【2025年12月10日 今日の富士山】

おはようございます。
昨日は帰宅時間に雹が降るほどの寒さでしたね。
今朝は富士山周辺雲がかかってますが、晴れて陽射したっぷり。朝の冷え込みは昨日より和らいでいる気がします。 乾燥注意報が出ているので、火の取り扱いや喉の乾燥にご注意を!
先日の寒冷地での地震で、冬場の災害への備えを考えさせられました。
防災グッズは夏用と冬用の2種類あると安心ですね。
今一度見直しておこうと思います。
週の真ん中水曜日も、富士山からパワーをもらって頑張りましょう!
それでは今日は“隠れインフル”について書いていきます。
気温の低下とともに風邪をひく人が増えてきたのではないでしょうか。10月以降、インフルエンザが流行しており、体調を崩したときにそれが風邪なのか、インフルエンザなのか分からないことがあります。
インフルエンザの典型的な症状は、38度以上の急な発熱、全身の倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状です。一般的な風邪と異なり、発症のスピードが非常に速いことが特徴です。
一方で、いわゆる“隠れインフルエンザ”と呼ばれるケースもあります。ワクチン接種を受けていたり、免疫がある程度働いていたりする人の場合、高熱が出ず、喉の痛みや強い倦怠感だけで経過することがあります。『熱が出ていない=風邪』と判断せず、全身のだるさ、関節痛、悪寒などが強いときは、インフルエンザの可能性も考えることが大切です。
一般的な風邪はくしゃみや鼻水、喉の痛みなどのいわゆる感冒症状の組み合わせが中心で、発熱もそこまで高熱には至りません。
一方、インフルエンザは、38度以上の高熱に加えて、全身の痛みや強いだるさといった全身症状が急速に現れます。受診の目安としては、症状が出てから12~48時間以内がお勧めです。その理由は、『発症から12時間以上経過するとウイルス量が増え、検査の精度が高まること』『タミフルやゾフルーザなどの抗インフルエンザ薬は発症48時間以内の服用が最も効果的であること』の2点です。高熱や全身の痛み、倦怠感がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
放置して対策を怠ってしまうと、職場や家庭内で感染を広げてしまうリスクが高まります。また、治療が遅れることで、肺炎や脳炎などの重症化につながることもあります。
仕事などで対面受診が難しい場合は、オンライン診療の活用も選択肢の一つです。必要に応じて早期に検査や治療につなげられます。
このほか、インフルエンザと新型コロナウイルスとでは、どちらも発熱や倦怠感、喉の痛み、せきなどの症状がみられるため、症状だけで区別するのは難しいのが現状です。
一般的に、インフルエンザは高熱や全身の痛みが急に出るのに対し、最近の新型コロナウイルスは症状の立ち上がりがやや緩やかで、喉の痛みやせき、嗅覚・味覚の異常が目立つ傾向にあります。
ただし、いずれも発症初期は似た症状のことが多いため、自己判断せずに受診や検査を受けることが重要です。
高熱が出ない「隠れインフルエンザ」は、気づかないうちに感染を広げ、ご自身の体を消耗させる油断大敵の感染症です。
「いつもと違う体の辛さ」を感じたら、熱の有無にかかわらず早めに医療機関に相談しましょう。

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