【2025年10月28日 今日の富士山】

おはようございます。
気持ちの良い快晴の朝♪ちょこっと雪化粧をした富士山が久しぶりにお目見えです^^
秋も深まり、空気が澄んで鮮明に見えるようになってきました。
これからの季節には、色付いた山々と富士山が楽しめますね。
ここ数日は暖房ONで過ごしていましたが、昨日から暖房なしでも暑いくらい。
予報と実際の体感温度が違ったりするので、臨機応変に調整できるような服装選びをしなければ…!
場所によって全然気温が違うのでお気をつけください。
10月最終週も頑張っていきましょう!
それでは今日は“招き猫”について書いていきます。
店先やお土産屋、飲食店のカウンターなどでよく見かける招き猫。一見するとただの可愛らしい置物ですが、実はこの猫には長い歴史と深い意味が込められています。招き猫は単なる飾り物ではなく、その名前の通り「幸運を招く縁起物」として日本人に親しまれてきました。特に江戸時代から続く伝統があり、現代に至るまで多くの人々に愛されています。
招き猫の特徴といえば、片手を挙げている姿勢ですよね。実は、その左右どちらの手を挙げているかによって、異なる意味が込められています。
右手を挙げた招き猫:金運を呼び込むと言われています。特に商売繁盛を願う際にこのタイプが選ばれることが多いです。店先に置かれている右手招き猫は、きっとその経営者の願いが込められているのでしょう。
左手を挙げた招き猫:人を招き、縁起を良くする役目を果たします。よく飲食店や宿泊施設など、人がたくさん集まる場所で目にすることがあります。
さらに、手を挙げる高さにも意味があるという説をご存知ですか?「高い位置に手を挙げる猫ほど遠くの幸運を招く力があり、低い位置で手を挙げる猫は近くのご縁を招く」とも言われています。このように、一見シンプルなデザインに見える招き猫ですが、実はとても考えられた意味を持っているのです。
招き猫がどこから来たのか。その起源もまた奥が深く、様々な伝説や物語が存在します。ここでは、特によく知られている2つの説をご紹介します。
東京都世田谷区にある「豪徳寺」は、招き猫の発祥地として有名です。豪徳寺に伝わる物語によれば、ある日、一人の武士が通り雨に遭い、雨宿りの場所を探しながら寺の近くを歩いていました。その時、寺の中にいた一匹の猫が、武士に向けて手招きをするようなしぐさを見せたそうです。不思議に思った武士が猫の方へ歩み寄ると、直後に稲妻が直撃。もしそのまま歩いていたら命を落としていたかもしれないと、その武士は猫に感謝し、寺を支援したと言われています。この出来事が「招き猫は幸運を招く存在」として人々に伝わるきっかけとなりました。
東京の今戸地区は、招き猫の制作に欠かせない「今戸焼」という陶器が有名です。この地では江戸時代から焼き物が栄えており、招き猫はその中でも特に代表的な製品となりました。現在も今戸地区を訪れると様々なデザインの今戸焼招き猫が販売されており、多くの観光客で賑わっています。
ほかにも、大阪や京都には「招き猫」に関する伝承が残っていますが、多くの場合、共通点として「人々の願いや感謝」を象徴する存在として語られています。
通常、招き猫は白い陶器のものが定番ですが、実はその色には特別な意味が込められている場合があります。次は、色ごとに異なる招き猫のパワーについて解説します。
白色:純粋さや一般的な幸運の象徴。一番広く知られているスタンダードカラーです。迷ったらまずはこの色が最適!
黒色:魔除けや厄除けとして特に人気。家内安全や交通安全祈願としても好まれています。
金色:金運や財運の象徴。特に商売を営む方には定番の色。財布の中に小型の金色の招き猫を入れている人も見かけます。
赤色:健康運の象徴。昔から赤は魔除けの力があるとされ、特に子どもの健康を願う家庭が選ぶことが多いです。
緑色:意外と知られていませんが、緑色は学問や知識に関する運気を向上させるとされています。
ピンク色:恋愛運アップに最適。デート運や結婚運を上げたいときに飾ると良いと言われています。
カラフルなバリエーションが増えることで、縁起物としての用途も幅広くなり、現代風のインテリアとしても楽しまれています。
愛知県常滑市の「とこなめ招き猫通り」では、巨大オブジェからミニサイズまで様々な招き猫を見ることができます。道中に並べられた数百体の猫たちが出迎える光景は圧巻で、SNS映えするスポットとしても知られています。
招き猫は、日本だけでなく世界中で愛されています。例えば中国では「Lucky Cat」、欧米では「Fortune Cat」として知られており、特に金色や赤色のデザインが海外で大人気。外国人観光客が土産として購入することも多いです。
訪日旅行の思い出として何か日本らしいものを持ち帰りたいなら、招き猫がぴったりです。人気の理由は、サイズがコンパクトで持ち運びしやすいこと。さらに、色ごとの意味を伝えながらプレゼントすれば、受け取った人も喜ぶこと間違いなしです。
招き猫はその見た目以上に深い歴史と意味を持っています。特に、一つ一つの色やデザインに込められた役割を知ると、さらに興味が湧いてきますよね。豪徳寺や今戸地区を訪れた際には、自分だけの招き猫を見つけてみるのも一興です。
縁起を担ぎたい時やちょっとした幸運を頼みたい時、招き猫がそばにいれば心強い存在になるでしょう。ぜひ、自分にとってピッタリの一匹を見つけてみてください!

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