように」と言ったんだそうな。

それで、雀はどろんこの茶色い姿だが美味しい米を食べ、啄木鳥は綺麗な柄だが餌をとるのに苦労するようになったんだそうです。

山鳩(お話後半)

昔、あるところに人に言われたことの反対をやる、へそまがりな男の子がおりましたそうな。父親は息子を心配するあまり病気になってしまいました。

父親は考えました。自分が死んだら山へ埋めてもらいたい。でも山と言えば川に埋めるに決まってます。 そこで反対のことをいうことにしました。

「おっとうが死んだら川へ埋めてくれ。間違っても山へ埋めてはなんねえぞ」 そう言って、おっとうは死にました。 男の子はさすがに目が覚めました。「おっとう、おらがわるかった。おっとうの言いつけ通り、川っぷちに埋めてやるだよぉ」

へそまがりのせがれはたった一度、おっとうの言いつけを守ることにしました。 こうしておっとうの思っていたこととは全く逆に、川の側に埋められたのです。

ところがこの川は雨がふると、すぐに水があふれます。お墓もどうなるかわかりません。雨がやみ、また雨が降り、と繰り返していましたから、畑仕事どころではありません。

男の子はくたくたになって「おっとうよ、おらもうだめだ。おらが鳥だったらこんな時ぱーっと飛んでいけるのになぁ」

するとどうでしょう、男の子は気がついたら山鳩になって飛んでいたのでした。それから、山鳩は雨が少しでも降りそうになると、てておや(父親)のことを心配して「ててぽっぽ、ててぽっぽ」と谷や川を鳴きわたるようになったんだとさ。と言うお話。
今日は、鳥のお話しでしたね。雀がなぜお米を食べて、キツツキが木を突つくのか、『なるほどぉ~!』と思う話しでした。山鳩は、ちょっと切ないお話しでしたが、最後に息子さんが改心してくれて良かったですね。山鳩になってしまいましたが、いつでもお父さんの所に飛んで行けるなんて優しい気持ちが伝わる話です。
さて、明日からは3月!また新しい月に入ります。気持ちも新たに頑張って行きましょう!

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