【2024年11月28日 今日の富士山】

おはようございます。
雲一つないスッキリした快晴。ポカポカ陽気で朝から暖かいです♪
富士山もばっちり見えてますね!昨日より若干雪が少なくなったような…。
鮮明に見えるので魅入ってしまいます^^
予想最高気温は16℃と昨日よりは気温が上がらないので服装にご注意ください。
気が付けば11月も残りわずか。そろそろ今年の残り日数のカウントダウンが始まりますね。
時の流れが早すぎます。1日1日を大切に過ごしたいと思います。
慌しい月末も体調に気をつけて頑張りましょう!
それでは今日は“鏡餅”について書いていきます。
お正月に向けて、門松やしめ縄、鏡餅などの「お正月飾り」を準備しているご家庭も多いのではないでしょうか。日本では昔から、新年を迎える前にこれらを家に飾っておく風習が受け継がれていますが、どういった意味が込められているかご存知ですか。
しめ縄や門松の正月飾りは、お正月に家々を訪れる年神様をお迎えするための目印となり、鏡餅は神様に滞在していただくための「依り代(よりしろ)」です。
鏡餅は、大小2つの丸い餅を重ねたものを指し、上に橙が載っているものを見たことがある人も多いでしょう。古くは源氏物語にも鏡餅と考えられる表現があることから、平安時代にはすでに存在していたと言われています。
鏡餅の名前は、昔の鏡の形に似ていることからそう呼ばれています。昔の鏡は青銅製の丸形で、神様との関わりも深いものでした。この世のあの世の境界とも考えられ神事で用いられたり、光を反射して太陽のように光るために、日本神話で太陽の神様とされる天照大神に見立て御神体として祀られたり、神聖なものとして考えられていたのです。
また、鏡餅は日本書紀に出てくる三種の神器を表している説があります。餅は八咫鏡(やたかがみ)、橙は八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、串柿は草薙剣(くさなぎのつるぎ)を表しているという見方も。このほか、鏡餅の形の由来には諸説あり、人の魂がこもる「心臓」を模している、稲作に欠かせない「太陽」の形を意味する、などの説もあります。
鏡餅は、大小の2つのお餅を重ねることで、月(陰)と日(陽)を表しているとも言われます。幸福と財産(福徳)が重なって縁起がよいと考えられているほか、円満に歳を重ねるという意味も込められているのです。
鏡餅は2段のものをよく目にしますが、地域や置く場所によっては3段のものもあるようです。
現在では、お年玉と言えばポチ袋に入った現金のことを言いますが、鏡餅(丸餅)がお年玉の役割を担っていました。
年末にお供えする鏡餅は、1月11日に鏡開きをしてお雑煮やおしるこにして食べます。年神様が宿る鏡餅を食べて運気や力を体に取り入れることで、その一年の健康と豊作にあやかれると考えられていたためです。鏡餅は、年神様の代理人とされる家長が家族に分け与え、この餅を「歳魂(としだま)」と呼んでいたことから、お年玉の由来は鏡餅だとされています。
なお、お年玉がお金になったのは江戸時代からはじまり、昭和の高度経済成長期に広く浸透したと言われています。明治時代には、家庭によって丸餅が渡されたり、お金が渡されたりしていたのですね。
今年はコメ不足や物価の上昇の影響が大きく鏡餅の価格も去年より上がっているということですが、鏡餅は一年のはじまりに欠かせない年神様が宿る大切な居場所。正月は、鏡餅から新年のパワーをいただいてはいかがでしょうか。

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