【2024年11月29日 今日の富士山】
今朝の富士山、ふわふわの雲帽子を被っております。
雨を告げる笠雲ではないようですね。
冷えてるのですごいくっきり!雄大さが増してご利益ありそうです♪
昨日よりは弱まってますが、時折鋭い冷たさの風が吹きます。
風を通さない上着を羽織ってお出かけください。
体調を崩しやすい季節ですので、気をつけながら金曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“ホット麦茶”について書いていきます。
冬の悩みの一つといえば、血行不良。
寒さにより血管が収縮して血流が悪くなったり、外気の乾燥によって体内の水分が奪われ、血液の濃度や粘度が高くなったり……。
こうして気づけば血液がドロドロになんてことも。
そんなときおすすめしたいのがホット麦茶での水分補給!
なんでも、麦茶を温めて飲むことで冬の血行不良に効果があるのだとか。
香ばしく、心も体もホッと癒やされるような麦茶の香り。 じつは、体の血行を改善する効果があるという研究結果が報告されているんです。
その効果とはおもに2つ。
1.血液をサラサラにして流動性を高める
香ばしい香りの素である「アルキルピラジン」という成分には、血液の流動性を高める効果があります。血液がサラサラになることで血行不良が改善、冷えが解消されるだけでなく、脳梗塞などの病気を引き起こす動脈硬化の予防に。香りが強ければ強いほどその効果も高まるそう。
2.緊張状態の体をα波でリラックスさせる
α波は心身ともにリラックスできているときに出る脳波。麦茶の香りをかぐことで、香り成分の「アルキルピラジン」がα波の出現量を増加させ、副交感神経が優位になってリラックス状態に。α波が体の緊張を解いて血管が拡張することで、血流がよくなる効果も!
つまり……麦茶をホットで飲めば香りがアップ&体が温まる!
香りの分子は揮発性なので、温度が高くなればなるほど気体になり、香りが拡散しやすくなります。麦茶の香りの効果を充分に引き出すためにも、ぜひ「ホット」で!
体の中からあたたまるので、寒いからと水分補給を怠りがちな冬にぴったりな飲み方ですよね。
ホット麦茶のすごい効果がわかったところで、重要なのはその飲み方。
一般的なティーバッグタイプでいちばん香りが出るのは「煮出し」抽出。
鍋ややかんで湯約1リットルを沸かして麦茶のティーバッグ1個を入れ、5~10分煮出したら火を止めます。ふたをしたまま1時間ほど蒸らし、ティーバッグを取り出したら完成。煮出す手間はかかりますが、香り高く濃い麦茶が作れるのがメリット。
「湯出し」や「水出し」をレンジで温めて飲んでもOKです。
体が水分を吸収できる量は、1回でわずか200ml程度。
一度に大量の水分を飲んでもすべて吸収できるわけではなく、余剰分は尿や汗となって体外に排出されてしまうんです……。
そこでおすすめなのが、1時間ごとにコップ1杯(約200ml)のペースで継続的に水分補給をする「点滴飲み」!
冬はホット麦茶を少しずつこまめに飲むことで、体の中の水分量を一定に保てます。
麦茶に限らず、「香り」は時間がたつととんでしまいます。いちばん香りが強いのはやはり作りたて。できるだけ早めに飲むことを心がけつつ、保存する際はふたで密閉して、香りを閉じこめておくのが◎!
ただし衛生面からも、作ったその日のうちに飲みきるようにしてくださいね。
「点滴飲み」で体の水分量が保たれていても、汗として突発的に排出される水分はそのつど補わなくてはいけません。
運動前はもちろん、意外と汗をかいて脱水症状を起こしやすいのが入浴!
入浴の30分前にも、コップ1杯のホット麦茶を飲むことで脱水予防になります。また、冬でも寝ている間に汗をかくので、就寝前にもコップ1杯飲むのがおすすめです!
夏のイメージが強い麦茶ですが、温めて飲むことで冬にもうれしい効果があるとは驚きですよね。
冬の血行不良対策&水分補給にうってつけの「ホット麦茶」。
みなさん、ぜひお試しを!
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