
【2025年7月31日 今日の富士山】
昨日は津波警報にハラハラした1日でしたね。大きな被害はなく安堵しました。
現在は注意報に変わっていますが、沿岸部では引き続き警戒が必要ですね。
さて、今朝は雲一つない快晴となりました!
綺麗な富士山が姿をみせてくれています^^
今日も暑くなりそうですね。40℃超えの災害級の暑さになるところもあるようです。
このペースだと8月はどうなってしまうんでしょうか…。
引き続き熱中症対策をお願いいたします!
あっという間に7月最終日。
平和に過ごせることに感謝しつつ、慌しい月末も頑張っていきましょう!
それでは今日は“卵の紅白”について書いていきます。
ほとんどの方が、日々当たり前のように購入しているニワトリの卵ですが、スーパーなどで販売されている卵には、白っぽいものと赤っぽい(茶色っぽい)ものがあります。
白い方は“白玉”、赤い方は“赤玉”とも呼ばれていますが、実はこれらには、それほど大きな違いがありません。
見た目が違うだけで、味や栄養素はどちらも同じです。
そのため、「赤い卵の方が良い卵」といった噂は、事実ではありません。
では、なぜ同じニワトリの卵にもかかわらず、色の違いが出るのでしょうか?
主な理由としては、以下のことが挙げられます。
・ニワトリの種類が異なるから
・生活環境が異なるから
・ニワトリの年齢が異なるから
ニワトリの種類によって、産まれる卵の色は変わってきます。
ニワトリには、大きく分けると全身白い羽で覆われているものと、茶色い羽で覆われているものが存在しますが、白い羽のニワトリは白い卵、茶色い羽のニワトリは赤い卵(茶色い卵)を産むのが一般的です。
茶色い羽のニワトリは、プロトポルフィリンという色素を分泌することによって、赤っぽい卵を産みますが、白い羽のニワトリには、こちらの色素が存在しないため、白い卵をそのまま産むという仕組みです。
ちなみに、品種改良が行われているニワトリの場合は、必ずしも羽の色通りの卵を産むとは限りません。
また、白い羽のニワトリと茶色い羽のニワトリを掛け合わせた品種の場合、ちょうど中間にあたるピンクっぽい色の卵を産みます。
卵の色は、ニワトリの生活環境によっても変わってきます。
具体的には、明るい場所に滞在する時間が長い場合に、白っぽい卵を産みやすく、暗い場所にいる時間が長い場合に、赤っぽい卵を産みやすくなります。
こちらは、明るい場所では白っぽい卵の方が、暗い場所では赤っぽい卵の方が目立ちにくく、外敵に襲われる可能性が低くなることが理由です。
つまり、ニワトリは卵を外敵から守るために、生活環境に合わせて卵の色を変えているということです。
ニワトリが卵を産み始めるのは、ふ化から5ヶ月ほど経過してからです。 また、このときに産まれる卵は、光沢やツヤが目立ちますが、ニワトリが年齢を重ねていくにつれて、少しずつ光沢やツヤは失われていきます。
白い卵を産むニワトリの場合は、そこまで違いが出ることはありませんが、赤い卵を産むニワトリの場合、年齢を重ねていればいるほど、ピンクに近い薄い色の卵を産む傾向にあります。
「赤い卵の方が良い卵」「赤い卵は栄養がある証拠」
このような噂を聞いたことがある方、認識を持っている方は、決して少なくないとおもいます。
しかし、前述の通りこちらの考えは間違っています。
では、なぜこのような認識を持つ方が多いのでしょうか?
大きな理由として挙げられるのは、やはり値段の差です。
スーパーなどで販売されている卵は、白玉よりも赤玉の方が高い場合が多いです。
それにより、“値段が高い=良い卵”と認識する方が増えていることが考えられます。
赤い卵の方が高いのは、白い卵よりも栄養があったり、味が優れていたりするからではありません。
赤い卵を産むニワトリの方が、白い卵を産むニワトリよりも大食いであり、エサ代がかさむというのが理由の1つです。
赤い卵の値段が高い理由の1つは、このような卵を産むニワトリが大食いであり、エサ代がかかりやすい分、値段を高くして回収しなければいけないからです。
では、なぜ養鶏場では、このようなことをしてまで、赤い卵を産むニワトリを飼育するのでしょうか?
同じ味、栄養素の卵なのであれば、白い卵を産むニワトリの方がエサ代はかかりませんし、卵をわざわざ高い値段で売る必要もないように思います。
しかし、実際はエサ代を高くしてでも、赤い卵を高く販売した方が利益は出やすくなります。
その理由としては、やはり「赤い卵の方が良い」というイメージが強く、多少高い値段であっても、赤い卵が売れやすいということが挙げられます。
養鶏場の方にも生活があるため、手間やコストがかかっても、それ以上のリターンを期待できる方を選ぶことは、至極当然のことです。
「赤い卵の方が良い」と同じくらい有名なのが、「黄身の色は濃い方が美味しい」という噂です。
実は、黄身の色の濃さも、卵の味とは無関係なのです。
黄身の黄色は、ニワトリの飼料であるトウモロコシ等に含まれるカロテノイド色素由来ものであり、多くの養鶏場では、色を濃くするためにパプリカやマリーゴールドなどを飼料に追加しています。
また、米を中心にニワトリを育てた場合でも、色素を加えれば黄身は黄色くなります。
つまり、黄身の色の濃さは、美味しさや新鮮さではなく、エサの内容によって変わってくるということです。
極端な話、食品添加物などの規制に引っ掛からない範囲であれば、卵の色は何色にでもコントロールすることができます。
ちなみに、欧米では日本より黄身の色が濃くない卵が多く流通しています。
その理由は、トウモロコシよりも麦などを多く食べさせることであり、黄身の色は日本のようなオレンジに近い黄色ではなく、レモンのような色をしています。
その他、消費者があまり濃い色を好まないというのも、欧米の黄身が白っぽい理由の1つです。
インドなどのアジア諸国でも、黄身が白っぽい卵は多く流通しています。
赤玉の卵のほうが売り場では人気があるように感じますが、実際のところ栄養価は同じ。色を気にせず、料理内容やその使い方で、卵の大きさを基準に選んだほうがよさそうですね。
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