【2025年1月15日 今日の富士山】

おはようございます。
晴天続きの富士市。今日も富士山が顔を出してくれています^^
山頂から雲がモクモク出ているように見えますね。
風が冷たいですが、日中は桜が咲く頃の気温まで上がるようです。
暖かいと元気が出ますね!このまま暖かい日が続いてほしい…!
くれぐれも寒暖差にはお気をつけください。
週の真ん中水曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“たい焼き”について書いていきます。
今日1月15日はたい焼きの日です。神奈川県横浜市西区に本社を置き、たい焼き、生菓子、甘栗の輸入販売などを手がける株式会社くりこが制定しました。
日付はたい焼き専門店として首都圏に多店舗展開している「くりこ庵」の旗艦店の横浜西口店が開店した2002年(平成14年)1月15日を記念日としたもの。
江戸時代から続く日本特有の菓子であるたい焼きの記念日を設けて、さらなるたい焼き文化の発展と活性化を図るのが目的としています。
「たい焼き」は、あんこを小麦粉の生地で包んで焼いた和菓子で、鯛の形をした金属製の焼き型で作られます。
最近では、カスタードクリームやチョコレートなど、あんこ以外のものが入っているものもありますね。形は違いますが、「今川焼」や「回転焼き」と似ています。
諸説あるのですが、たい焼き誕生の起源を調べると、たい焼きは「今川焼き」から派生したもので、1909年(明治42年)に創業した麻布十番の「浪花家総本店」が発祥の店だといわれています。
日本の食文化を解説している『たべもの起源事典』(東京堂出版/著者:岡田 哲 編)という本によると、「浪花家総本店」の初代・神戸清次郎さんが、今川焼きを始めたところ一向に売れず、亀の形の亀焼きも失敗し、鯛の形にしたところ飛ぶように売れたそうです。
鯛の形にした理由は「めでたい」縁起物だから。亀も縁起物のひとつですが、亀ではなく鯛の形が売れた理由は、明治時代は鯛が今よりも高い「高級品」だったため、庶民はなかなか口にすることができなかったからではないでしょうか?
縁起物の形をした食べ物は、他に「鈴カステラ」があります。なぜ鈴なのかというと、鈴はその音で邪気を追い払い清める力があるという縁起物だからです。
では、鯛はなぜ縁起がいいといわれるのでしょうか?
「めでたい」という言葉に「たい」が含まれているという、語呂合わせが大きな理由でしょう。語呂合わせは、ある文字に他の音や意味を重ねて考える、言葉遊びです。鯛の他にもたくさんあります。例えば、昆布(こぶ)がめでたいのは、「よろこぶ」という言葉の一部となっていることが大きいです。
昆布は、古くは「広布(ひろめ)」と呼ばれていたことから「お披露目の場にふさわしい縁起物」として用いられる。また、昆布の繁殖力の強さから「子孫繁栄」の願いを込めて、結納品として「子生婦(こんぶ)」という字が当てられています。
日本文化においては、ある意味で言葉遊びのようなものでも、言霊といって意味があると考えたりするのです。
お祝いごとの際に登場する「鯛の姿焼き」は、昔から「目出鯛(めでたい)」と呼ばれていました。頭から尾まで食べることに結び付け「最初から最後まで成し遂げる」という意味が込められています。また、鯛の体が赤いことも一つの理由です。赤はめでたい色なのです。
たい焼きは鯛を原料に使っていません。しかし、「たい焼き」という名前をつけたのはその形を見て鯛を連想するからです。言葉にこのような使い方があるのです。しかし、必ずしも、「〇〇焼き」が「〇〇の形に焼いたもの」とは限らない点に注意しましょう。
例えば、イカ焼きは本物のイカを焼いています。これは、あんこ入りのイカの形をした和菓子ではありません。タコ焼きは、小麦粉の生地にタコを入れて焼いていますね。「〇〇焼き」といっても「実際の〇〇を焼いたもの」と「〇〇の形に焼いたもの」があるのです。ややこしいですね。
たい焼きが鯛の形をしているのは、今川焼きのような丸くてシンプルな形ではなく、縁起物の鯛の形にしたところ、庶民のおやつとして飛ぶように売れたから。他の縁起物ではなく鯛の形が定着したのは、縁起物の中でも鯛は特に庶民の憧れだったことが理由だったのでしょう。
美味しいだけではない、もう一つの価値がついたんですね。

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