20170227不動産のゆかりから見た富士山

【2017年02月27日 今日の富士山】

今週も始まりましたね!良い天気からのスタートです♪週末も天気が良くていい休日でした♪日中も暖かかったですしね!今日は少し朝は寒い様な気がしますが、日中は暖かくなってくれそうです。富士山は朝から真っ白な頭を見せてくれていましたよ♪「頭を雲の上に出し~♪」とはこの事だなって感じです。もう2月も終わりますね。特に、2月は28日までしかないので早いです。さて、今週も週の始めから富士山が掲載出来た所で、昔話に移りたいと思います。今日は『たにし長者』です。
子どものない夫婦は、毎日水神さまに子どもを授かれるようにとお祈りしていました。するとある日、おかみさんが産気づいたが、産まれた子どもはなんとたにしだったのです。それでも夫婦は水神さまからの授かりものと思って大事に育てました。そして20年の歳月が流れ、二人はすっかり年をとってしまったが、たにしはたにしのままだったそうです。

しかしある日突然、たにしが二人を楽にしてやると言うので、たにしに言われるままに、長者さまに納める年貢の米俵を馬にのせて、米俵の上にたにしを乗せました。たにしは上手に馬を操り、長者もすっかり感心して、自分の娘の婿にならないかと言いました。たにしは喜んで承知したが、長者の娘の内、姉のほうは、たにしの嫁になんかならねえと怒ってしまう。ところが妹のほうは、水神さまの申し子ならきっと良いことがあるでしょう、と言ってたにしの嫁になることを承知したんだそうな。

こうして長者の妹娘は夫婦と一緒に暮らして良く働いたので、夫婦もだいぶ楽になりました。こうして1年が過ぎ、たにしと嫁は薬師さまのお祭りを見物しに出かけたそうです。嫁は願掛けをしたいからと言って、たにしを田んぼのふちに置いて姿を消しました。それを見ていた長者の姉娘はたにしの好きな餌をまき、たくさんのたにしが田んぼからやって来ます。姉娘は次に「カラスでてこい、たにしやるぞ」と言うとたくさんのカラスがやってきてたにしをつつきはじめます。

そこへ嫁が戻ってきて、慌ててたにしの上にはいつくばってかばいました。すると帯の下のたにしが大きくなり、若者の姿になったのです。嫁の願いが通じてたにしは立派な若者になりました。その後二人は商売を始めました。たにしの亭主の話が評判となったおかげで店は大繁盛し、たにし長者といわれるようになったそうな。めでたし。めでたし。
なお話しでしたね。長者の妹娘さんはとても優しい娘さんですね。なかなか「たにし」のお嫁さんになるのは覚悟のいる事ですが、一緒になって一生懸命に働いてくれて、神様に願いが通じてくれて良かったですね!立派な若者となって、たにし長者と言われるまでになたんですから凄いです。ハッピーエンドの結末で良いお話しでした♪
今日からまた1週間の始まりです!元気に頑張りましょうね♪♪

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