【2024年9月5日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は淡いブルーの空が広がり、久しぶりの富士山日和です!
通勤時は冷房をつけなくても、窓を開ければ心地よい風が入ってくるようになりました♪
これから32℃まで気温が上がる予報。まだまだ日中は暑いですが、季節が一つ進んだ気がします。
最近は秋の味覚スイーツが増えてきたので、既に食欲の秋状態です。
秋が好きな人にはたまらない季節ですね♪
秋の味覚はもちろん、紅葉を見に行くのも今から楽しみです。
週末までもう少しの木曜日。上手く休息をとりつつ頑張っていきましょう!
それでは今日は“ポータブル電源”について書いていきます。
台風10号は過去になく停滞し、日本中のあちこちで停電をもたらしました。停電になると照明が使えないだけでなく、スマホじゃ充電できず、パソコンも使えません、なかには水道が止まってしまう場合もあります。そして一番の心配は冷蔵庫です。
そんな心配を払拭してくれるのが「ポータブル電源」です。普段はコンセントにつないで充電し、停電時に使います。オプションでソーラーパネルを用意しているものもあり、太陽光で充電することも可能です。
スマホを充電する「モバイルバッテリー」はよく知られています。最近は大容量になって、スマホを10回以上も充電できるものまで登場しました。
では、ポータブル電源はモバイルバッテリーと何が違うのでしょうか?
一番の違いは、ポータブル電源は壁のコンセントに差し込んで使う家電を動かせることです。ほとんどが車のシガーソケット用の電源(12V)からも出力できます。USBでは昔ながらの大きなコネクタ(タイプA)も、新しい機種で使われている小さいコネクタ(タイプC)も備えていて急速充電にも対応しています。
災害時にスマホを常夜灯として使うのはオススメできません。すぐに電池切れを起こしますし、何よりスマホは災害情報を得るツールとして活用すべきです。
また、懐中電灯は一晩程度であれば常夜灯として使えますが、長期間使うのは難しいです。乾電池はすべて売り切れてしまいます。ですから、懐中電灯は移動中の照明として温存しておきましょう。
電気の復旧は水道やガスに比べると非常に早く、東日本大震災や熊本地震では2~3日で過半数が復旧しました。
政府が想定する首都直下型地震でも6日間なので、その間の停電をやり過ごせるポータブル電源を用意すればOKです。
ポータブル電源は大容量になるほど高額です。生命保険などと同じで、リスクと予算を見比べて、停電に備える基準日数を決めましょう。
停電では、熱に関する家電はできるだけ使わないようにします。電気を使った熱は非常に効率が悪く、ポータブル電源でもあっという間にカラになってしまいます。
ストーブや炊飯器、コーヒーメーカー、トースター、レンジ、冷蔵庫など、熱に関する家電はたくさんありますが、これらには使わないようにしましょう。停電時に調理をしたいなら、携帯用のガスコンロを使います。
気になる冷蔵庫ですが、冷蔵庫自体がクーラーボックスのように保温材でがっちり密封されているので、停電になったからといってすぐにポータブル電源につなぐ必要はありません。
夏場で冷蔵室が温まりだしたら、翌日の食材として使う冷凍肉などを保冷剤として冷蔵庫に入れるなどして対応します。冬場であれば、冷蔵室の中身をごっそり屋外の日陰に移動してしまうなども手です。
冷凍庫の食材も溶け始めてきたら、そこで初めてポータブル電源に接続します。その際、温度設定をできるだけ高めにするとバッテリーが長持ちします。
9月の防災シーズンや台風シーズンになると、家電量販店にはポータブル電源コーナーができ、さまざまな製品が陳列されます。また昨今では、南海トラフ地震への警戒から、季節を問わず、防災コーナーが設けられています。
まずはメーカーや必要最低限な機能をチェックしてください。
モバイルバッテリーや、スマホ、掃除機などで使われているリチウムイオン電池。ポータブル電源にもリチウムイオン電池が使われていますが、モバイルバッテリーとちょっと違う「オリビン型リン酸リチウム電池」が使われています。
一般的なリチウムイオン電池は、充放電を500回繰り返すと性能が低下(使える時間が短くなる)してきますが、オリビン型リン酸リチウム電池は4000~5000回の繰り返し充電で、ようやく性能が低下し始めます。
ですので、購入後に停電を想定したシミュレーションを何度かしても、ほとんど劣化することはありません。
フル充電になったらコンセントを抜くということは基本的にはしなくて大丈夫。メーカーではコンセントにつなぎっぱなしの状態で、およそ10年程度の停電に備えられるとしています。
さらに、10年の寿命をより長く使うためのアドバイスをすれば、次の2点になります。
・1日中日が当たらず涼しい場所に設置する
・フル充電(100%)になったらコンセントを抜き、80%まで減ったら再度充電する(何カ月も使わないと自然放電するため)
実はどちらも「熱」を避けています。モバイルバッテリーやスマホの充電でご存じの通り、充電中は電池が少し熱を持ちます。フル充電のままコンセントをつないでおくと、つねにバッテリーが温まった状態になるので、フル充電でいったんコンセントを抜くことをお勧めします。
また一般的に、リチウムイオン電池の劣化防止には、60~80%充電した状態で保管するとよいといわれています。ポータブルバッテリーの使い道を考えると、60%の保存だといざというときに使える電力が少なくなるので、80%で再充電をお勧めしています。
その際も1回の繰り返し充電にカウントされるのでは? と心配でしょうが、80%→100%に充電した場合の劣化は非常に少ないので、安心してください。
南海トラフ地震が予測されている地域では、いつ災害が発生するかもわからないので、コンセントにつなぎっぱなしにしておくといいでしょう。影響の少ない地域では、気象庁から警報が出てからフル充電にしても数時間で充電完了します。
ポータブル電源には残量計がついているので、地域の防災情報を収集して、電力復旧までの予測日数をにらみつつ、省エネをしながら必要な家電を使うようにするのもポイントです。
ポータブル電源選び、そして停電をやり過ごすには、危険予知と同じで「認知」して「予測」することが大切です。

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