【2024年10月11日 今日の富士山】
少し雲がかかっていますが、今日も富士山が綺麗にみえています♪
日中は気温が高い日が続くようなので、初冠雪は来週かな?
今日は降水確率0%!夏に使っていた薄い布団など洗濯するのにうってつけです^^
一日の寒暖差が大きいので、体調を崩さないようお気をつけください。
明日からは連休ですね♪3日間ともお出かけ日よりになりそうです♪
気合い入れて今日一日頑張っていきましょう!
それでは今日は“カルシウム不足”について書いていきます。
日常生活の中で「イライラ」してしまうことは誰にでもあるもの。そんなとき、「カルシウムが足りてないんじゃない?」「牛乳飲みなよ」と言ったり、言われたりしたことがある人、わりと多いのではないでしょうか。
確かに「イライラするのはカルシウム不足だから」とはよくいわれていますが、医学的観点でみたとき、この通説は「事実」といえるのでしょうか。
俗に「イライラするのはカルシウムが足りていないから」とよくいわれますが、結論からいいますと、これは事実ではありません。
カルシウムの99%は骨や歯に存在し、残りの1%は血液中や細胞内に存在します。血液中のカルシウムは神経や筋肉の動きを調整したり、血液の凝固作用を促進したりする働きがありますが、そもそも、血液中のカルシウムが減ると、代わりに骨が溶け出してカルシウム濃度を一定に保っています。そのため、「血液中のカルシウムが減る」ことは通常ありません。
つまり、血液中のカルシウムが不足するという事態が通常起きないため、「カルシウム不足が原因でイライラする」ということもないのです。
先述したように、カルシウムは神経の伝達に関係するため、「不足すると精神的に不安定になり、イライラする」と考えられ、“誤解”として広まっていったのではないでしょうか。
では、カルシウムと「イライラ」は本当に何の関係もないのでしょうか。実は、これについては、一概に「全くの無関係」ともいえない部分があります。
例えば、「寝る前に、温めた牛乳を飲むとよく眠れる」といわれるように、確かに牛乳にはイライラを抑制する働きがあります。しかし、それは牛乳がカルシウムを多く含むためではなく、食品に含まれる必須アミノ酸のトリプトファンが多く含まれているからです。
別名「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンには、精神を安定させる働きがあり、このセロトニンの原料となるのがトリプトファンです。牛乳にはトリプトファンが多く入っているため、イライラを解消・予防する効果が期待できるのです。
このトリプトファンは牛乳を含む乳製品以外にも、肉や魚、バナナなどに多く含まれています。これらの食品を積極的に取り、セロトニンの生成を促進するために日光浴をしたり、お風呂にゆっくりと入ってリラックスしたりすると効果的ですよ。
なお、カルシウムが慢性的に不足すると「骨粗しょう症」のリスクが上がるので、積極的にカルシウムが含まれる食品を摂取しましょう。カルシウムは乳製品や大豆製品、小魚や野菜などに多く含まれます。魚やキノコなどに含まれるビタミンDを一緒に摂取すると、カルシウムの吸収率が上がるので、ぜひ組み合わせて摂取したいですね。
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